トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

卵のお話

2011-01-17 17:55:24 | おしょくじ
昨日は珍しくmichが夕食をつくった。
お得意のカルボナーラ。



昔はよく作ってくれていた(作らせていた?)ものだが
ドイツに来てからはこれが初めて。

だって生卵が怖いんだもん。



スーパーで売っている卵の殆どが無洗浄と思われ
殻にはゴミやら羽やら糞やらが当たり前に付着している。

よって買う際にはいつも



その場でパックを開けて中身をチェック。
割れてる場合もあるし。
より綺麗な殻の物を買うことにしている。

こんな卵だもの、生で食べるには勇気がいるでしょ?

駐在仲間ともたまに生卵の話が出るのだが
「平気で食べてるよ」という人もいれば
お腹を壊したという話も聞く。

もしあたって食中毒になったら
ただでさえ言葉の通じない病院で症状を訴えるのは一苦労だ。
そんな危険を冒してまで生卵が食べたいわけでもないしと
しばらく封印していたのだ。


だけど半熟卵は食べたいわけよ。
親子丼とか目玉焼きとかでちょっとずつ生の割合を増やして体を慣れさせて
(注:食中毒は慣れるとか関係ないから!)

der Durchfall ・ erbrechen って単語も覚えた。
(下痢・嘔吐するって意味ね)


よしっ、準備万端!!



こうして先日初めて食べたのである。
すき焼き。
そう、生卵。

久々のすき焼き~
久々の生卵~
(一時帰国ですき焼き食べるの忘れてた)
肉はドイツ産だからちょっと硬いけど美味い~

こんな幸せを感じられるならあたってもいいわ。
そう思ってしまうほどの感動。

そして二人のお腹も異変なし。

これで自信をつけたnaheは、生卵料理をmichに託すことができたわけだ。




ところで卵といえばドイツの卵や豚肉がダイオキシンに汚染されてたそうで。

問題の農場はmichnaheの住む州とは違うのだが
汚染された食物をもしかしたら知らずに摂取してたのかもしれない。

ま、少量のダイオキシンくらい、日々のアルコールに比べれば・・・





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