家で古典を一時間も歌ってると、声が出んなります。
高音で伸ばし続けたり、低音でうなったり・・・と
かなり喉を酷使します。
一時間後には会話もままならんくらいです。トホホ・・・。
当然先生宅でも出んなります。
特に先生の前では、いつも以上に気張ってるんで、20分もすると
出んなってきます。
家では少し休んだりするけど、先生の前ではそうもいきません。
「んぞぉよ~~~~ぉ~ガラッ・・・コホッ・・お~~~ガラッ・・・」
(ヤバイッ!ガラってきたぁ!)
みるみるうちに、安物の旅行カバンをでこぼこ道でころがしてるような
聞き苦しい『ガラガラ声』になってきます・・・。
「ガ~ラガラガ~ラ~~~。 ガ~~ラガラ~ッ」
まるで、うがいしながら歌ってる状態。
運悪く、先日は次のお稽古のお弟子さんが早めに来てしまったんで
このガラガラ声をずっと聞かれてました・・・。恥ずかしい・・・。
『いづもばもう少じまじなんでず~ガラッ・・・。
ぼんどなんでず~ガラッ・・・。』
なんて言い訳をすることも出来ず・・・。
一度先生に聞いたことがあります。
私 「なんでこんなに声が枯れるんでしょう?」
先生「うん。練習不足やな。」
私 「・・・はいぃ・・・」
いつものように、シンプルかつ的確な答えでした。