ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

僕の好きなアルバムはこれだ!ミック ジャガー編 ②

2020-01-08 14:26:00 | 音楽
レコード時代のB面1曲目はこれまたDave Stewartとの共作Kow Towのギター🎸のアルペジオのイントロが始まる。このイントロはチョッとメランコリックでいい感じ。Mickのヴォーカルも最初は抑え気味に入ってサビの辺りこらシャウト気味に歌っている。とは言え個人的にはおーぉ!とくるほどのナンバーではないかな?


むしろイントロなしでいきなり歌い出すイキの良いロックナンバーのShoot Off Your Mouthの方が好きかな?確かライブの時もこの曲はセットに入っていたと思う。
Mickのシャウトする姿が目に浮かぶよようだ。
Stonesじゃなくてもこれくらいは出来るぜ!と言ってルみたいに力入りまくりに聞こえるのは僕だけか?この曲もライブでの方がその魅力が発揮されるタイプ。

続くPeace For The Wickedはバックに流れるメロディの繰り返しに被さってくるドラムギターのカッティング印象的だ。いかにもMickが好きそうでやりそうな感じのナンバーだと言える。
B面の中での1番の目玉カントリーフレーバー満載Party Doll だと言える

特に歌詞がさらばStonesを連想させるもので当時としては結構ショックなものだった。

You used to be my number one 
But now those salad days are over

Times change but fascination stays
Love wins but the passion just
fades

特に明らかにKeithの事を歌っているこの歌詞を見ていよいよStonesも終わりか‼️と流石の僕も観念しかけたのを思い出す。2020年に入ってもまだStonesは転がり続けてくれている事を思うとそんな事もあったねと言えることが嬉しい。
エンディングを飾るWar Babyの世界は今の世の中を表している。状況は少しも変わっちゃいない。
But the arms race is on
And the tanks all roll out
All the guns are in place
We just wait for the shout to arms, to arms


正に今のアメリカとイラクはとてもやばい状況にある!
この曲の出だしはまるで祈りのようなゴスペルのような呟きのようだ。そして淡々と曲が進んでいく。まるでピーガブBikoの様に淡々と!

Throwawayで華々しくスタートしたアルバムはまさかのMick流の反戦歌?とも言えるWar Babyで幕を下ろす。

もしこのアルバムのチャートのアクションがもっと良かったら恐らくRolling Stones は終わっていたと思う。これはきっとロックの神様まだストーンズのロックを聞きたいと思われたせいだと勝手に信じている。
実際、今聞き直しても決してこのアルバムは悪くないしもっと評価されても良かったとも思う。Mick Jaggerのアルバムでなかったらもう少し好意的に扱われたかもしれない。

でもこのアルバムを引っ提げてまさかのソロ初来日も果たしてくれた事はファンにとっては最高のサプライズだったね。


でもこのアルバムを聴いた後はやっぱりStonesの音が欲しくなってしまうのだぁ〜!


◆Primitive Cool◆

Released 1987 Sep.17 最高位全米41位


Track Listing

1. Throwaway
2. Let's Work
3. Radio Control
4. Say You Will
5. Primitive Cool
6. Kow Tow
7. Shoot Off Your Mouth
8. Peace For The Wicked
9. Party Doll
10.War Baby


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