グルメ刑事の法則

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台湾・台北 国立故宮博物院

2020年05月16日 | アジア
台湾・台北にある「国立故宮博物院」をご紹介致します。









台北へ訪れたら外せないのが、「国立故宮博物院」。
歴史に翻弄されたお宝の数々が並ぶ世界一の中国美術工芸コレクションとして名高いここ「国立故宮博物院」は、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで世界四大博物館の1つにも数えられています。


「肉」と「白菜」は、収蔵点数70万点を超える故宮博物院の中でも一番人気の作品です。
正しい呼び名は「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」と「肉形石(にっけいせき)」と言います。







こちらは、「翠玉白菜」です。

「翠玉白菜」の魅力は、翡翠の原石が持っていた色合いを十分に活かしているところでしょう。
白い部分は白菜の根元で、緑の部分は白菜の葉と、キリギリスとイナゴを1匹ずつ彫り込んでいます。

自然の造形物をここまで活かした職人芸と言いたいところですが、実は完全に原石を活かした訳ではなく、葉の微妙な移り変わり部分は着色しているそうです。







もうひとつの人気の美術工芸品である「肉形石」です。
こちらはどこをどう見ても豚バラ煮込み、文字通りの肉の形の石である。
それも皮つきの本格的な東坡肉(トンポーロー)ですね^^;

これだけ見れたらお腹いっぱいw





こちらは、毛公鼎(もうこうてい)です。

獣に似せた3本足に楕円形のカメ型という西周晩期の青銅器の特徴を表したこの形は、2800年以上も前のもので、もとは料理に使用したものでしたが、後に権威を象徴する礼器として使用されるようになりました。



毛公鼎の胴内に鋳刻された32行、500文字は、世界で最も長い銘文で、内容は、周王が周朝復興に功労があった毛公一族を称えたものになっています。
鼎の銘文に「…四方大いに乱れ定まらず」とあるのは、宣王が心配でたまらなかった当時の動乱の局面を指しています。
銘文は、字数の多さや勅諭の語句の華美さだけではなく、下賜の豊富さをとっても、天下一の宝と言えるものなのです。


その他、撮影した画像を大放出~























「国立故宮博物院」には、およそ70万点近くの収蔵品があると言われていますが、常時展示している品は、6000~8000点。
特に有名な宝物数百点を除いては、3~6カ月おきに、展示品を入れ替えているため、すべてを見て回るには、10年以上はかかると言われています。

なので、美術工芸品のお好きな方は、台北へ訪れる度にいってもまた新しい発見があるでしょう。


今回のオフショットは・・・



売店で白菜と肉を買うのをお忘れなくwww


<関連ホームページ>

国立故宮博物院



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