お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

苔香居での虫干し・お茶席

2009-05-02 19:29:20 | お茶
本日は着物仲間総勢8名にて「苔香居」へ虫干しの会を見学に行きました。


単の大島に、米沢のこぎんを合わせました



苔香居では、山口家の現在のご当主のおばあ様(先々代)の所有されていた数々の着物が虫干しとして展示されています。

80年余りも昔の着物を、保存・保管されるのは大変なことだと思います。

昔の方は小さかったので、「コレは襦袢?」というような大きさの着物ですが、とても贅沢な刺繍が施されてあったり、同じ着物が2つあったり、襦袢にも色々と工夫がされてあったりで、とても目の保養になりました


偶然、加納幸の社長さんに再会いたしました。帯のデザインの参考にされるのでしょうか。鋭い眼光で見学されていらっしゃいましたよ。

あ~、こんなことなら加納幸の帯を締めてくればよかった…


今回のスケジュールは、虫干し見学、呈茶席、ご当主が打たれたお蕎麦、そして茶室「泰庵」での「青苔の茶会」です。


一旦、お屋敷の外へ出て、茶室に向かいます。



お庭の奥の待合でしばし待ちます。


囲炉裏があったり




素敵な壺があったり




窓からの眺めも素敵です



いよいよ「泰庵」へと向かいます。
にじり口から入ると、中は2畳の小間。

写真の左手は窓から見えるお庭で、右手奥にうっすらと見えるのがにじり口です

青苔日々厚 今日庵宗室

花入れは黒田正玄
お花はみやこ花
香合は幕末期の清水焼


お茶は裏千家学園の生徒さんによるお点前で、私たち前半4人組の時はカワイイ男の子(笑)でしたが、後半の4人の時は違う方だったそうです。ローテーションされてるのですね。。

お茶碗は、私がいただいたのは高麗。他は萩、葵祭りにちなんで葵のお茶碗、流水模様のお茶碗(こちらのお庭の窯で焼かれたもの)でした。

淡々斎がこちらの山口家に遊びに来られた際に、絵付けされたお茶碗もありました

棗は平棗、絵は御所車で、茶杓は先々代が削られたものだそうです。

今回は他の3名の方がお茶未経験ということで、私がお正客をさせていただきました


座敷棟でいただいたお薄は、8名で気楽に楽しめましたよ


お座敷からの新緑の眺めも綺麗でした


秋にも行こう








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