6月20日(火曜日)に久里浜港「ムツ六」さんへ仕立船のイサキ釣りに。2020年に企画した際は荒天のため前日に出船中止となってしまい、やっと今回お邪魔させていただきました。
メンバーは沖釣り初挑戦の方も含む、会社の同僚9名です。
いつもながら、釣行準備の時間は最高に楽しい!
ウイリー糸だけでなく、超細ハリスも試してみようと1.25号まで調達。
時間があればウイリー糸を針に巻き付け、あぁでもないこうでもない。
メンバーで私の竿を使ってもらう人には、標準的な天秤とサニーカゴFL+オモリの組み合わせ。カゴを使うとオモリが変更できて流用できるのはメリット。
なお、船宿でお借りするとレンタルセット(竿+手巻リール+キーパー+天秤一式)で、1000円也。道具はちゃんとしていて、価格もキーパー、天秤一式込みな点を考えれば十分。竿が硬めなのと、リールが800番台で重いのは深いタナを攻めるケースもあるのでしょうがないかなぁ。
自分は久々に小型電動リールを利用。
仕立船かつ潮もそこそこ動きそうだったので予めオモリは60号で統一。この位の重さになると電動は助かる。
◇当日のタックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
リール:シマノ プレイズ400
ライン:サンライン SIGLON PE×4 2号200m (35Lb/15.5kg)
ライン:サンライン SIGLON PE×4 2号200m (35Lb/15.5kg)
ライトテンビン+サニーカゴFLマーク2+60号オモリ
予定では7時出船、14時沖上がり。出船時にはレクチャーをお願いして船長からメンバーへアドバイスをいただきました。
久里浜からポイントの剣崎はすぐ。
すでに船団が形成されてます。
タチウオ船団とは違った並び方。
剣崎沖水深25m前後が当日のポイント。6月1日の開幕からずっとこの場所です。今年はアタリ年とも言われていて、魚影が濃い。
当日の潮回り
結構な潮位差。
船長からの指示棚は上から14m~20m。
メンバーの道具の様子を一度確認してから、実釣開始の1投目。
いきなり、32cmの良型ゲット。今日はいけるぞぉ!
なんて思ってましたが、実はコレ今日イチ君でした。
見苦しい写真ですいません・・・これ、私の左腕です。
取り込み時に、ちょっと背びれ(だと思います)が刺さった場所が、かゆみと共にかぶれました。1時間ほどで消えましたけど、ヒレ類は要注意です。
前半は活性も高く、船中どこかしこで魚が上がってます。
サイズは22センチ前後がアベレージ。うまくハマれば、5本針仕掛けで4尾がかかってくることも。ただ、そんな時はサイズはやや小ぶりでした。
一般的には型の良いイサキは小型の泳いでいる棚よりも高めにいると言われています。その意識をもって試行錯誤すれば良かったかな~と反省。
中盤以降はなかなかテクニカルな展開。
小さめのシャクリでコマセはポロポロを意識して、タナを細かく探っていく感じだと数は伸ばせる様子。「じっくり攻める」といった言葉が合うかな。
またレンタルタックルのうち、2セットが天秤にクッションゴムが付いていなかったのですが、同行者が水際でバラしてしまうケースが多かったです。例の輪ゴムと、クッションゴムをそれぞれ使っていただき取り込みが大幅に改善しました。
コマセカゴについて感じたのが、自分の使っているサニーカゴFLマーク2は、サニーカゴFLと違い、上の窓が開閉出来てコマセ量の調整が出来ます。が、これが結構めんどくさい。コマセを詰めて意識せずに投入すると、いつのまにか上の窓が全閉だったりして全くアタラずに仕掛けを回収して気づく事が頻発。
誤解のないように記載すると、コマセを詰めて投入作業の間に自身で小窓を閉めてしまってます。仕掛け投入直前に小窓チェックすれば良いのでしょうが、ノーマルのFLの方が使い勝手は良い気がしました・・・。
全閉にならないように、結束バンドでも噛ませちゃえば改善しますが、それなら何のためのFLマーク2って話にもなってしまいます。
帰宅後試しに止めてみました
船上では良型中心に、脳天(神経)締め+血抜き(エラハサミ)+野(氷)締め。で、美味しく持ち帰る事をメンバー全員が実施。これで、魚屋では手に入らない極上のイサキを持ち帰れます。小型は、エラを切って野(氷)締めのみで持ち帰り。
14時沖上がり。終日雨も降らず、曇り空から晴れ間が覗いたりと釣り日和でした。
梅雨イサキ36尾。
32センチを筆頭に、30cm級は5尾(1尾は友人へ進呈)。
小型ながらも、こちらも梅雨の風物詩「タカベ」も1尾。
14時沖上がりだったので、帰宅は17時。
当日は夕飯のおかず分だけ処理して、他は氷と塩を追加して翌朝へ回しました。
イサキばかりの冷蔵庫。パッドに魚は2段入ってます。
今回のお供はコレ。
血抜き効果で、綺麗な白子も大量(下処理済み)。
食べてみたかったイサキの白子ポン酢。バターみたい。プリン体なんか気にしない(嘘)。
まんすりあんぐらさんから、皮目がウマいから炙り刺しやってみ。と言われて、作った当日の炙り刺し。確かに美味い!
小型13尾は干物に。
塩は緩め、3時間干して冷凍保存。
3日目の刺身と炙り刺し。
刺身を見れば点数付けられる、とこどもパパさん。
80点頂きました!(満点だとどんだけ美味いんだ)
皮目が美味い魚、やはり塩焼きは最高ですね!
考えてみれば、イサキ釣りは人生で初めて。釣れる時期が限定されていて、なかなか行けずじまいでしたが、人気の高さがよく分かりました。実釣時はサイズも期待しつつ、追い食いを狙う楽しみ。持ち帰れば、多種多様な料理に出来る味わい深さ。約3mの仕掛けに5本針で付け餌使わずの奥深さ。たしかにハマりますね〜。
アチコチで調べながら自作して持参した仕掛け。自分はハリス1.5号と1.25号を試しました。1.5号でも良型だと一発でハリスが切られるシーンもあって、船宿仕掛けの1.75号ってのが絶妙な感じ。
当日船宿さんで購入した仕掛け。
帰宅してからチェックした針のサイズ
左が船宿仕掛け、真ん中(ネムリセイゴ11号)と右(チヌ1号)が自作の仕掛け。自作よりも針サイズが小さい事に気づく。チヌ0.8号か、伊勢尼10号あたりか。確かにイサキって魚体の割には、口が小さいですね。
1.25号は確かに魚の喰いは良かったのですが、魚を取り込んだ後にモタモタしているといつの間にか針が一本飛んじゃってたり。
細ハリス使う時は、タモを上手く使わないといけないと感じましたが、満員の乗合船だと、そう簡単にはいかなそうなので、1.25号はアジ仕掛けに使う事にします。
今回使用した竿「Funetatsu」はこの釣りにもバッチリ。対象魚種が多いお気に入りの1本です。
当日視認できた艦船
艦籍番号181「ひゅうが」
艦籍番号 605「ちちじま」
オモリが自由に変えられるので、ビシタイプよりもオススメ
感覚的には線径1.4mmじゃなくても良いのですが、アーム長は25cm欲しいです
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