★ベルの徒然なるままに★

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映画『プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂~』

2010年06月09日 | 映画鑑賞記
先週見てきた、映画『プリンス・オブ・ペルシャ』のレビューをば(*^^*)

これ、ディズニー映画ですが、『プリンス・オブ・ペルシャ』と言えば・・・・・・真っ先に、ゲームを想い出しますよね(^^)b
と言っても、私は、妙に操作方法が難しいファミコン版しか知りません~。
で、この映画は、ゲームをモチーフに作られているのですよね。
その為、「まるでゲーム!」というようなアクションも見所だったと思います。
わたし個人的には、主役のお二人・・・俳優さんも女優さんも、好みなお顔ではなかったのですがA^^;;

ある戦がきっかけで、父王殺しの濡れ衣を着せられたペルシャの王子ダスタン。
そんな彼の逃亡に手を貸してくれたのは、ダスタンが攻め落とした都の王女タミーナ。
敵対関係にあるはずの2人ですが、共に逃亡をしている内に、ダスタンの濡れ衣の真相、また、タミーナの都が攻められた真の理由を知ることになります。
そして、そこには、タミーナの一族が代々護っている秘宝・時間の短剣が絡んでいるのでした。
悪の手から秘宝を護り、そして、自らの無実を証明するために、ダスタンの冒険が始まりまるのでした。


まあ・・・ツッコミ所は、多々あったのですが。
でも、気軽に楽しめるアクションファンタジーだったと思います。非常に分かり易い物語です。

先ほどもお話ししたように、ゲームを思わせるアクロバティックなアクション、格闘シーンは迫力があって、見応えがありました。

また、典型的ではありますが、代々守られてきた秘宝とそれを護る王女、濡れ衣を着せられ追われる身の主人公、敵対関係だったはずの主人公と王女とが協力し合う冒険、信頼していた家臣の裏切り・・・などなどの設定。
はたまた、砂漠の街や民、聖なる山、神殿、城といった舞台。
いかにも、「ファンタジーのゲーム」という典型的な設定と舞台が、面白かったです!
やっぱり、「定番」の良さですよね!

物語の最初で、主人公が父王殺しの罪を着せられ追われる身になり、自分の無実を証明するため、そして、伝説の秘宝を護るために冒険するという展開は、お約束でありながらもドキドキハラハラでした。
本当に、ゲームを進めていくようなお話だったと思います。

ただ、まあ、要所要所でご都合主義的な部分はありましたが・・・。

特に、ラストなんか、激しくご都合主義だったような気がA^^;;

時間の砂で、侵略が起こる前に戻って、やり直す・・・というのも、そうですが。
そのあとも。
誤った情報で、国家を1つ攻めておいて、
「間違いでしたごめんなさい」
が通るのでしょうか???(>_<)

そして、友好の為にも、王女と主人公が結婚しよう・・・という結末も。
誤った情報で攻められておいて、それを、簡単に「良いですよ~」と言ってしまう展開は「???」でした。

とはいえ、命がけの冒険をしたダスタンとタミーナ。
冒険の過程で2人の間に愛が芽生えるものの、タミーナは、秘宝を護るために命を落とすわけで。
でも、その直後、時間が戻って、2人は再会。
ダスタンの方は、これまでの冒険を覚えている訳ですが、時間を巻き戻し、過去の世界に戻ったので、当然、タミーナの方は、ダスタンとは初対面。
そういうお話は、ちょっと切ないので・・・ご都合主義だけど、この2人が初対面同士として婚約するのは、ハッピーエンドで良かったかな~と思いましたです。
でも、やっぱり、タミーナがあのすんごい冒険を覚えていないというのは、切ないかな?と思いましたが・・・だけどだけど。
初対面なんだけど、なんとなく、ダスタンに好感を持っているようなタミーナの様子。
戦争の間、王宮で祈りを捧げていた彼女は、もしかしたら、ダスタンに運命のようなものを感じたのかもしれせんね。

あっ、そうだ!
悪役・・・というか、ダスタンを罠に嵌め、秘宝の力で王座を狙う、王弟・ニザムですが。
どこかで見た俳優さんだなぁ~と思っていたら。
最近見た『シャッターアイランド』で、精神科医の役で出てらしたのですよね(^^)b


若干のツッコミ所はあるものの、純粋に楽しめるエンターテイメントだったと思います。