映画「銀河ヒッチハイクガイド」を見てきました。
かなりマニアな映画らしいのですが、ご存じでしょうか??
もともと、この映画には、原作となったSF小説があって、その小説というのが、超マニアでカルトだそうです。
でも、「スター・ウォーズ」でお馴染みの、ルーカス監督や、また、ビートルズの誰だか(←誰か忘れちゃったA^^;;)などなど、大物アーティスト、芸術家、監督などなどをとても魅了した小説でもあるとのことです。
で、その小説が、映画化されて、現在公開中。
でも、なぜか、東京や神奈川、京都、大阪での数カ所でしか、上映されていないのでした。
やはり、かなり、マニアックな映画みたいだからでしょうか?
私は、映画館で告知ポスターを見たり、また予告を見たりして、ちょっと気になっていたんです。
なぜかと言いますと、その映画に、超頭でっかちで、いつも哀しそうに俯いているロボットが出てくるみたいで。そのロボットが超絶悶絶可愛いので、そのロボット君目当てに「見たい」と思っていました。
という訳で、見にいってきました。
確かに、カルト的というかマニアックすぎるというか。
SFであって、哲学であって、ストーリーがあるのかないのか解らない、ハチャメチャなスラップスティックな感じでした。
でも、私は、結構、こういう意味の訳ワカラン作品って、逆に奥が深くて大好きでしたが。とはいえ、意味は不明というか、多分、そこに「意味」や「理由」を求めてはイケナイんですよ。
だって、「宇宙」での出来事なんですもの。地球の常識が通用する訳ないじゃないですかぁ^^
劇場を後にする人達の評判は・・・結構、ビミョ~でしたがA^^;;
ストーリーは、地球が銀河バイパイ建設予定地の上にあって邪魔だからってあっけなく爆破されるんです。
因みに、地球取り壊し作業に来た宇宙人曰く、
「地球の立ち退きは、もう50年前から、たった2万光年しか離れていないアンドロメダ星の役所の掲示板に貼ってあったのに、誰も見に来ない貴方達が悪いのです。立ち退き期間は終わりました。強制撤去致します」とA^^;;
かくして、地球絶滅。
でも、ひょんなことから生き残ってしまった、たった一人の地球人英国男性が、宇宙をヒッチハイクしながら、色んな宇宙人と出会うのです。
宇宙人達は、とにもかくにも、常識は通用しないは、不条理だは、意味不明だはで相手してるだけで、ドドドっと疲れるような人達ばかり。
でも、仕方ないですよね。宇宙人なんですから??
で、訳の判らないまま、主人公は、周りの宇宙人達にさんざん振り回され、最後には、地球誕生の秘密を知ることになる・・・というSF且つ哲学チックな物語。でも、何度も言うけど、意味は不明。
そうそう。私、この映画を見ながら、ずっと、
「なんか、『不思議の国のアリス』みたいな話だなぁ」
と思っていたのです。
ハチャメチャな宇宙人達が、アリスに出てくる、お茶会ウサギや帽子屋、時計ウサギに、トランプ達、トランプの女王、チシャ猫、ハンプティ・ダンプティを物凄く連想させるのです。
で、パンフ買って帰って読んでいたら、やはり、この原作小説、ルイス・キャロルの作品を引用している点があるとのこと。
ということは、やはり、作者がアリスに影響を受けて書いた、もしくはオマージュした作品なのかなぁと思い、
「やっぱりねぇ。宇宙版アリスだと思ったよ」
と、ちょっとニヤリとしてみたり。
か~な~り、意味の分らない映画だけど、なんか気に入ってしまいました。
この不条理さが、たまらなく愛おしく感じる私も、やはり、マニアなのでしょうか?
原作小説は日本では、80年代に出版されたものの(しかも訳者は風見潤さん! 私が好きな推理小説家さんでもあります)、現在は絶版。
でも、映画公開に合わせて、別の出版社から、再度、発行されたようです。でも、人気なのか、ネット通販の本屋さんでも品切れ状態。取りあえず、注文してみました。原作も読んでみようかなぁと思っています。
そうそう。この映画、配役も良いんですよ。
「ラブ・アクチュアリー」という映画に出ていた俳優さんがたくさん出てきます。
そして、この映画で、私が、一番大好きな登場人物、「鬱病のロボット」ことマーヴィン君。
IQは宇宙の広さと同じくらい大きくて超天才なのに、彼に導入された「人間性」というプログラムの所為で、年中「鬱病」。
口癖は「どーせ、僕の話なんて誰も聞いてくれないし・・・」で、いつも、俯いていて、可愛い><
このロボット君の声は、アラン・リックマンさん。そう、ハリポタでスネイプ先生を演じている人ですよ。
と言う訳で、カルトな映画を満喫してきました。
日本では、公開されている場所が限られていますが、興味のある方は是非是非!
でも、「エンターテイメント」を期待したり、「スターウォーズ」や「宇宙戦争」のような、超一流SFを期待したりしている人は、やめておいた方が良いと思いますA^^;;
意味不明で不条理な世界観がお好きな方にはお薦めかも知れません^^
かなりマニアな映画らしいのですが、ご存じでしょうか??
もともと、この映画には、原作となったSF小説があって、その小説というのが、超マニアでカルトだそうです。
でも、「スター・ウォーズ」でお馴染みの、ルーカス監督や、また、ビートルズの誰だか(←誰か忘れちゃったA^^;;)などなど、大物アーティスト、芸術家、監督などなどをとても魅了した小説でもあるとのことです。
で、その小説が、映画化されて、現在公開中。
でも、なぜか、東京や神奈川、京都、大阪での数カ所でしか、上映されていないのでした。
やはり、かなり、マニアックな映画みたいだからでしょうか?
私は、映画館で告知ポスターを見たり、また予告を見たりして、ちょっと気になっていたんです。
なぜかと言いますと、その映画に、超頭でっかちで、いつも哀しそうに俯いているロボットが出てくるみたいで。そのロボットが超絶悶絶可愛いので、そのロボット君目当てに「見たい」と思っていました。
という訳で、見にいってきました。
確かに、カルト的というかマニアックすぎるというか。
SFであって、哲学であって、ストーリーがあるのかないのか解らない、ハチャメチャなスラップスティックな感じでした。
でも、私は、結構、こういう意味の訳ワカラン作品って、逆に奥が深くて大好きでしたが。とはいえ、意味は不明というか、多分、そこに「意味」や「理由」を求めてはイケナイんですよ。
だって、「宇宙」での出来事なんですもの。地球の常識が通用する訳ないじゃないですかぁ^^
劇場を後にする人達の評判は・・・結構、ビミョ~でしたがA^^;;
ストーリーは、地球が銀河バイパイ建設予定地の上にあって邪魔だからってあっけなく爆破されるんです。
因みに、地球取り壊し作業に来た宇宙人曰く、
「地球の立ち退きは、もう50年前から、たった2万光年しか離れていないアンドロメダ星の役所の掲示板に貼ってあったのに、誰も見に来ない貴方達が悪いのです。立ち退き期間は終わりました。強制撤去致します」とA^^;;
かくして、地球絶滅。
でも、ひょんなことから生き残ってしまった、たった一人の地球人英国男性が、宇宙をヒッチハイクしながら、色んな宇宙人と出会うのです。
宇宙人達は、とにもかくにも、常識は通用しないは、不条理だは、意味不明だはで相手してるだけで、ドドドっと疲れるような人達ばかり。
でも、仕方ないですよね。宇宙人なんですから??
で、訳の判らないまま、主人公は、周りの宇宙人達にさんざん振り回され、最後には、地球誕生の秘密を知ることになる・・・というSF且つ哲学チックな物語。でも、何度も言うけど、意味は不明。
そうそう。私、この映画を見ながら、ずっと、
「なんか、『不思議の国のアリス』みたいな話だなぁ」
と思っていたのです。
ハチャメチャな宇宙人達が、アリスに出てくる、お茶会ウサギや帽子屋、時計ウサギに、トランプ達、トランプの女王、チシャ猫、ハンプティ・ダンプティを物凄く連想させるのです。
で、パンフ買って帰って読んでいたら、やはり、この原作小説、ルイス・キャロルの作品を引用している点があるとのこと。
ということは、やはり、作者がアリスに影響を受けて書いた、もしくはオマージュした作品なのかなぁと思い、
「やっぱりねぇ。宇宙版アリスだと思ったよ」
と、ちょっとニヤリとしてみたり。
か~な~り、意味の分らない映画だけど、なんか気に入ってしまいました。
この不条理さが、たまらなく愛おしく感じる私も、やはり、マニアなのでしょうか?
原作小説は日本では、80年代に出版されたものの(しかも訳者は風見潤さん! 私が好きな推理小説家さんでもあります)、現在は絶版。
でも、映画公開に合わせて、別の出版社から、再度、発行されたようです。でも、人気なのか、ネット通販の本屋さんでも品切れ状態。取りあえず、注文してみました。原作も読んでみようかなぁと思っています。
そうそう。この映画、配役も良いんですよ。
「ラブ・アクチュアリー」という映画に出ていた俳優さんがたくさん出てきます。
そして、この映画で、私が、一番大好きな登場人物、「鬱病のロボット」ことマーヴィン君。
IQは宇宙の広さと同じくらい大きくて超天才なのに、彼に導入された「人間性」というプログラムの所為で、年中「鬱病」。
口癖は「どーせ、僕の話なんて誰も聞いてくれないし・・・」で、いつも、俯いていて、可愛い><
このロボット君の声は、アラン・リックマンさん。そう、ハリポタでスネイプ先生を演じている人ですよ。
と言う訳で、カルトな映画を満喫してきました。
日本では、公開されている場所が限られていますが、興味のある方は是非是非!
でも、「エンターテイメント」を期待したり、「スターウォーズ」や「宇宙戦争」のような、超一流SFを期待したりしている人は、やめておいた方が良いと思いますA^^;;
意味不明で不条理な世界観がお好きな方にはお薦めかも知れません^^