6月19日土曜日に平塚の庄三郎丸さんへ、ライトウィリー五目釣りに。会社の仲間と総勢7人で行って参りました。
1年を通じて楽しめる五目釣りですが、今の時期はメインターゲットはアジ。
外道でサバやウルメイワシといったところ。
現地着5時30分、出船時間6時30分、沖上がり13時の乗合船です。
当日の天気は梅雨空らしい雨予報。ここのところ梅雨とは思えない、雷雨が多かったのでひとまず安心です。釣り船は風が強いのも苦手(波が高くなりますから)ですが、雷なんてもっての他、雷鳴が聞こえてくれば竿を仕舞って終了となる事が多いので。
当日の潮回り。
出船時点で上げ潮が始まっていて、途中潮止まりを挟みますが、ラスト1時間の下げっ端でちょうど良い潮周り。大潮なんかだと、潮がぶっ飛んじゃってコマセ釣りには不利な事が多いです。
なお、今回は海上一日雨が降っていたためほぼ写真は撮れませんでした。
◇使用タックル◇
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:シマノ プレイズ400
ライン:PEライン 2号
竿受け:Daiwa ライトホルダーメタル90CH
他:サニーカゴFL+オモリ40号or60号
リール:シマノ プレイズ400
ライン:PEライン 2号
竿受け:Daiwa ライトホルダーメタル90CH
他:サニーカゴFL+オモリ40号or60号
先日調達した新竿を使った初釣行です。
出船後水深40-60mをオモリ40号で攻め、後半は深場90-100mをオモリ60号で攻める旨、前日船宿さんのサイトで告知されていました。
ただ、船上ではアナウンスありませんでしたが最初から60号使った方もいたようでした。他のお客さんの仕掛けの流れ方とか、同行者がオマツリしていたのを見ているとそんな感じ。一声かけてくだされば、用意があったのでスタートから60号を使用したんですけどねぇ・・・。
出船後30分ほど走ってポイントに入り実釣開始です。
今回、同行で舟釣りが初めての若者の指南役を仰せつかりましたので、まずは基本動作と実釣アドバイス。
なかなか、筋が良いので最初の15分くらいでアドバイスは終了。その後はほぼ自由に釣らせてもらいました。
その辺のセンスって、例を上げると・・・(対策は青字)
・リールを巻きすぎちゃう、天秤ブラブラ、オモリブラブラ
→天秤が水面に上がったらリールを巻くのをやめて竿を立てる
・底ダチが取れずに糸をどんどん出しちゃう
→船長から水深目安の声がかかるはずなので、ラインの目印を観察しながら、指定水深近くになったらサミングをして竿に神経を集中する。同じポイントで2回目以降はラインの色でおおよその見当がつくようにします
・投入時にコマセカゴや天秤に仕掛けが頻繁に絡んでしまう
→仕掛けを先に入れた後、仕掛けの流れ方を確認してから天秤を干渉しない位置に入れる
と、いったことが一切ないんですねぇ!素晴らしい。
さて、新竿の具合を試すためシャクリ幅や、置き竿時のしなり具合など、一通りチェックして実釣開始。
先に始めている方でも、それほど魚は上がっておらず、まだ魚が寄ってないのかなぁ、といった感じです。
初めに同行者が用意してくれたハリス2号の3本針を使ったのですが、根回りだったので、いきなり根掛りとともにハリス切れ。
船で購入(350円也)できる、ハリス3号2本針でも良かったのですが、持参したハリス4号3本針の仕掛けに切り替え。
↓この仕掛けにスイッチしたのが、結果的によかった。
小さなアタリで上げてみると、手のひらサイズの赤い小魚。エサ取りなんですけど、名前がわかりませんでした。釣れてもリリースですねぇ。(追記:同行者の方から後日サクラダイと教えていただきました。名前は素敵)
数投目、指示棚の1往復目でまた小さなアタリで針がかりしたので、追い食いを狙うべく、2往復目。
底ダチをとった瞬間・・・ズドン!
竿が一気に持って行かれ、海面に竿先が突き刺さります。根に入られるとキツイので、グイッと持ち上げます。こういう時の64調子は徐々に力が伝わる感じで心強い。硬い竿だと、綱引きでハリスがやられたかもしれません。
電動リールを巻き始めると、かなりの引き。大物確信。
モーター音も魚が暴れるたびに高低しますが、竿が上手くいなしてくれます。
リールのデジタルカウンターが徐々に小さくなっていき、残り1mとなった時点で海面に浮かんできた姿を見てビックリ!声がけして中乗りさんにタモ入れしてもらいました。
出たぁ~!ヒラメ53センチぃ
前回のヒラメ釣りで、1枚も釣れなかったのに今回はウィリー仕掛けで釣ってしまいました。ヒラメ釣りを想定した新竿だった事もあって満面の笑みで同行者さんがパシャッ!
いやぁ嬉しかったです。このタックルで上がってきたので最高!
当日のハイライトはこのヒラメと、次の流しで釣ったアマダイ30up。
甘鯛は、オキアミ好きですねぇ、付けエサのオキアミ(船宿で購入)にしっかり食ってきました。
帰宅後撮影。
その後、雨も強くなりつつ深場(90-100m)を狙うものの、自分は釣果を伸ばせませんでした。
ただ、最終盤でアジをたて続けに4尾釣りあげた際は、シャクリ幅も小さくポーズ時間も長めで、アジが食う感じだったので勉強になりました。
教科書通りだと、シャクって3秒~7秒ポーズを入れてまたシャクる。
この釣り方だでサバが多く釣れていたのですが、ポーズを長くとり、コマセがポロポロ出る程度を竿のしなりで行う方が当日のアジには効果的だったようです。
さて、釣果
ヒラメ1、甘鯛1、サバ11、アジ6でした。
アジの最大は30up。アベレージは23センチ程度。
高級外道が入ったのでとても良かったのですが、アジの数が不満。
最後にアジの釣り方に気づいただけに、ちょっと後悔。次回への反省としておきましょう。(その日、その時間の釣り方をどれだけ早く気付けるかって事ですね)
さて、調理。
当日は疲労困憊、夕飯分と足の速いサバはすべてやって、ヒラメとアジは下ごしらえで就寝、といっても夜中の2時までかかってしまった・・・。
◆当日編
甘鯛のお刺身&湯引き
甘鯛って皮引くの大変なんですね。後でこどもパパさんが調べてくれて、松笠とか、皮を引かずに食べる方法が多いって教えてくれました。
半身の皮引きで難航したので、残りは湯引きにしちゃいました。
身があま〜い!
サバの塩焼き
振り塩して20分くらいしたら、皮側から焼く。
娘が大好き、サバの竜田揚げ
しょうゆ、酒、すりおろし生姜につけて軽くもみ、少しおいてから片栗粉の衣で揚げる。
山梨のお酒、七賢
◆翌日以降編
一晩寝かせたヒラメとアジを調理しました。
ヒラメのカルパッチョ
お刺身にオリーブオイルとレモン汁、塩をパラパラで魚の旨味が絶品でした。
ヒラメのお刺身
えんがわ、こんなに食べれるの初めて!
これだけの量食べられるのは、釣り師の特権。
なお、ヒラメの捌き方はこちらを参照させていただきました。
アジのなめろう
フードプロセッサーを使わずに、包丁で作るのが食感も楽しめて一番ですね!
なめろうのダシ茶漬け
あらでとったダシ、刻み海苔、ゴマ、わさびで風味を増した至極の逸品。
〆さば(完成したので追記しました)
調理後、48時間以上冷凍して解凍。普通に美味しいんですけど、スーパーで売られている真空パックものとあまり変わらないレベル。
後日、丸々太って脂の乗っていた〆さばを、炙りにして食してみました。
これがとても美味しく、上記記載は個体差によるものだったという事で、サバにお詫びします。。。
生には生の、冷凍には冷凍の良さがあるという事でご容赦ください。
◆補足
切れ味の良い包丁を使うと、出ると言われている切断面のレインボー
出汁をとる際、あらと一緒に使っただしパックは↓
茅乃舎 減塩 茅乃舎だし
なめろうには薬味をタップリが好きですね~。
ミョウガ、刻みショウガ、青ネギ、しそ、日本酒、ゴマ油にお味噌
一晩寝かせて、水分が随分出ました
サクどり!こんなデカイの幸せ~。
活躍した新竿
相模湾の指定サイズのカゴです。これより大きなものはNGです。カゴのみなので、オモリは自由に選択できるメリットがあります。
記事でも紹介した仕掛け。
大型クーラーボックス アジだけなら大きすぎますが、イナダ、ヒラメはこのサイズは欲しい。独り身の方なら、ワンサイズ小さいの(23リットル)でも良いと思いますが、魚だけではなく氷も入れることを忘れずに!
たまには、リッチなだしパックを使いたくなる!