今日から猫日記

我が家の猫ちゃんの成長と日々の出来事

QUEENフレディは足の切断などしていない

2018-12-05 | ボヘミアン・ラプソディ
最近、映画[ボヘミアンラプソディー]が公開され、再び注目されている、Queenのフレディ。 晩年は足を切断していたという記事を見て誰かが訂正してくれないか、と手をこまねいていたが、一向に出てこないので、ブログを書くことにした。
彼の晩年を知るには、彼と一緒に暮らしていた「フィービー」こと「ピーター・フリーストーン」と最後の恋人である「ジム・ハットン」が書いた本から知ることが出来る。




ピーターは[華麗なるボヘミアンラプソディー]という本の中で[狂気への序曲]の撮影での時の事を詳しく書いている。
撮影中は大半スリッパを履いていたとある。痛みのためきつい靴を履くのは難しいかったと言っているのだ。

そして最後のビデオとなった[輝ける日々]では体調が優れず、この時フレディの右足親指の側面の付け根に皮膚組織障害ができて、変形して硬くなったかさぶたが足に体重をかけるたびに、
肉に食い込み激しい痛みで歩くことさえままならなかったと書いている。




ジムの描いた本では[イニュエンドゥ]のアルバムを作成する頃にメンバー達に初めて告白したと書いている。
「いきなり右脚のスラックスをめくりあげ、その脚をテーブルに乗せて、ふくらはぎの横の痛々しく口を開いた傷が皆の目の前にさらされた。」

そしてフレディが亡くなる数日前には「自宅の一階に飾ってある絵が見たいと言ったがもう自分で体を動かせなくなっていて、抱いてもらう相手の首に腕をまわすことすらできなかった。
そして彼はミッキーマウスのガウンを着ていて、足は素足のままだった。
僕が抱いて行くと言っても、彼は歩けるところまで歩くと言って聞かず、手すりにすがりながらよろよろと階段を降りていった。」と書いている。

彼らは、フレディの最後を看取った証人で、フレディの大事な友だった。いや、家族以上の存在だった。

もしもフレディが足の切断をしていたのなら、二人ともはっきりと書いているだろうし、誰がフレディの足が切断したと言い出したのか、ブライアンはただ足が
壊死していて原型が失われていたという意味で「無くなっていた」と言ったに過ぎない。またエイズのために認知症になっていたというのも、ガセネタだ。


これから、また誰かが間違いを正してくれることを願って止まない。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勝手な憶測記事が悲しい、同感です (アナグマ)
2019-01-05 23:38:24
Queen初期の頃から、ショートのジャケットばかり好んでいたフレディ、実際の身長よりステージだと大きく存在感が増して見えるのは、やはりあの長い足だと思います。
死期が近くとも足を切断するということは「ステージに二度と立てない」ことで、とてもとても辛く哀しいこと。

ブライアンのフレディの足についての記事を直訳すると、(元の)足ではなくなっていた、という意味合いだったと思います。
勝手な解釈で「なくなった」と意訳し、更に調べもせず引用して「足を切断した」と断言し、タイトルに載せている下世話な記事もネットで見かけました。

プライバシーを大事にしていたフレディにとって、そして亡くなった人のことを勝手な憶測で蔑むようなことが本当に悲しいです。
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フレディさん (ねこさん)
2019-01-13 05:04:51
女性自身という雑誌が
原文から誤訳をそのままのせて
さらにフレディさんの足が壊疽していると書いてるんです。

どうにかならないものでしょうかね・・


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Unknown (merina)
2019-05-10 07:07:15
お二人に賛同していただきありがとうございます。
微力ではありますが、フレディを愛する全ての人たちへ本当のことが伝わりますように。
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