日本は本当に民主主義国家なのだろうか?ーー言論による言論の封殺
日本における意思決定の仕方は、明らかに民主主義の原則から外れている。 民主主義の大原則は、決定した人間が責任を取るということだ。 ところが日本ではどうか、政治学者の小室直樹がい...
宗教団体と寄付との関係を考えるーー統一教会だけの問題ではない
安倍元首相を狙撃した山上容疑者の犯行動機は、母親が統一教会の信者で多額の寄付をしたために家族が崩壊したことへの恨みらしい。 その統一教会と安部元首相が親しいと思い込んで、恨みの矛...
重大な敗戦もまた人生の糧になるーーやまあじさいと薔薇
涙と共にパンを食べた経験のあるものでなければ、人生の味はわからない。 ゲーテ 人生の味は晩年でなければわからない。 それも銀のさじを口にくわえて生まれてきたような幸せな人には...
「清和会」(安倍派)の跡目争いが激化する
「清和会」の領袖安倍晋三元首相が凶弾に倒れてまだ数日しかたたない。 そんななか、自民党の最大派閥「清和会」の会長代理である下村博文前政調会長が岸田首相を牽制した。 「岸田首相は...
中村格警察庁長官人事は注目しておく必要がある
メディアはこぞって狙撃犯山上容疑者と旧統一教会との関係を取り上げている。 うがった見方をすると、警察庁が追及されたくない部分を隠すために情報コントロールしているのではないか。 ...
安倍元首相の国葬をなぜそんなに急ぐのか?
安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間経たないうちに岸田首相が「国葬をする」と言い出した。 政府内でも反対があったようだが岸田首相が押し切ったという。 従来の慣例は「内閣・自民党合...
一燈を頼むーー「言志四緑」佐藤一齋を読む
一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。 佐藤一齋 一つの提灯を提げて暗い夜道を歩くのが人生。 闇夜を心配することはない。一つの提灯を頼りにして行けば...
「安倍国葬」の狙いーーー岸田首相の腹の内
安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間もたたないうちに、国葬をする話が持ち上がった。 ある政治評論家の入れ知恵だと言われている。 (政局絡みになると顔を出すあの人か?) 岸田派は...
政治と宗教のけじめがなくなってきているーーー自民党の大罪
山上容疑者による安倍元首相狙撃事件は、山上容疑者による旧統一教会への私怨が原因と考えていたが、実はもっと根が深い。 自民党が宗教勢力を抱え込む、そして宗教勢力も自民党を利用すると...
「根拠になる法律もない」国葬をどうしてやりたいのか?
戦前は「国葬令」という法律があった。 しかし1947年限りで失効し、現状はその状態が続いている。 当たり前に考えれば、安倍元首相の国葬を行いたいのであれば法律を作るべきだ。 ...