駅外観
しんいまみや - Shin-Imamiya
所在地 大阪市浪速区恵美須西三丁目17-1
北緯34度39分0.6秒
東経135度30分2.5秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 シヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 61,925人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1964年(昭和39年)3月22日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■大阪環状線*
キロ程 10.0km(大阪起点)
◄今宮 (1.2km)(1.0km) 天王寺►
所属路線 ■関西本線(大和路線)*
キロ程 172.4km(名古屋起点)
加茂から51.5km
◄天王寺 (1.0km)(1.2km) 今宮►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
* 今宮駅 - 新今宮駅 - 天王寺駅間は両線の重複区間。
(当駅は線路名称上は大阪環状線所属)
概要
大阪の主要観光地となっている新世界と呼ばれる歓楽街の最寄り駅で、JR線と南海電鉄線が乗り入れている。浪速区と西成区の境界付近に駅があるため、ほぼ同一の位置にありながら、所在地はJR西日本が浪速区、南海が西成区となっている。
JR西日本の駅はICOCA、南海の駅はPiTaPaおよび「スルッとKANSAI」対応各種プリペイドカードの利用エリアに含まれている。
乗り入れ路線
JR西日本の駅に乗り入れている路線は大阪環状線と関西本線であり、線路が並行している天王寺駅 - 当駅 - 今宮駅間は両線の重複区間とされている。先に大阪環状線単独駅として開業し、あとから関西本線ホームが設けられたという歴史的経緯から、当駅の所属路線は大阪環状線となっている。アーバンネットワークエリアに入っており、関西本線は「大和路線」の路線愛称設定区間に含まれている。また、特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。
南海電気鉄道の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は南海本線1路線のみであるが、複々線を利用して南海本線の列車と高野線の列車の2系統が乗り入れており、それぞれ別路線として案内されている。当駅の駅番号としてNK03が設定されている。
また、以下の路線の駅とも近接している。
大阪市営地下鉄御堂筋線・堺筋線 - 動物園前駅
阪堺電気軌道阪堺線 - 南霞町停留場
当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大正駅・芦原橋駅・今宮駅・JR難波駅の4駅を管理している。
構内図
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅で、ホームは2階にある。
改札口は1階にある東口と、JR線と南海電鉄線との相互乗り換え口がある4階の西改札口の2か所。トイレは東口改札内(1階)と西口改札外(4階)にあり、いずれも男女別の水洗式。エレベーターは東口改札にのみ設置されている。
駅自動放送は2009年9月上旬まで、1・2番のりばは女声(山本恵子)、3・4番のりばは男声(片山光男)であったが、同時期に大阪環状・大和路線運行管理システム導入に伴い、案内放送が更新され、2番のりばが女声から男声(津田英治)に、3番のりばが男声から女声(向山佳比子)に変更されている。
ホーム 路線 方向 行先
1 ■大阪環状線 内回り 天王寺・鶴橋・京橋方面
2 ■大和路線 上り 王寺・奈良・高田方面
■関西空港線直通 関西空港方面
■阪和線直通 鳳・和歌山方面
3 ■大和路線 下り 今宮・JR難波方面
■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面
4 ■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面
上表の路線名は旅客案内上の名称で表記している。
↑新今宮駅付近のJR線配線図
環状線外回り列車のうち、京橋・鶴橋方面からの列車は全て4番のりばから発車する。大和路線・阪和線から乗り入れてくる列車は基本的に3番のりばを使用しているが、ラッシュ時間帯は4番のりばからも発着する。2番のりばは大和路線、阪和線、関西空港線および、きのくに線方面へ向かう電車が共用するため、ダイヤ乱れ時は駅手前で入線待ちをすることが多々ある。
ダイヤ
外側2線には大阪環状線の列車が、内側の2線には大和路線の列車および阪和線の直通列車が発着する(大阪環状線からの直通列車についても内側の2線から入線する)。外回り列車は大和路線・阪和線直通の列車との緩急接続あるいは特急の通過待ちを行うことがある。
当駅の前後に環状線と大和路線をつなぐ渡り線がいくつかある。
天王寺方面ゆき
環状線内回り→大和路線上り(今宮方)
大和路線上り→環状線内回り(天王寺方)(2007年新設)
今宮方面ゆき
大和路線下り→環状線外回り(天王寺方)(2007年新設)
環状線外回り→大和路線下り(今宮方)(2007年新設)
大和路線下り→環状線外回り(今宮方)
2008年3月15日のダイヤ改正ではこの新設渡り線を生かし、大和路線・阪和線から大阪環状線に入る快速列車を、従来の大和路線3番のりばだけでなく、大阪環状線4番のりばにも振り分けることで、JR難波方面に入る列車が停車中でも当駅に進入できるようなダイヤが組まれている。日中でも、毎時1本の関空・紀州路快速が4番のりばから発車する。
歴史
1964年(昭和39年)3月22日 - 国鉄大阪環状線の大正駅 - 天王寺駅間に新設開業(旅客駅)。当初は2面2線の相対式ホームで、大阪環状線の列車のみ停車し、関西本線の列車は通過していた。
1966年(昭和41年)12月1日 - 南海の新今宮駅が開業し、乗換駅となる。なおこの頃、近接駅の今宮駅廃止計画が持ち上がるが、反対が強く存続となる。
1968年(昭和43年)3月25日 - 天王寺 - 新今宮間の複々線化により大阪環状線と関西本線が分離され、外側に大阪環状線ホーム(1・4番線)が設けられ島式2面4線となるが、この時点では内側の関西本線ホーム(2・3番線)に停車する列車はなかった。
1972年(昭和47年)3月15日 - 関西本線列車の停車開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。これに合わせて、9月上旬に案内放送を更新。
駅周辺
駅北東は、歓楽街である新世界である一方、駅南側は釜ヶ崎とも呼ばれるあいりん地区である。JRのガードをくぐると南北で雰囲気が一変する。1990年の西成暴動では駅に放火された。また、JRの駅は今宮戎神社の最寄駅となる(南海では今宮戎駅が最寄駅)。もともと日雇い労働者向けの安価なホテル・宿泊施設が多い地域であったが、宿泊費の安さに着目した外国人バックパッカーなどが多く利用するようになり、駅の利用は外国人も多くなっており、駅周辺で外国人観光客を見ることも多くなった。
◼︎通天閣
◼︎ジャンジャン横丁
◼︎フェスティバルゲート(閉園)
◼︎スパワールド
◼︎ユニクロ フェスティバルゲート前店
◼︎ニトリ 西成店
◼︎スーパー玉出 新今宮店
◼︎でんでんタウン(JR駅東口から堺筋を北へ向かって徒歩で行ける)
◼︎あいりん労働福祉センター
◼︎大阪市立萩之茶屋小学校
◼︎大阪市立恵美小学校
◼︎大阪市立今宮中学校
◼︎大阪市立木津中学校
◼︎大阪府立今宮高等学校
◼︎大阪府立今宮工科高等学校
◼︎国道25号・国道26号・国道43号
◼︎今宮戎神社
◼︎天王寺動物園・天王寺公園
◼︎飛田遊廓
◼︎西成警察署
◼︎大阪社会医療センター付属病院
◼︎大阪府警察本部なにわ別館(閉鎖済)
◼︎大和中央病院
バス路線
最寄り停留所は、駅南を走る道路にある新今宮駅前、地下鉄動物園前となる、以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。
新今宮駅前
7号系統:住吉川西行、あべの橋行
80号系統:鶴町四丁目行、あべの橋行
地下鉄動物園前
7号系統:あべの橋行、住吉川西行
48号系統:あべの橋行、地下鉄住之江公園 行
52号系統:あべの橋行、なんば行
80号系統:あべの橋行、鶴町四丁目行
◀︎天王寺(大阪環状線・大和路線)| 今宮(大阪環状線・大和路線)▶︎
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しんいまみや - Shin-Imamiya
所在地 大阪市浪速区恵美須西三丁目17-1
北緯34度39分0.6秒
東経135度30分2.5秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 シヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 61,925人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1964年(昭和39年)3月22日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■大阪環状線*
キロ程 10.0km(大阪起点)
◄今宮 (1.2km)(1.0km) 天王寺►
所属路線 ■関西本線(大和路線)*
キロ程 172.4km(名古屋起点)
加茂から51.5km
◄天王寺 (1.0km)(1.2km) 今宮►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
* 今宮駅 - 新今宮駅 - 天王寺駅間は両線の重複区間。
(当駅は線路名称上は大阪環状線所属)
概要
大阪の主要観光地となっている新世界と呼ばれる歓楽街の最寄り駅で、JR線と南海電鉄線が乗り入れている。浪速区と西成区の境界付近に駅があるため、ほぼ同一の位置にありながら、所在地はJR西日本が浪速区、南海が西成区となっている。
JR西日本の駅はICOCA、南海の駅はPiTaPaおよび「スルッとKANSAI」対応各種プリペイドカードの利用エリアに含まれている。
乗り入れ路線
JR西日本の駅に乗り入れている路線は大阪環状線と関西本線であり、線路が並行している天王寺駅 - 当駅 - 今宮駅間は両線の重複区間とされている。先に大阪環状線単独駅として開業し、あとから関西本線ホームが設けられたという歴史的経緯から、当駅の所属路線は大阪環状線となっている。アーバンネットワークエリアに入っており、関西本線は「大和路線」の路線愛称設定区間に含まれている。また、特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。
南海電気鉄道の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は南海本線1路線のみであるが、複々線を利用して南海本線の列車と高野線の列車の2系統が乗り入れており、それぞれ別路線として案内されている。当駅の駅番号としてNK03が設定されている。
また、以下の路線の駅とも近接している。
大阪市営地下鉄御堂筋線・堺筋線 - 動物園前駅
阪堺電気軌道阪堺線 - 南霞町停留場
当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大正駅・芦原橋駅・今宮駅・JR難波駅の4駅を管理している。
構内図
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅で、ホームは2階にある。
改札口は1階にある東口と、JR線と南海電鉄線との相互乗り換え口がある4階の西改札口の2か所。トイレは東口改札内(1階)と西口改札外(4階)にあり、いずれも男女別の水洗式。エレベーターは東口改札にのみ設置されている。
駅自動放送は2009年9月上旬まで、1・2番のりばは女声(山本恵子)、3・4番のりばは男声(片山光男)であったが、同時期に大阪環状・大和路線運行管理システム導入に伴い、案内放送が更新され、2番のりばが女声から男声(津田英治)に、3番のりばが男声から女声(向山佳比子)に変更されている。
ホーム 路線 方向 行先
1 ■大阪環状線 内回り 天王寺・鶴橋・京橋方面
2 ■大和路線 上り 王寺・奈良・高田方面
■関西空港線直通 関西空港方面
■阪和線直通 鳳・和歌山方面
3 ■大和路線 下り 今宮・JR難波方面
■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面
4 ■大阪環状線 外回り 弁天町・西九条・大阪方面
上表の路線名は旅客案内上の名称で表記している。
↑新今宮駅付近のJR線配線図
環状線外回り列車のうち、京橋・鶴橋方面からの列車は全て4番のりばから発車する。大和路線・阪和線から乗り入れてくる列車は基本的に3番のりばを使用しているが、ラッシュ時間帯は4番のりばからも発着する。2番のりばは大和路線、阪和線、関西空港線および、きのくに線方面へ向かう電車が共用するため、ダイヤ乱れ時は駅手前で入線待ちをすることが多々ある。
ダイヤ
外側2線には大阪環状線の列車が、内側の2線には大和路線の列車および阪和線の直通列車が発着する(大阪環状線からの直通列車についても内側の2線から入線する)。外回り列車は大和路線・阪和線直通の列車との緩急接続あるいは特急の通過待ちを行うことがある。
当駅の前後に環状線と大和路線をつなぐ渡り線がいくつかある。
天王寺方面ゆき
環状線内回り→大和路線上り(今宮方)
大和路線上り→環状線内回り(天王寺方)(2007年新設)
今宮方面ゆき
大和路線下り→環状線外回り(天王寺方)(2007年新設)
環状線外回り→大和路線下り(今宮方)(2007年新設)
大和路線下り→環状線外回り(今宮方)
2008年3月15日のダイヤ改正ではこの新設渡り線を生かし、大和路線・阪和線から大阪環状線に入る快速列車を、従来の大和路線3番のりばだけでなく、大阪環状線4番のりばにも振り分けることで、JR難波方面に入る列車が停車中でも当駅に進入できるようなダイヤが組まれている。日中でも、毎時1本の関空・紀州路快速が4番のりばから発車する。
歴史
1964年(昭和39年)3月22日 - 国鉄大阪環状線の大正駅 - 天王寺駅間に新設開業(旅客駅)。当初は2面2線の相対式ホームで、大阪環状線の列車のみ停車し、関西本線の列車は通過していた。
1966年(昭和41年)12月1日 - 南海の新今宮駅が開業し、乗換駅となる。なおこの頃、近接駅の今宮駅廃止計画が持ち上がるが、反対が強く存続となる。
1968年(昭和43年)3月25日 - 天王寺 - 新今宮間の複々線化により大阪環状線と関西本線が分離され、外側に大阪環状線ホーム(1・4番線)が設けられ島式2面4線となるが、この時点では内側の関西本線ホーム(2・3番線)に停車する列車はなかった。
1972年(昭和47年)3月15日 - 関西本線列車の停車開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。これに合わせて、9月上旬に案内放送を更新。
駅周辺
駅北東は、歓楽街である新世界である一方、駅南側は釜ヶ崎とも呼ばれるあいりん地区である。JRのガードをくぐると南北で雰囲気が一変する。1990年の西成暴動では駅に放火された。また、JRの駅は今宮戎神社の最寄駅となる(南海では今宮戎駅が最寄駅)。もともと日雇い労働者向けの安価なホテル・宿泊施設が多い地域であったが、宿泊費の安さに着目した外国人バックパッカーなどが多く利用するようになり、駅の利用は外国人も多くなっており、駅周辺で外国人観光客を見ることも多くなった。
◼︎通天閣
◼︎ジャンジャン横丁
◼︎フェスティバルゲート(閉園)
◼︎スパワールド
◼︎ユニクロ フェスティバルゲート前店
◼︎ニトリ 西成店
◼︎スーパー玉出 新今宮店
◼︎でんでんタウン(JR駅東口から堺筋を北へ向かって徒歩で行ける)
◼︎あいりん労働福祉センター
◼︎大阪市立萩之茶屋小学校
◼︎大阪市立恵美小学校
◼︎大阪市立今宮中学校
◼︎大阪市立木津中学校
◼︎大阪府立今宮高等学校
◼︎大阪府立今宮工科高等学校
◼︎国道25号・国道26号・国道43号
◼︎今宮戎神社
◼︎天王寺動物園・天王寺公園
◼︎飛田遊廓
◼︎西成警察署
◼︎大阪社会医療センター付属病院
◼︎大阪府警察本部なにわ別館(閉鎖済)
◼︎大和中央病院
バス路線
最寄り停留所は、駅南を走る道路にある新今宮駅前、地下鉄動物園前となる、以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。
新今宮駅前
7号系統:住吉川西行、あべの橋行
80号系統:鶴町四丁目行、あべの橋行
地下鉄動物園前
7号系統:あべの橋行、住吉川西行
48号系統:あべの橋行、地下鉄住之江公園 行
52号系統:あべの橋行、なんば行
80号系統:あべの橋行、鶴町四丁目行
◀︎天王寺(大阪環状線・大和路線)| 今宮(大阪環状線・大和路線)▶︎
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