ミケの雑記帳

グ~タラしたい毎日

思いつくままに・・・

2009年09月20日 11時59分36秒 | 

昨日更新したばかりだけど、今日も更新しちゃうぜ!
何となく思いついたお話を書きま~す。
くだらないけど付き合えよな!



「ぐわぁっ!」
「な、直樹!」
直樹は“鬼”と呼ばれるものに触れられた瞬間凍りついた。
「ふ、ただの人間なんぞ脆いものだな」
鬼は冷笑を浮かべながら俺達を見ていた。
「どうした?手も足も出ないようだな?」
「くそっ」
既に仲間は5人やられた。
俺達は鬼には勝てない。
このままでは一方的に駆逐されていくだけだ。
「今助けるぞ!」
直哉は凍りついた直道に近付き、手を差し伸べた。
俺達でも触ることさえ出来れば仲間達を助けられる。
しかし、そう上手くはいかない。
「あまいわっ!」
掛け声とともに鬼は一瞬で移動し、撫でるように直哉に触れた。
「お、俺でも駄目なのか・・・」
そうして直哉は動けなくなった。
「直哉まで・・・」
仲間の中で一番足の速い直哉までやられてしまった。
こっちの残りは3人しかいない。
かなり絶望的だ。
「ふっふっふ、お前達の友情とやらも絶対的な力の前では無力だな」
「な、何を~」
「やめろ、落ち着け直弘」
「そうだ、迂闊に動けば餌食にされるぞ!」
目の前で仲間を失っているのだ。
冷静でいる方がおかしいのかもしれない。
「残りは3人か」
品定めでもするかのように鬼は俺達を眺める。
「時間も惜しいし、まとめて片付けるかな」
そう言って鬼は構えた。
「こうなったら3人同時に突っ込むぞ」
「そうだな、誰でもいいから一人でも多く助けられればまだ勝ち目はあるしな」
「バラバラに動いて的を絞らせなくさせてやるさ!」
俺達は覚悟を決めた。
「ほう、いい顔だ」
鬼は俺達の覚悟の特攻を悟ったようだ。
「かかって来い!」
『うおおおおぉぉぉぉぉっ~~~~~~~~!」
雄叫びを上げながら俺達は鬼に突っ込んでいった。

キーンコーンカーンコーン

「あ、チャイム鳴っちゃったよ~」
「ここから逆転していくところだったのになぁ」
「いや~、無理だろ~」
「やっぱ直純が鬼だと勝てねぇな」
「はっはっは~、お前らとは瞬発力が違うんだよ」
「次は放課後だな」
「そうだな」
「地味だけど楽しいな、『氷鬼』」


今日の天気 
 今日の日記に関する苦情は受け付けませんよ

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2 コメント

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Unknown (じゅんやな)
2009-09-21 14:58:56
え!え…えぇ~(≧▽≦)

氷鬼かい
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Unknown (micky)
2009-09-22 09:40:18
氷鬼のバトル漫画風でございます
返信する

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