トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツ入院生活5

2009-03-15 00:12:51 | おべんきょう
入院4日目:土曜日


入院して初の朝食。



夕食にヨーグルトがついただけでした。
せめてパンの種類くらい変えてほしかった・・・。


やっぱり土曜日。何もなく退屈な時は過ぎ、
そして昼食。



野菜と鶏肉を煮込んだスープ。
前日に作っておいたんじゃないか?って思える
手抜き感ばっちりのメニューでありました。



ところで
前日からnahe、もう限界にきておりました。

シャワー浴びたい!!
体は毎日拭いてるけど、せめて頭だけでも洗いたい!
もう点滴もしてないんだから、この留置針もとっちゃいたい!
もしだめと言われても病室の洗面台で、michに手伝ってもらって洗っちゃうわよ!

そんな決心を胸に抱き、
今日はmichにシャンプー類を持ってきてもらうよう頼んでいたのだ。


下膳に来たナースに確認。

「ダルフ イッヒ ドゥーシェン?」
(シャワーしてもいいですか?)

するとすんなり「いいわよ」と。
そしてあっさり点滴用の針を抜いてくれ、
さらにタオルまで貸してくれました。
時間も特に決まってないもよう。


やったぁ♪一刻も早く入りたい!
michに電話し、早めに持ってきてとお願い。



ところが2時間経っても一向に来ないmich。
イライライライラ

しょうがない、こうなったら自分でシャンプー買っちゃおう。
病院内に売店があるはずだ。


下に降りて探してみたものの売店見つからず。
ロビー付近をウロウロしてると「Hallo」とnaheを呼び止める声が。


語学学校のクラスメイト、トルコ人のおじさんだ


実はこのおじさん、初日naheが外来で診察を待っているときに
同じく診察を受けにやってきていたのだ。
その時すぐに気づいたけれど、
こっちはスッピンだし具合悪いしで知らん振りしていたのだが、
血液検査の結果待ちの間、トイレに行く道でばったり遭遇。
むこうも腹痛で採血したという。

翌日、検査室に向かう廊下でも
おじさんとばったり遭遇。
こっちはベッド毎運ばれてたので会話する間もなかったが
「あら!入院しちゃったの!?」って感じでお互い指差しあっていたのだ。


そしてまたもや遭遇。
聞けば腹痛はもう治まって月曜日には退院するとのこと。
私も月曜に退院できると信じていたので
「イッヒアオホ!」(私も!)と言う。

偶然にも同じような症状で同じ時に外来にかかり
同じ日に入院し、同じ日に退院する。
なんか運命感じちゃうわね、おじさん


学校ではあまり世間話をしたことがなかったんだけど
病状のこと、ドイツ語勉強のこと、
ドイツに来てどれくらい?とか家族構成などなど
ココアをおごってもらっていろいろ話す。


さすがクラスメイト、私が聞き取れない&喋れないのを知ってるので
ゆっくり簡単な単語で話してくれる。
(おじさんはドイツ歴13年なので喋る分には全く不自由してないもよう)

この数日、こちらが聞き取れてなかろうが容赦なく話す
早口ドイツ人の中にもまれていたから
おじさんの話す言葉がとっても聞きやすい


でも話す方はまだまだだめ。
単語がさっぱり出てこない。
辞書も持っていなかったから
言いたいことの7割くらいしか伝えられず
でも昔なら半分も伝えられなかったな。
進歩したな、自分。


ココアを飲み終えたところで
「じゃ、火曜日学校でー」と解散。



その後やっとmichがやってきて念願のシャワーへ。
はぁぁ、気持ちいいぃ~
コメント (3)
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