goo blog サービス終了のお知らせ 

群馬大学 慢性看護学研究室ブログ

患者様や未病の方が、自分らしく生活できるよう研究・探求しています。糖尿病と慢性腎臓病透析予防外来も開設しています。

ゼミ文献 教育方法の評価:流産について文学を活用した助産学生への教育

2023-08-30 02:27:14 | 研究室

<岡ゼミ文献紹介>

文献情報

An evaluation of a teaching strategy: The use of literature when teaching pre-registration midwifery students on pregnancy and loss.

Dorothy Patterson, Ann Begley, Ann Nolan 雑誌名:Nursing Education Today  IF:3.9 2022-2023

タイトル: 教育方法の評価:流産について文学を活用した助産学生への教育

要約

 助産学では対象の感情を理解する力、洞察力が試される。本研究の目的は、これらが詩(シェイマス・ヒーニーの 死産の子への哀歌)を読むことでいかに育成できるか示すことである。学生の、子どもを失った両親の経験に対する洞察や、(詩を活用することでの)代理経験を通して対象の感情理解を評価する。学生の評価から(インタビューや記述内容から?)その内容が分析され、主要なテーマが創出された。学生のコメントは、この詩によって感情理解が促進されたことを支持した。また、この詩をよむことで代理経験でき、それは感情を育成し、また、父親にとっての死産の印象への専門的洞察を助けた。

                                   (担当 茂木)


内分泌代謝学のHPへの写真掲載!

2023-08-04 16:22:38 | 研究室

群馬大学大学院医学系研究科内科学講座 内分泌代謝学のHPが更新され,「多職種による質の高いチーム医療の展開」として,岡も写った写真を載せていただきました。

https://naibunpi.showa.gunma-u.ac.jp/

先生方,ありがとうございます!

岡研究室では,群馬大学医学部附属病院で糖尿病透析予防看護外来を担当しています。

 


ゼミ文献:看護師のエビデンスに基づく実践の発展に影響を与える要因:自己申告調査

2023-07-28 18:48:22 | 研究室

<岡研究室 ゼミ紹介>
 毎週火曜日,19:40-21:10,大学院博士前期・後期課程のゼミをzoomで行っています。今回は,こちらの文献紹介がありました。ゼミはお試し参加でもokです。希望者は,お気軽にご連絡ください!!

<文献>

Dalheim, A., Harthug, S., Nilsen, R. M., & Nortvedt, M. W. (2012). Factors influencing the development of evidence-based practice among nurses: a self-report survey. BMC health services research, 12, 367. https://doi.org/10.1186/1472-6963-12-367(IF=2.908)

 エビデンスに基づく実践アンケート (DEBP) を用いてノルウェーの看護師407名を調査した。研究に基づくエビデンスはほとんど使用しておらず、その最大の障壁は、エビデンスを見つけて使用するための時間不足とスキルの欠如であった。

Abstract
 背景: いくつかの国の保健当局は、医療サービスは証拠に基づいたものであるべきだと決定した
。最近の研究では、介入が特定の障壁を克服できれば、エビデンスに基づいた実践がより
効果的に実施される可能性があることが示されている。 

 目的: 本研究は、ノルウェーの大規模大学病院における看護師のエビデンスに基づく実践の実施
に影響を与える要因を調査することを目的とした。
 方法: ノルウェー版のエビデンスに基づく実践アンケート (DEBP) を使用して、2010 年 11 月 8
日から 12 月 3 日までの期間に 407 人の看護師から横断データを収集した。DEBP には、
実践のサポートに使用されるさまざまな情報源、証拠に基づく実践の潜在的な障壁、研究
に基づく証拠の管理に関する自己報告スキルに関するデータが含まれている。DEBP は、
翻訳と文化適応に関する標準化されたガイドラインに従ってノルウェー語に翻訳された。
 結果: 看護師は主に、自身の観察、同僚、その他の協力者から収集した経験に基づいた知識を実
際のサポートに利用した。研究に基づくエビデンスはほとんど使用されなかった。最大の
障壁は、エビデンスを見つけて管理するための時間の不足とスキルの欠如であった。看護
師の年齢、看護実践年数、最後に医療専門職の学位を取得してからの年数は、知識源の使
用と自己申告の障壁に影響を与えた。さまざまなエビデンスの出典を見つけ、レビューし
、使用する自己申告スキルは、研究のエビデンスの使用と正の相関があり、研究のエビデ
ンスの使用における障壁と逆の関係があった。
 結論: エビデンスに基づいた実践のスキルは、研究のエビデンスを使用する際の障壁を軽減し、
臨床現場での研究のエビデンスの使用を増やすようである。

                           <担当:高橋>