《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

わたしは空気が分かる

2010年03月27日 22時05分47秒 | Weblog
丸山氏はわたしを「ただのあまのじゃく」としか評価してくれませんが、
わたしは空気が分かるんです!

別の方のサイトを見ていたら、↓こういう書き込みがやっぱりありました。
「前から2列目で見ていたら、新国立劇場の場内はホコリっぽい感じがした」

ほーらね。
わたしは脳血管障害という既往症の絡みで、
脳に新鮮な酸素が行き渡ってないなー、という感覚には鋭いのじゃ。

えっへん。


ま、威張るこたぁ、ねぇーんですが、
前から2列目の人でも大変なんだから、
演者の皆さんはどんなにか辛かろうと思い、
やむにやまれぬ義侠心から、本日の奥菜恵さんへの差し入れは、

 【のど飴】。

「始めすみ付き括弧」と「終わりすみ付き括弧」で括ってはみましたが、いかんせん、

セコイ!

恵さんを思う気持ちは溢れているが、

セコイ!
セコすぎかふんしょーってなくらいだ。


しかも、立ち寄ったお店に大きい袋の【のど飴】しか無くって、
1人でなめたら何日分だよ?と思い(公演は30日までですからね)、
こりゃ「変な差し入れ!」と思われるぞ、と思いまして、
急遽、メッセージカードに

「出演者、スタッフの皆さんとどうぞ」(あくまで、「皆さん“と”」)

と書き足しました。

が、

このとき、私の脳裏に、H山マネージャーのお顔が、
というよりも、H山マネージャーの忘れ得ぬあの名言がよみがえりました。

「本当に、スタッフでいただいていいんですか?」

ヤバイ、ヤバイ。あわてて前文の後に

「もちろん恵さんもどうぞ」

と書き足した。

やむを得ない措置だったとはいえ、これはおかしい。
メインの奥菜さんが、これではまるで付け足しのようではないか。
お恥ずかしいメッセージカードをお渡ししてしまった!

恥ずかしい!穴があったら、



埋めたい!

「何じゃそれ?『……入りたい』でしょうが」

いや、入ってどうする?ちりも積もれば無理が通る、じゃよ。


実は、
【のど飴】だけでは、あまりにあんまりと思いましてね、
“銀のぶどう”の桜餅(「江戸 大桜」だったかな?)も添えて差し入れしたんですがね。



お芝居の方は、
22日以来の観劇だったんですが、
この1週間のどこかで、大化けしましたね~。
22日までがどうのこうのというようなことを言うつもりはなく、
どこがどうなったから「大化け」と評価しているのか説明する能力もなく、
ただただ「大化け、大化け、大化けのバケラッタ!」
としか書けないんですが、
今日は観ていて、何度もゾクゾクしましたよ、総毛立ちましたよ。

こういうことがあるから、観劇はやめられない。
以前、「もう一度無機質な不条理劇に」なんて生意気なことを書きましたが、
全然反対の方向に大化けして、
まったく文句の付けようが無く「良いお芝居」になっていました。

看護婦さんが子供への思いを表白する演技、素晴らしかったですよ~~。


ああ、今は“看護師”って書かないと放送禁止か……?

「これ、放送じゃないし」