トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツ入院生活1

2009-03-10 23:31:46 | おべんきょう
nahe、退院しました!!
いやはや、びっくりですわ。
でももう大丈夫です。
入院中も「これはブログネタになるな」なんて考えてた程、元気もあります!

なので早速。




生クリームやチーズをふんだんに使ったグラタンが悪かったのか
それとも一緒に飲んだゼクトが祟ったのか

夜中に激しい腹痛で目覚め
トイレで夜を明かし
昼になっても痛みと下血は収まらず
これはさすがにやばいと思って病院へ


外来での出来事はmichが前回書いてくれたので割愛。

ともかく精密検査をしようということで入院になりました。


待ちに待たされ病室についてやっと始まった点滴
少し楽になってウトウトし始めた午後11時
やってきたナース

明日の大腸カメラの為に下剤を飲まなきゃいけないらしい
 

1.2リットル程あるこの水薬
ナースは「good taste」なんて言っていたけれど
ポカリスエットをうんと甘くして、でも後味は苦いという
とにかくおいしくない代物だ。
コップ1杯飲んで「もう結構」といいたいところ。

しかもこいつ、胃腸の動きを活発にして通じを出す働きらしく
せっかく落ち着いてきた痛みがまた復活。



ドアの向こうがトイレ。
この距離を点滴を引き連れて何度も往復するのは辛い。



こんな所にさされたから
手を動かしづらいし
歩いてるうちに滴下止まるし。


お腹が痛くて入院したのに
どうしてさらに痛い目にあわなきゃいけないんだ!



400ml程残したところでギブアップ。
もう飲めない。もうトイレ行きたくない。
点滴わずらわしい。せめてこれだけでも終わらせたい。



午前2時、やっと点滴終了。
外しにきたナースに
「もう飲めない。お腹すごく痛いし、もう水しか出ないからいいでしょ?」
とキレ気味にドイツ語で言う。
このセリフを言いたくてこの1時間、辞書を引いて勉強していたのだ。
練習した甲斐あって、ちゃんと気持ちをこめて言えた。
「担当に確認してくるから待って」との返事。


やってきたのは11時に薬をもってきたナース。
同じセリフをもう一度言うと、向こうは英語で
「お腹が痛くなるのと水しか出ないのはノーマルよ。
カメラのためには飲まなきゃいけないの。」
なかなか許してくれない。


そして彼女はこうも言う。

「5時になったらもう1リットル飲まなきゃいけないのよ。」





泣く泣く残りの400mlに手をつける私。
でもマジで飲めない。
コップ1杯分はこそっと捨てました。



そしてうっすら明るくなってきた午前5時。
本当にやってきた1リットル。


つらい、つらすぎる・・・。




結局この晩、ベッドで休むことは殆どなく
ドイツ入院生活1日目は終わったのでありました。


コメント (2)
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