私のための手抜き日記

早いもので、二人揃って今年高学年です。

第二子 出産記<<出産編>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
やっとのことで、病院にたどり着きました。

しかし、すぐそこだというのに、痛みのあまり
ものすごい遠くに感じました。

陣痛の波を1~2度やり過ごし、その間に、旦那に
看護師さんを呼んでもらいました。
(休日だったので、呼び出さなきゃいけなかったんです。)

どうにかこうにか歩いて病院内に入ったのですが、
歩いている間にも、どうにも赤ちゃんを落っことして
しまいそう(笑)

立っていることが出来ないのでなんとか椅子に座ると、
入院準備品を持った助産士さんが登場。

診察室には入り、先生と簡単に話をしたあと、そのまま
内診台へと通されます。

やっとの思いで内診台に座ると、先生が子宮口の開き具合を
みます。

そして、一言。


   『あぁ~、全開だ。』



・・・・うん、やっぱり


そりゃ痛いって話だわ。


そこからは先生の計らいで、車椅子で分娩室に移動することに。


はい、わたくし、もう歩けません。。


ここの産院の分娩室はLDRといって、陣痛~分娩をおなじ場所で
出来る部屋になっているんですが、どうやらそこには先客が居る模様。

私は手術室で分娩することに。


車椅子から降り、何とか分娩台(手術台)に横になると、まずは
手術着(というか、裾の長いパジャマ)に着替え。


ここからがあっという間の出来事でした。


さあ、準備が整った!と思った途端、助産士さんが


  『じゃ、次陣痛が来たら2回息を深呼吸して、思いっきり息んで~』


えっ、もういいの?!


と思いましたが、そりゃ~そうでしょう。
もう全開大なんですから。

しかし、私にとってはここからが本当の痛みとの戦い。

なんと言っても、私にとっては陣痛なんかよりも、頭が
子宮口を通る時の痛みの方が数倍痛いんですから!

あぁ、またあの痛みを・・・と思いましたが、痛い思いは
短い方がいい!という思いのもと、一心に頑張りました。

一人目ではあまりの痛さに陣痛一山で1回しか息めませんでしたが、
今回はなんとか踏ん張って2回、息の続く限り息み、

そして、息み始めてから3回目の陣痛。

ここでもなんとか2回息んだはいいのですが。


波が退いたあと、どうやら子宮口に頭がずっぽりハマっている様子!


   痛い、痛い、痛い、痛い・・・・


もう、私の頭の中はその二文字一色。


この次の陣痛を待つまでの間が、今回の出産で一番の痛みのピークでした。

おまけに、その痛みがあまりに強すぎて、いつ陣痛が来たのかが
全くわからない!

ここの助産士さんたちは教えてくれないし。

来たかな?来たかな?と思って深呼吸をしてみても、助産師さんは
何も言ってくれず。
(波が来てれば、「もう一回吸って~吐いて~」とか言ってくれます)

内心、

  えっ、まだ?まだなの?!


と思いつつ、波が来てない時に息むのも怖いのでもう少し痛みに耐え。


その合間に聞こえた、助産師さんの


  「先生呼んで~」


という声に、もうちょっとだっ!と励まされます。

そして、この陣痛の合間に先生登場。


しかし、この先生。

もうすぐ産まれるから登場したものの、実際に産まれるまでは
出番なし。

手持ち無沙汰のごとく、助産士さんの後ろで

   右へうろうろ、

   左へうろうろ。

様子をうかがうがごとく、覗き込んできます。

こんな場合だというのに、思わず


  『プッ(笑)』

と、内心、笑ってしまいました(笑)



そして、再び来たかな?!と思って深呼吸をし、

  「はい、もう一回深呼吸、そう、思いっきり息んで~!!!」

と言われた時。


よっしゃ~!もう出る、もう出す、もう耐えられないっ!!!


とばかりに思いっきり踏ん張ります!


   『う゛う゛う゛う゛う゛う゛~~~~~っ!!!!!』


と、ここで再びレバーが。。。


私はどうやら、手を押した方が力が出るんですが、
ここのレバー。

引くようにしか出来てないんですよ。

押すと、レバーまで一緒に倒れちゃうんです。


だもんで、またまた最後の踏ん張りがやりづらかったんですが、
なんとか最後の力を振り絞ります。


   『う゛あ~~~っ!!』


ここで、再び助産師さんの声が。


   「もう息まなくていいですよ~」


やっとこの痛み(子宮口に頭が挟まってる痛み)から
解放されるっっっ!

と思ったのもつかの間。


今度は、肩が通る時にも激痛が!


なんで、なんでっ?!前の時には痛くなかったのにっ!!


看護士さんの「力を抜いて~」の声に、行き場を失った手が
彷徨います。
(もう、力を入れちゃだめだから、レバーは握れないからね。)


そこですかさず、立ち会ってくれた旦那が手を握ってくれました。

  「よく頑張ったね、おつかれさま!」

の声と共に。


この時、

   『あぁ、この瞬間に一緒に居てもらえて本当によかった』

と心から思いました。




そして。


12時32分。


元気な男の子を出産しました。



続く。。。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (姫ちゃん)
2008-04-09 20:43:41
やっと産まれましたね
おめでとうございます。
出産は何回立ち会ってもらっても 良いですよね
Unknown (どんぐり)
2008-04-09 23:09:12
あははは、今度はめいさん

レバーを押したいのに 引くタイプだったんですか?
確か、ともくんの時は
レバー  届かなかった んじゃ


なかったでしたっけ?

私が産んだときはいきんではいけなかったので、レバーは握ってただけだったんですけど、いきまなきゃいけない時にそういう

ささいな不都合?っていうんんですか?


イライラしそ~う!!

『いっそのこと固定しとけよ!!』みたいな(笑)
Unknown (モナリザ)
2008-04-09 23:34:51
あらためておめでとうの瞬間!それにしてもよく覚えてますね。すごいっ。痛みの中こんなにも鮮明に文章にできるなんてさすがです。私最初のとき、フリースタイルだったから分娩台とか呼吸法とかまったくわからないんですよ。うちの助産師さんはちゃんと教えてくれるのか不安になってきました。あさって確認してみようっと。

旦那様に手握られるのってちょっぴりいいなって思いました♪まぁ私は立会いは絶対いやなんだけどね。ほんとお休みの日でよかったですね。この調子で3人目もがんばってね~!!
姫ちゃんさんへ (めい)
2008-04-10 09:45:59
ありがとうございます♪
ほんと、前回もそうでしたが、立ち会ってもらえて
よかったなって、心から思ってます。
どんぐりさんへ (めい)
2008-04-10 09:49:44
そうそう!そうなんですよ~!
よくよくレバーとは相性が悪いみたいです(笑)
ほんと、固定しておいて欲しかったです。
まぁ、イライラしてるヒマはありませんでしたけどね~
モナリザさんへ (めい)
2008-04-10 09:53:07
ありがとうございます~♪
今はなんとか思い出せますけど、これが月日が経つと、ねぇ~。。。
その前に文章にしちゃわないとっ!と思ってます(笑)
たぶん、ちゃんと教えてくれるって訳じゃないと思いますけど、
「はい、ここ乗って~」「ここ握って~」って感じでは
言ってくれると思いますよ~(笑)

立ち会いは、間に合わなければしょうがないよなって思ってたんですけど、
改めて休日で良かったなって思ってます。
陣痛室はともかく、分娩だけでも立ち会ってもらうというのはどうでしょう??
Unknown (km20041002)
2008-04-10 10:33:31
今度はハラハラしながら読ませて頂きました!
すごいね!考えたら子宮に赤ちゃんの頭が通る時が
一番痛いんだよね。
あ~それを聞くと益々緊張してきた…汗。
km20041002さんへ (めい)
2008-04-10 11:15:36
それも、人によるみたいですけどね~。
妹はあまり気にしなかったと言ってましたよ。
陣痛に耐えるのに疲れ果てて、気が付かなかっただけみたいですが
私はソコが一番痛かったんですけどね。
大丈夫!二人目はその痛い時間もあっという間です!!
(慰めになってるのかしら??汗)
Unknown (はな)
2008-04-10 14:51:28
読んでてドキドキだぁ~1話もドキドキだったけど、分娩室(手術室)に入ってからの方が+なんか、一緒に産むぞぉ~って気持ちになっちゃった

頭が出たから終わったぁ~なんて思う気持ち分かるなぁ~私も次男の時そうだったぁ~
出たぁ~って想いと同時に次の陣痛の波が襲ってくるんだもん!何で???って感じでしたよお~

うちは、長男の時よりも次男の時の方が400gも大きかったからねぇ~勘も鈍るよぉ~

続き楽しみで~す
はなさんへ (めい)
2008-04-10 15:41:27
これまた、分娩室に入ってからもう一勝負!って感じですものね(笑)
そうそう、分娩は頭が出たから終わりって訳じゃないんですよね~。
そのこと、すっかり忘れてましたよ、私

うちも次男の方が大きかったんですけど、400gには負けます!笑
250g位、大きかったのかな?

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