私のための手抜き日記

早いもので、二人揃って今年高学年です。

第二子出産 入院記<<四日目>>

2008-04-02 | ├○第二子 妊娠・出産記
いつ寝ていつ起きたんだかよくわからない
三日目の夜が明けました。

その合図は、看護士さんからの一本の電話。

朝5時すぎという早い時間だったのですが、

  「赤ちゃんを沐浴させるので、迎えに行きまーす。」

というものでした。

そこで、昨夜の様子を話すと、

  「お母さん全然寝られてないのね~。
   それじゃあ、八時半頃まで赤ちゃん預かっておきますね~」

と言ってくれました!


本日は退院なので、ベビは朝から沐浴。
それが終わったら部屋に連れてきて、お着替えをさせたりの
退院準備をするのですが、看護士さんは気を利かせてそう
言ってくれました。


ほんとありがたい


これで、ようやくちょっとはまともに寝られる~!と
心の底から安堵しましたよ。

赤ちゃんを預かってもらい、胸も張っているため搾乳をして、
ようやく睡眠にありつくことが出来ました。


その後、8時には朝ご飯。

その間、たったの2時間でしたが、たかが2時間、されど2時間!

こんなに2時間の大切さを感じたことはありませんでした。


そろそろご飯、という時間になって私も目覚め、ご飯が
運ばれてくるのを待っていると。

部屋をノックする音が。


  ご飯かな?


と思って居たのですが、現れたのは我が子(笑)

看護士さんが、

  「ごめんね~、搾乳したのもあげたんだけど、
   8時半までもたなかった~

と苦笑い気味に連れてきてくれました。

まぁいいんですけどね、この時間なら。
どうせ、ご飯を食べるのに起きてるしね。


と思いつつ、その後すぐに届けられたご飯を横目に
授乳をしました。


授乳も終わり、ご飯を食べている最中、旦那が迎えに来てくれました。


そして、退院の準備をして、3泊4日という、短い入院生活に
終わりを告げました。


入院中お病院の方々、お見舞いに来てくれた方々、
どうもありがとうございました。

そして。

何より、トモを嫌な顔せず、二つ返事で預かってくれた
妹を始め、その家族にも本当に感謝です。
ありがとうございました



これからも、家族4人、よろしくお願いいたします!



第二子出産 入院記<<三日目>>

2008-04-01 | ├○第二子 妊娠・出産記
しばらく寝ては起き、起きてはまたうとうとし・・・
といった夜を過ごした2日目。

再び夜が明けました。


今日は、朝起きた時からすでに胸が痛い。

比喩的な表現ではなく。


一人目で『溜まり乳』体質だとわかっている私。

明らかに、分泌され始めている証拠です。


どうしようもないので、朝7時には看護室へナースコール。

ベビを連れてきてもらうように伝えたのですが、どうやら
ミルクをちょっと前にあげたばかりのようです。

なので、すぐには授乳出来ないからと、搾乳機を持ってきてくれました。

さすが病院。自動です(笑)

自分でも持っては居るのですが、そこは手動。
やっぱり自動は便利です。

これいいな~!と思ったのですが、さすがに大きすぎるので
自分で購入しようとは思いませんでした

そして、お昼ご飯のあと、ベビを連れてきてもらい、
以降は母子同室にしてもらいました。

試しに母乳量を量ってみると、産後2日目にして、早くも
20g近く出ているみたい。

こりゃすごい、と思いつつ、これから先の胸の痛みを思い
ちょっと憂鬱になる私

ここはしょうがない、子供のために頑張りましょ


昼食後、退院説明を聞いてきました。

自宅に戻ってからの事や、赤ちゃんが生まれた事による
諸申請の事の話などなど。

追加で、うちの子は週末にもう一度病院に来なくては
いけないみたいです。

なにやら、先天代謝異常の検査が、生後4日目~7日目頃に行う
のだそうですけど、私は3日目で退院してしまいます。
なので、そのための採血にこなくちゃいけないみたいです。

そんな話を聞き、部屋に戻りしばらくまったりしていると。


宣言通り、モナリザさん&あおいくんがお見舞いに来てくれました~

遠いところわざわざ来て頂いて、本当にありがとうございました~

モナリザさん自身も妊婦さん。

そのお腹を眺めて、この子もこうやってつい一昨日まで
お腹に居たんだよな~って改めて思っちゃいました。



今度は、そのモナリザさんの番!

産まれたら見に行くからね~


この日は、妹も姪っ子&トモを連れて来てくれました。

姪っ子は生まれたての赤ちゃんに興味津々!
妹に支えられての初抱っこに挑戦。



やっぱり、女の子は可愛いですね~


ちょうど時間が重なったので、3人でおしゃべりしていたのですが、
これがまたあっという間!に時間が過ぎて行きました。

こういうとき、やっぱり個室にしてよかった~!って思います。
大部屋だとこうはいかないですものね。


この日は、夕飯の後に退院前診察がありました。

私もベビも特に問題はなく、無事、明日退院となりました。


で、その診察に行くちょっと前。

高校の友人から連絡があり、『今から行ってもいい?』と。

その友人も3歳の子供が居て、しかも日中仕事をしているのに、
わざわざ駆けつけてくれました!

ほんと嬉しい限りです

子供が居るため(夜だったし)長居は出来ませんでしたけど、
また落ち着いたら遊ぼうね!と約束をしました。

今からその日が楽しみです


そして。

またもや地獄の夜がやってきました。

今日は母乳も出始めたし、かなり胸も痛かったので
夜も母子同室としました。

胸が張ってくると、どうせ痛くて眠れないしね。


と、思ったのですが。


それが、そもそもの間違いでした。。


なんと、この日の夜は、まさかの1時間おきの授乳!

おむつ替えをいれて、授乳に2~30分かけ、

  寝たかな~?

と思って横になり、私も寝ます。

そうして次に起こされて、時計を見てみると。。。


先ほど起こされた時間から、1時間しか経ってない

つまり、3~40分しか眠れていないことになります。


それが、夜中。


はっきりいって、夜が明ける頃にはフラフラです。

さすがの私も、かなり限界を感じました。。


続く。。





第二子出産 入院記<<二日目>>

2008-03-31 | ├○第二子 妊娠・出産記
うとうとしては目覚め、しばらく寝られず・・・
といった夜を過ごした一日目。

夜が明け、いよいよ今日から本格的な授乳が始まります。

同じく昨日出産したママさんと一緒にまずは助産師さんの
お話を聞きます。

私は二人目なので、

 「あ~、そうだったそうだった」

 「そうそう、そうなのよね~」

なんて思いながら聞いていました。


一通り話を聞いた後、個室に戻っていざ授乳。

抱っこして銜えさせると、一生懸命に吸い付きます。

それがまた可愛いのなんのって!


・・・しかし!


ここでまた問題が。


おっぱいを吸わせると、子宮収縮を促進させることに
なるみたいなんですよね。

トモの時にはあまり気にしなかったこの痛み。

今回は、というと。


・・・痛い。


痛すぎる。


どんなに痛いかというと、子宮をギュっ!とわしづかみにされて
思いっきり握りしめられてる感じ?

もしくは、お腹を下した時の、ピークの痛み?
それより圧倒的に痛いけど。。

もう、なんとも言えないくらい、痛い。

まだまだ飲みたりなそうな赤ちゃんを放り投げて
うずくまってしまいたいくらい、痛い。


陣痛は耐えられるけど、これはかなり無理!

ということで、痛み止めをもらうことにしました。

それでも、薬が切れ始めた時の授乳とかは地獄でしたけどね。


それはさておき。

私の場合、とっても母乳の出が良いみたいで、一日目だと言うのに
すでに6g~8g位は出ているみたい。

どの助産師さんにも「すごいわね~!」と褒められました


その後、オムツ替えの指導。

二人目ということで余裕のつもりで居たのですが・・・。


最初に洋服をまくり、オムツを取り出し、そこで一瞬手が止まる私。


あれ・・?どうするんだっけ・・・。


一瞬考えたあと、あっ!と思いだし、オムツを広げてお尻の下へ。


そして綺麗に拭いて新しいオムツを付けて、よし!
と思った時、隣で助産士さんの声が。


  「サイドのギャザーを広げてあげてくださいね~」


あっ!そうだったそうだった!

もう、1年以上も前のことで、すっかり忘れていました、そんなこと。

ほんと、物忘れが激しくって困ります


その後は、母乳でいけそうだと言うことで、日中母子同室となりました。


午後からは、旦那とトモが一緒にお見舞いに来てくれました。


弟を見て、「おとーと!」と叫び、どうにかしてさわろうとするトモ。

あまりに可愛いので、抱っこさせてみることに。


そしたら、まぁ。

上手に抱っこしてました


甘ったれになることも覚悟はしていましたが、どうやら
ちょっとは『お兄ちゃん』になっているみたい

お母ちゃんはうれしいよ



こんな感じで一日が終わろうとしていた、その日の夜。

まだ母乳も出始めたばかりで、あまり出ないだろう、
ということで夜は赤ちゃんを預かってもらうことに。

もちろん、昨日の教訓を生かし、痛み止めを飲むことも
忘れません


よし!今日こそ寝るぞ~!

と張り切って床につきました。





結局、胸の痛みやら痛み止めが切れた為の収縮の痛みやら
何やらで、満足に寝ることが出来ませんでした・・・


う~ん、、いつになったらしっかり寝られるように
なるんだろう・・・


と、少し悲しい思いのまま、夜は更けて行きました。。



続く。。。

第二子出産 入院記<<一日目>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
さて。

無事、出産という大仕事を終えた私は、改めて部屋に
行くことに。

前回は車椅子を用意してくれていたのですが、今回は
なんと、自分で歩いて行けと!

いや、確かに、今回もスピード出産だったし、確かに
歩けと言われれば歩けるけどさぁ~。

なんか、もうちょっと、労ってくれてもいいんでないかい?

とかなんとかぼやきつつ、旦那の手を借りつつ歩いて病室へ。


途中、新生児室に我が子が居るのを確認。


いや~、やっぱり可愛いねぇ~(笑)


その間、看護師さんがご飯は今日の夕飯から出ます、と
説明してくれました。


ちょうど出産がお昼にかかってしまった私。


もちろん、出産で体力を使ったのでお腹も空いてます。


内心、

  えっ、お昼は?!お昼は食べちゃ駄目なの?!

と心配になりましたが、何のことはない。ただ単に、用意が
間に合わなかっただけだそうで、買ってきてもらって食べる
分には問題ないとのこと。

なので、旦那に向かいのスーパーで買ってきてもらうことに。


そこで、ようやくお昼ご飯にありつけました。


ちなみに、家族への連絡は、私が分娩台の上でカンガルーケアを
している間に旦那がしてくれました。

自分の家族はもちろん、私の家族にも。

私の両親と妹(と子供達)は、この後、面会に来てくれることに。

姉夫婦は出掛けていたため、夕方過ぎに2人で来てくれました。


肝心の、私の体調ですが。

思った以上に、すこぶる良い状態(笑)

前回は結構ヘタレだったので、この差に自分自身も驚きました。

お見舞いに来てくれた父にも、

  「もうそんなに動けるのか?!」

と驚かれたほどです

多少の腰の痛みやだるさなんかはありますけどね~。


そして、そんな私を見届けた旦那は、前々から楽しみにしていた

   X Ja○an

の、復活ライブへ(笑)


予定日の4日前のライブチケットを取るというのもどうかと
思われる人もいるかもしれませんけどね。

まぁ、そこはそれ。

私も好きですから

ライブの最中に産まれたら、とか、ライブ直前に陣痛が来たら、
とか、いろいろ心配して、

  『30日だけはやめてね~』

と言い聞かせていたんですけどね。

まぁ、その願いは聞き届けられませんでしたが、無事に
ライブに行けたので良しとしていることでしょう


そのため、トモは妹宅へ預けて行ったのですが、これまた
大変だったみたいで。

お父ちゃんはいない、お母ちゃんもいない。
車はある、なのに帰れない。

という連鎖反応(?)で、夕方以降、大泣きだったそうです。

しょうがないので、私の見舞い後に来てくれた姉夫婦に
車とトモを預けて私の実家へ送り届けたそう。
その実家では、泣き虫なんのその、笑顔で遊び回っていた
みたいです。

やっぱり、数ヶ月暮らした家なので、安心出来るんでしょうね。


こんな感じで、この日は私にとっても家族にとっても
バタバタした慌ただしい一日だったみたいです。


何にせよ、無事に産まれてきてくれたことに、
そして、お祝いに駆けつけてくれて、トモの面倒を
見てくれた家族にも感謝です。




この夜。

久しぶりに軽くなったお腹で、ゆっくり眠れるかな~
 

と、思いきや。


なんだか目がさえてしまい、それに腰の痛み、縫合の痛み等々
相まって、眠れませんでした。


これから授乳地獄が始まるのになぁ~・・・。
先が思いやられます


続く。。。

第二子 出産記<<産後編>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
2008年3月30日、午後0時32分。

身長51.0cm、体重3270gの
元気な男の子を出産しました。


母子手帳によると、分娩所要時間3時間5分。


はてさて、この時間は一体どこから来たんでしょうね?笑



それはさておき。



無事に元気な我が子と対面したわけですが、お産は
それで終わりではありません。

まだ、胎盤を出すという作業(?)が残っています。


どうやら、今回は会陰切開をせずに済んだので麻酔が効いておらず、
臍の緒が出てきているのがはっきりとわかります。

臍の緒を切った赤ちゃんは助産師さんが連れて行き、
計測等の処置をしてくれています。

その間、私は胎盤の出待ち(笑)

先生も、臍の緒を持って、なにやら引っ張ってます。


そして。



   ずるずるずるっ


   『いたたたたっ!!!』



胎盤が体外に排出される際、再び子宮口が開かれ、
その痛みが私を襲います。


おかしい。

1人目の時にはこんなに痛くなかった。

決して、私の勘違いじゃないぞ。

二人目って、そんなものなのかしら・・・


なんて考えつつ、旦那の手を握りしめて痛みに耐えます。

その際、先生に


  『それって胎盤ですよね?』


と聞くのももちろん忘れません(笑)

なんか、白身がかったレバーみたいな感じです。

あとで聞いたら、旦那からはちらっとしか見えなかったみたいです。
そんなに見たかったのならのぞき込めば良かったのに(笑)

胎盤の処理が終わると、今度は私の番。

切開はしなかったし、裂けもしなかったけど、ちょっとだけ
擦過傷みたくなってるからと、1~2針だけ縫うことに。

そのため、麻酔をちくり。

それと同時に、看護婦さんが

  「子宮収縮剤を注射しますね~」

と、これまたちくり。

二カ所同時に注射されました。

なにも、同時にしなくても、、、ねぇ?


なんて、文句を言ったところで、私はまな板の上の鯉状態。
どうしようも無いんですけどね。


その後しばらくして、助産師さんが生まれたての赤ちゃんを
連れてきてくれました。


そして、初めてのカンガルーケア。


しっかり目を開けて、しかも、早くもおっぱいを探す仕草。

もちろん、まだ出ないことは承知の上で、おっぱいを含ませてみると
上手に吸い付いてくれました。

こんな、生まれたてでも上手に吸い付けるんだなぁと
改めて感心しました。



いくら見ていても飽きない我が子。


これから大きくなるまで、ずーっと一緒に過ごす我が子。




お母さんと、そしてお兄ちゃんと一緒に、成長して行こうね。






産まれて来てくれてありがとう。




そして、お疲れ様でした






入院記につづく。。。

第二子 出産記<<出産編>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
やっとのことで、病院にたどり着きました。

しかし、すぐそこだというのに、痛みのあまり
ものすごい遠くに感じました。

陣痛の波を1~2度やり過ごし、その間に、旦那に
看護師さんを呼んでもらいました。
(休日だったので、呼び出さなきゃいけなかったんです。)

どうにかこうにか歩いて病院内に入ったのですが、
歩いている間にも、どうにも赤ちゃんを落っことして
しまいそう(笑)

立っていることが出来ないのでなんとか椅子に座ると、
入院準備品を持った助産士さんが登場。

診察室には入り、先生と簡単に話をしたあと、そのまま
内診台へと通されます。

やっとの思いで内診台に座ると、先生が子宮口の開き具合を
みます。

そして、一言。


   『あぁ~、全開だ。』



・・・・うん、やっぱり


そりゃ痛いって話だわ。


そこからは先生の計らいで、車椅子で分娩室に移動することに。


はい、わたくし、もう歩けません。。


ここの産院の分娩室はLDRといって、陣痛~分娩をおなじ場所で
出来る部屋になっているんですが、どうやらそこには先客が居る模様。

私は手術室で分娩することに。


車椅子から降り、何とか分娩台(手術台)に横になると、まずは
手術着(というか、裾の長いパジャマ)に着替え。


ここからがあっという間の出来事でした。


さあ、準備が整った!と思った途端、助産士さんが


  『じゃ、次陣痛が来たら2回息を深呼吸して、思いっきり息んで~』


えっ、もういいの?!


と思いましたが、そりゃ~そうでしょう。
もう全開大なんですから。

しかし、私にとってはここからが本当の痛みとの戦い。

なんと言っても、私にとっては陣痛なんかよりも、頭が
子宮口を通る時の痛みの方が数倍痛いんですから!

あぁ、またあの痛みを・・・と思いましたが、痛い思いは
短い方がいい!という思いのもと、一心に頑張りました。

一人目ではあまりの痛さに陣痛一山で1回しか息めませんでしたが、
今回はなんとか踏ん張って2回、息の続く限り息み、

そして、息み始めてから3回目の陣痛。

ここでもなんとか2回息んだはいいのですが。


波が退いたあと、どうやら子宮口に頭がずっぽりハマっている様子!


   痛い、痛い、痛い、痛い・・・・


もう、私の頭の中はその二文字一色。


この次の陣痛を待つまでの間が、今回の出産で一番の痛みのピークでした。

おまけに、その痛みがあまりに強すぎて、いつ陣痛が来たのかが
全くわからない!

ここの助産士さんたちは教えてくれないし。

来たかな?来たかな?と思って深呼吸をしてみても、助産師さんは
何も言ってくれず。
(波が来てれば、「もう一回吸って~吐いて~」とか言ってくれます)

内心、

  えっ、まだ?まだなの?!


と思いつつ、波が来てない時に息むのも怖いのでもう少し痛みに耐え。


その合間に聞こえた、助産師さんの


  「先生呼んで~」


という声に、もうちょっとだっ!と励まされます。

そして、この陣痛の合間に先生登場。


しかし、この先生。

もうすぐ産まれるから登場したものの、実際に産まれるまでは
出番なし。

手持ち無沙汰のごとく、助産士さんの後ろで

   右へうろうろ、

   左へうろうろ。

様子をうかがうがごとく、覗き込んできます。

こんな場合だというのに、思わず


  『プッ(笑)』

と、内心、笑ってしまいました(笑)



そして、再び来たかな?!と思って深呼吸をし、

  「はい、もう一回深呼吸、そう、思いっきり息んで~!!!」

と言われた時。


よっしゃ~!もう出る、もう出す、もう耐えられないっ!!!


とばかりに思いっきり踏ん張ります!


   『う゛う゛う゛う゛う゛う゛~~~~~っ!!!!!』


と、ここで再びレバーが。。。


私はどうやら、手を押した方が力が出るんですが、
ここのレバー。

引くようにしか出来てないんですよ。

押すと、レバーまで一緒に倒れちゃうんです。


だもんで、またまた最後の踏ん張りがやりづらかったんですが、
なんとか最後の力を振り絞ります。


   『う゛あ~~~っ!!』


ここで、再び助産師さんの声が。


   「もう息まなくていいですよ~」


やっとこの痛み(子宮口に頭が挟まってる痛み)から
解放されるっっっ!

と思ったのもつかの間。


今度は、肩が通る時にも激痛が!


なんで、なんでっ?!前の時には痛くなかったのにっ!!


看護士さんの「力を抜いて~」の声に、行き場を失った手が
彷徨います。
(もう、力を入れちゃだめだから、レバーは握れないからね。)


そこですかさず、立ち会ってくれた旦那が手を握ってくれました。

  「よく頑張ったね、おつかれさま!」

の声と共に。


この時、

   『あぁ、この瞬間に一緒に居てもらえて本当によかった』

と心から思いました。




そして。


12時32分。


元気な男の子を出産しました。



続く。。。

第二子 出産記<<陣痛・移動編>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
[11時30分頃]

さて、車に乗ってからのことですが。

うちの車、去年末に買い換えて(中古ですけどね)
今はミニバンに乗ってるんですけど。

後部座席は旦那の実家に行く時の荷物でいっぱい。

おまけに、チャイルドシートが2台乗ってます。


おかげで、私の座る席はバタフライシート(補助席みたいなヤツね)。


  この痛みの中、ここに座って行くんですか・・・(汗


と心配になり、一時的に新生児用のチャイルドシートを
起こしてもらい、横になるスペースを作ってもらったんですが、
結局座っていたほうが耐えられるので座っていることに。

その合間にも、絶えず痛みはやってきます。


出発してみたものの、実は旦那はあまり家から妹宅には
行ったことがなく。

結局、痛みの合間をぬってナビをしながら行くことに。


自宅を出発し、走ること数分。


痛みが極限に達し始めました。
間隔も、すでに2分くらい。


さすがの私も、これは妹宅に行っている場合じゃないと思い、
そのまま病院に行くことに。

と、ここでやっと、病院に電話をすることにしたのですが、
携帯を取り出し、電話帳を検索する時点になってようやく、


  病院が、、、登録されていない・・・


という事実に行き当たります。

その事実を旦那に伝えると、運転中の旦那が

 『さっ!』

っと携帯を取り出し、病院を表示して渡してくれました。

この痛みにもかかわらず、

  さすが、私の旦那様!

と関心してしまいました。


そこで電話をかけ、このまま向かうことを告げると、
今度は妹宅に電話。

このまま病院に行くことにしたので、トモだけ
預かってもらうように伝えました。


もちろん、この合間にもひっきりなしに痛みが。


さすがの私も、ここ(車の中)で産むことだけは
避けなければっ!と、頑張って息み逃し。

助手席のヘッドにつかまり、乗降用の取っ手を握りしめ、
必死に耐えます。


過去の経験から行くと、すでに8~10㎝開大ではないかと推測。


さすがの私も、この痛みを逃すのには苦労しました。
車の振動もありますし。


[11時50分過ぎ]


なんとか妹宅についた時には息も絶え絶え。


妹はトモを迎えに出てきてくれていました。


その妹に、頑張ってくるよ、と何とか伝え(笑)、
いざ病院へ。


もちろん、妹宅から病院へ行ったこともない旦那。
表通りはいつも混んでるので、裏ルートをナビ。

その10分後には、無事病院に到着しました。



続く。。。

第二子出産記 <<陣痛・自宅編>>

2008-03-30 | ├○第二子 妊娠・出産記
2008年3月30日午後12時32分。

3270gの元気な男の子を出産しました。

その記録を、これから綴って行こうと思います。



思えば、数日前から(前駆)陣痛らしきものはあったんです。

生理痛のような痛みを感じたかと思えば、夜中でも
お腹に違和感を感じて起きることもしばしば。

しかし、4月出産を希望していた私は、

  『これは前駆陣痛だ!』

と思い込んでいました。


それが、30日の朝のこと。

出産予定日が近付いてきたこともあり、この日から
しばらく妹宅へ居候する為に準備をしていました。

いつものように朝ごはんを食べ終え、軽く掃除機をかけ、
テレビを見ていました。

その朝ごはんの最中も、軽い生理痛みたいな痛みを
感じていましたが、『これは違う、前駆(陣痛)だ!』と
自分に言い聞かせていました。

まぁ、これが間違いのもとでしたけどね

それがテレビを見ていたときのことです。


[9時40分過ぎ]


突然、激しい痛みに襲われました。

あまりに突然の事にびっくりし、しかも、私は
『陣痛がこんなに急に痛くなるわけない、これは腹痛だ!』
と思い込んでいました。


と、いうのも。


前日も同じような事があったんですよね。

その前の週に両親たちが旅行に行ったお土産にと、
『メロン』をくれたんです。

それがちょうど食べごろになったので、3時のおやつに
旦那と二人で1/4づつ食べたんです。
(トモにもあげたんですが、お気に召さなかったようで
食べませんでした。贅沢者めっ

おそらくそれが原因で、夕方~夜にかけて腹痛を起こして
いたんです。

で、問題のその日の朝も、残りの半分を同じように
旦那と分けて食べていたんですよね。


なので、陣痛を疑うより先に、『またか・・・』と
思ったものです。


[10時5分頃]


それから20分後。

またもや激しい痛みに襲われました。

時間を見ると、前回の痛みから20分。

陣痛であればこの間隔で痛みがしばらく続くはず。

私は『これは陣痛じゃないんだから腹痛だ』と再びトイレへ(笑)


しかし、それからが地獄の始まりでした。


それから不定期に、しかも長くても5分間隔、短いと痛みが
治まるとすぐに、その激しい痛みに襲われます。

しかし、ここでも私は『陣痛がこんなに急激にくるわけないっ!』
と無駄な足掻きをしていました。


旦那に強い痛みに襲われている事を伝えると、もうしばらく様子を
見よう、という私の思いとは裏腹に、病院に行かないまでも、
もう(病院から10分の)妹宅に行こう!と言い出しました。

それが、大正解でした。

まだ準備の仕上げをしていなかった私は慌てて、旦那に指示しながら
出掛ける準備。

もちろん、その合間にも痛みは続いています。

そうして休み休み準備をしながら、いざ出発!



長くなってきたので、続きはまた・・・。

妊婦検診 <<9ヶ月後期検診>>

2008-02-26 | ├○第二子 妊娠・出産記
今日は9ヶ月後期の妊婦検診でした。

現在34w5d。あと2週間ちょっとで正産期に入ります。


赤ちゃんの状態は特に異常もなく健康で、推定体重は
2500gとのことでした。


ってか、大きくね?


赤ちゃんの大きさとお産の早さは関係ないというけど、
あまり成長が早いと早く出て来たくなっちゃいそうだし、
そうじゃなくても、あまり大きくなりすぎてからのお産も
大変そうだからなぁ~・・・。

と、密かに思っている私。

う~む・・・。難しい問題だ。

なんせ、いくら考えても答えは出ないからね(笑)


しょうがないので、もうしばらくゆっくり過ごすことにします。



検診の帰りに、いつものごとく妹宅にお邪魔して来たんですが、
姪っ子ちゃんが、いつの間にかお姉ちゃんになってました

いつもはトモが近付くとちょっと泣きべそをかいていたのに、
今日はひと味もふた味も違います!


トモがベビーゲートを開けようとしていると、

  『トモくん、だ~めよぉ~!』。

食事の時、ちゃんと座りなさい、と私が叱ると、

  『トーモくん!座って~!』。

さらには、仲よさげに一緒に追い掛けっこをしたりして
遊ぶではないですか~!!

これには親もびっくりです。

ちょっと前まで、寄ると触ると泣いて(泣かして?)たから
親も引き離すのに苦労してたんですけどね。

女の子は成長が早いと言うけれど、こんなにも違うものかしら??

姪っ子の成長に驚かされっぱなしのオバチャンなのでした。