♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

『ラッセルの幸福論。』

2017年12月01日 | フリ~日記

師走の海

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NHKの番組「100分で名著」。
世界中で読まれてる 名著と言われてる本を紹介する番組です。
興味のある本のときは観るようにしてます。

今回取り上げられてたのは 哲学者のバートランド ラッセルの「幸福論」

何となく見てたら これが かなりおもしろい内容だったんですね。

簡単にいうと
「人が幸福になるためにはどうすればいいのか?」

という 人類の永遠のテーマについて 論理的に方法論を述べてる内容です。

最近 自己啓発本って流行ってますよね。
この本もそんな感じかな? と 思ってたんです。

こういう本って読み終わった瞬間は「なるほど〜!」って納得するんだけど 結局それっきり。
もう一度本を開くこともなく本棚に忘れられてる…
みたいなパターンがほとんど。

特に 今よく売れてる自己啓発本って 同じ著者が同じような内容の本を
奇をてらったタイトルをつけて次々と出す…みたいなのが主流。
さすがに もうお腹いっぱい。

でも ラッセルの「幸福論」は そういった本とは一線を画す内容でした。

この本で述べられてる内容は 哲学者ラッセルならではの奥深くてとても論理的な言葉ばかり。
そこが時代を超えてこの本が受け入れられてる理由なんでしょうね。

だったら 安易な自己啓発本を何冊も読むより この一冊を何度も熟読するのが一番です。


例えば…
私が驚いたのは もう何十年も前に ラッセルは現在のSNSの問題に対する答えを書いている ということ。
もちろん その時代にSNSなんてないですから そのことズバリを書いたわけではないんですけどね。
でも 書いてることが 今の時代にも充分通用するんです。

ラッセルは 人々がSNSの書き込みに悩んだり苦しんでる問題の解決法を ズバリこう書いています。

「無視」すること だと。

そして もうひとつ。
世の中の人々が 社会や人に対して もっともっと「寛容」になることだ…とも。

これって まさしくネット社会の様々な問題に対するドンピシャな答えですよね。

特に 2つ目の 「人に対して寛容である」ということ。
最近ニュースでよく見る イヤがらせ運転での事故や ネットでの心無い書き込みによる事件。
こういうニュースを見るたびに ホント寛容であることの大切さを思い知らされます。

その他にも 興味のある内容が盛りだくさん。
どうしても番組のテキスト本が読みたくなり 本屋を巡るも全て売り切れ。

諦めきれず NHKオンラインで注文。

そしたら NHKでも品切れ!

とりあえず 1週間くらい待てば届く ということなんで 予約して 今日届きました。



待ちわびてたんで ワクワク。
これからじっくり読んでみたいと思ってます。

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さてさて。
テキスト本を読み終えたら 次は本命の『ラッセルの「幸福論」』に挑みます。


またまたハマってますかねえ??わたし…。


でも ラッセル曰く…

『幸福になるためには 外に向かって興味を幅広く持つように。
そして、興味を惹くものや人に対する反応を「できるかぎり」友好的なものにせよ』

と書いてますしね。

これって「ブラタモリ」で 色んなことに好奇心旺盛なタモリさんのことみたい。

知識欲が旺盛で 何事にも前向きな人って 率直に羨ましい。

だから 私自身も自分が興味を持ったことには いつも前向きでいたいものです。



ちゃ〜の幸福論は?

ホットカーペットの上で寝ることだにゃあ。
ムニャムニャ…。