お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

野村別邸 碧雲荘 見学

2010-11-19 08:31:11 | 旅行
今回はNHKのワンダー×ワンダーの「京都!天下無双の別荘群」でも放送されていた「野村別邸 碧雲荘」へ。
7名でゆったり見学です。




知り合いにお願いし、一番良い季節を予約(碧雲荘の方からは、「新緑の頃がキレイですよ」と言われましたが、それまで待てない)していただきました




内部写真をUPするのはNGなので、ここでは誰でも見ることができる外観の写真のみで失礼いたします





門をくぐって内部に入り、さらに小さな門をくぐると、美しい景色が目の前に


大きな池
水は絶えず流れていて、見事な借景の中には永観堂の塔も見えます


  見取り図
※ 写真の左から入って、右から出ます





池の前には「月待亭」
ここの窓から月が登るのを見ると1枚の絵のよう、とのこと



そして、「不老門」から、一旦外へ出て、「不老門」の説明
この不老門は、お茶会の時に使われる門だそうです
不老門を入ってすぐのところに「龍頭軒」があり、お茶会の時にはこちらで身支度を整えるそうです
土間には箒で模様(?)が描かれてあり、その上を私たちは歩くのですが、まぁ、贅沢な話しです
↑きっとこの後、また次のお客様のために整えるのでしょう



この後、お茶室が3つくらい続き、不思議な不思議な蹲(飛鳥時代のもの?)を拝見し、そういえば川の中にも蹲が作られていて、しゃがんだ状態での景色にまで心配りをされていて、素晴らしかったです。


ひとつひとつが主役級なので、目が回ります @_@;



お茶室の前の苔が生えていない箇所が一部あって、そこに炭が埋められていました。
なんだろうな…と思っていると、やはり目に留まったのでしょう、他の方が質問されて、こうすると苔が生える…と言われているらしいが、定かではないらしい。

そして有名な舟の茶室(盧葉舟)へ
説明くださる方自身もお茶をされていらっしゃるので、お話しにも熱が入ります



池を横切って、大書院の前へ。

大きな白鳥が1羽。
白鳥を発見した私に、ご一緒くださった知り合いのお母様が、「そういえばさっき羽が落ちてたわね」と。
庶民なワタクシは、つい白鳥の羽が欲しくなってしまう(笑)
2年前の初釜で、先生が白鳥の羽を使ってらっしゃるのを見て、楽しかったので…



大書院の前を通って「滝」へ

ここの紅葉は鮮やかで美しい

この滝の前に架かっている橋に関しては、野村徳七さんと小川治兵衛さんとで、考えがぶつかったらしく、まぁ、結果的には、現在橋が架かっている状態なので当然ながら施主さんの「勝ち」なのですが、施主さんと職人の考えの違いなんでしょうね。







能舞台(玄関)へ

隣のスペースに何気なく敷かれている絨毯もスゴイものらしい。。
(捨てようとしていたところを、念のため鑑定してもらってわかったらしい)

お能の知識がある方が御一緒だったので、補足説明もしていただき、ラッキー





見せてもらえないのかな…と思っていた大書院

上がって見せていただけました

私の大好きな神坂雪佳の絵が!
流水に扇面の、欄間になっていました







本当に、写真が掲載できないのは残念ですが、ルールは守りたいので





最後に、

「説明が長くなってしまってすみませんでした」と。

いやぁ~、もっとじっくり見たかったくらいです




残念なのは、私がすっかり舞い上がってしまっていて、いつもより更に更に物覚えが悪かったこと





ありがとうございました

できればお茶会にも行ってみたいです








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