私のための手抜き日記

早いもので、二人揃って今年高学年です。

出産記 part3

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
分娩室に移ってから。


この時点で、大体18時頃。
病院に来てからまだ2時間くらい

分娩室に移るころには、やっぱり結構痛みが強く、感覚も短くなっていたので、
分娩台に上がるのも一苦労でした。
何よりも、羊水が絶え間なく流れ続けているのがすごい気持ち悪かった

分娩台に寝ていると、助産士さんが「立会いだっけ~?」って聞いてきました。
そういえば、うちは立会い希望。しかし、旦那はまだ来ず

時間をみると、もう帰るって連絡を受けてから1時間ちょっと過ぎたくらい。
いつも1時間半くらいで帰ってくるので、もうそろそろかなぁ~なんて
話しているうちに、どうやら旦那も来たみたい。
間に合ってよかったねぇ~


ここからが痛みとの戦い

どんどん強くなる痛みに耐えつつ、いきむ時につかむレバーを確かめて
感覚をつかんでおこうとレバーを探すも・・・。

レバーが届かない・・・。

ここの分娩台には2箇所、レバーがついている(腰の辺り両脇と頭の上)んだけど、
そのどちらも届かない

これにはぶったまげました

どうにかこうにか、レバーの握りまでは届かないものの、金属部分に手をやり、
(レバーは向こう側に45度くらいの角度でついてるものなのね。)
それでもしっかりは握れないから指先だけで力を入れることに。

この私の腕の短さには、こんな時だというのに思わず笑ってしまいました


それから助産士さんが何度か内診に来てくれましたが、19時半前くらいに、
「まだ9cmだけど、いきむ練習をしてみようか~。
 練習しているうちに全開(10cm)になるからね。」
といわれ、そこからがほんとの戦い。

何度かいきんではみるものの、息が続かない
かなり苦しくて、陣痛の度に2回づついきむなんて、そんなことしたら
酸欠になってしまうって、本気で思いました。。。

それでも、どうにかこうにか練習をしていたら、そのうち助産士さんがやってきて、
いきなり、「はいっ、思いっきりいきんで~」なんて言われて。

その時の私の心中は、
「えっえっ?!練習じゃないの?!もう全開になったの
って、「?」がいっぱい飛んでました(笑)
あとで旦那に聞いたら、旦那もやっぱりそう思っていたみたい

「この分ならあと1時間のうちには産まれるからね~」と言われ、
この痛みがあと1時間も続くのか・・・。と、一瞬、産むのをやめたくなりました。
ここまできてそんなことできるわけないのにねぇ(笑)

このときの痛みは、例えるなら、長い間便秘をしていた後に便通がきて、
立派な物を出す時の痛みに似てる、と私は思いました
あまりきれいな例えじゃないんだけどね~
出口より大きなものを無理やり出そうとするときの、出口が切れそうになる
痛みが一番強かった。
いきむと楽って人も居るみたいだけど、私はいきむと痛くなるから
1度の陣痛で1回のいきみがやっとでした


そんなことを思っている間に、にわかにあわただしくなっていく室内。
まだ残っていてくれた日勤の婦長さんと、院長先生もやってきました。

この病院では、大体の人が会陰切開をして出産をするそう。
そのため、ほとんどの場合で医師が立会いの元、出産をします。
ま、最後の最後だけだけどね。

産まれる瞬間のちょっと前、先生が切開をするための麻酔を打ったのですが、
普通、陣痛が強くて注射の痛みはあまり感じないというのですが、
私はしっかり痛かったです
その後の切開の瞬間も、痛くはなかったけどしっかりわかりました

ぱちって切られたな、と思った次の瞬間。
助産士さんの声が。

もういきまなくていいよ。
産まれるからね~、下向いて~!

そして下を向いた瞬間、足の間からちっちゃな頭が!!!

そして20:03、元気な男の子を出産しました。



産まれてからのことは、次へ続く。。。


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