トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツ入院生活2

2009-03-11 19:21:01 | おべんきょう
入院2日目:木曜日


今日は大腸カメラ実施の日。
そしてその後病棟も移るという。
荷物一式抱えて検査室までベット毎移動。
日本ならストレッチャーに乗り換えなきゃいけないけどこりゃ楽だ。

検査室でカメラの説明を受け同意書にサインする。

この説明、日本語で受けました。
昨日外来診察の際、言葉が通じない私達に業を煮やした医師が
日本語のできる病院スタッフを呼んだのだ。
日本人ハーフと思われる彼女、
「ワタシノニホンゴハ、アマリジョウズデハアリマセン」
と言うものの、しっかり病状を伝えてくれてとても助かった。
だって昨日家で痛みを堪えながら
病状の経過を紙に書いていったのに
最初の医師はちゃんと読んでくれないし、
その後の医師にはmichが紙を見せないし


その彼女と話していると自分が正しい日本語を話していることに気づく。
「私ドイツでは働いていません。」みたいにわかりやすく、「てにをは」をはっきりと。
ドイツ人もカタコト独語の日本人と話すときはこのくらい気を使って
ゆっくりはっきり喋ってくれたらいいのに



さて話は大腸カメラに戻って

といってもあとはもう何も覚えておりません。
麻酔で眠らされたから。





気づくと見知らぬ病室で
いつの間にかmichが来てて
でも麻酔のせいか、二日間トイレで夜を明かしてたせいか
とっても眠くて朦朧としてて
ナースが来て薬の説明をしていた気もするんだけど
michによると「『Ja、ja』と返事してるからコイツすごいな、ドイツ語わかってきてるんだなんて思ってた」とのことだけど
殆ど記憶にあらず




ようやく13時過ぎに起きたら昼食がやってきました。



えええっ!?
腸炎+丸一日絶食してた患者に普通食っすか?
しかもこのミートボールのソース、ホワイトソースですよね。
グラタンを食べてこんな事態に陥ったnahe、戦々恐々。

味もしっかりついている。
スープには細かく切った野菜と米が。
右上の四角の容器のはデザート。イチゴミルクプリンみたいな。
どれもなかなかおいしいぞ。
でもやっぱり半分くらいでやめときました。




その後、何かよくわからない指示を受け、
とにかくナースについていき、部屋の前で待たされて。

その間にちょっとカルテを覗き見。



うおぉぉ、腸から出血してる



呼ばれた部屋はエコー室でした。
実はnahe、日本ではエコー検査を生業としていたので
画面は見えなかったものの医師の手の動きで
「あぁ、大腸腫れてるんだな」と察知。


そして検査を終えた医師
「明日胃カメラをします」



まだ帰れないのかぁ