最近は、EASEプログラムを病棟で認知症がある患者さまにも活用しているそうです。
こんな話を聞きました。
夜中に大声を発したり、点滴を抜いたりしてしまう90歳代の女性の認知症の患者さん。ナースはみんなどうしたらよいか、困っていたそうです。そんな時、EASEプログラム上級研修まで修了しているナースが、生きがい連結法を活用しよう!と思いつきました。
その女性に生きがいを聞いたところ、「こたつでミカンかね~」とおっしゃったそうです。そこで、「こたつでミカンを食べるために、点滴は抜かずに、早く退院しましょうね」と、生きがいとやらなければいけない行動を結びつけたそうです。
その結果、大声を出しても、ナースが「こたつでミカンだよね」と言うと、「うん」と答え静かになったそうです。何かあると、「こたつでミカン」「こたつでミカン」を合い言葉にして、その女性は頑張ったそうです。
こんなEASEプログラムの活用法もあるのですね。
患者様が大切にしていることと、やらなければいけない行動を結びつける。もしかしたら、普段も何気なくやっていることかもしれませんが、意識をして活用すると「方法」になり、さらに蓄積すると「方法論」として確立する。そして、「専門的な介入方法」となるのかもしれません。
こんな話を聞きました。
夜中に大声を発したり、点滴を抜いたりしてしまう90歳代の女性の認知症の患者さん。ナースはみんなどうしたらよいか、困っていたそうです。そんな時、EASEプログラム上級研修まで修了しているナースが、生きがい連結法を活用しよう!と思いつきました。
その女性に生きがいを聞いたところ、「こたつでミカンかね~」とおっしゃったそうです。そこで、「こたつでミカンを食べるために、点滴は抜かずに、早く退院しましょうね」と、生きがいとやらなければいけない行動を結びつけたそうです。
その結果、大声を出しても、ナースが「こたつでミカンだよね」と言うと、「うん」と答え静かになったそうです。何かあると、「こたつでミカン」「こたつでミカン」を合い言葉にして、その女性は頑張ったそうです。
こんなEASEプログラムの活用法もあるのですね。
患者様が大切にしていることと、やらなければいけない行動を結びつける。もしかしたら、普段も何気なくやっていることかもしれませんが、意識をして活用すると「方法」になり、さらに蓄積すると「方法論」として確立する。そして、「専門的な介入方法」となるのかもしれません。