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続・第6回藤田オフ会。公募校長の試み!僕の解釈。

2013-11-24 21:11:05 | 今こそ維新を!藤田オフ会。

公募校長の試み!

大阪市では、市立の小中学校に公募校長制度を取り入れています。橋下大阪
市政の元、取り組まれる新しい校長制度です


でも、この「公募」という言葉、何も外から入ってくるだけの制度ではない
んですよね。内部、学校関係者もチャレンジできるんですよね。


外から(一般社会から)と内部から(学校側)と公平にチャンスがあります。


じゃあ何でこの制度を取り入れるの?って事なんですが、簡単にいうと組織
改革をしましょうね!って事なんです。学校現場ってピラミッド型です


校長先生を頂点に教頭、教員という感じですね。校長になろうと思うと多く
教育委員会事務局の指導主事を経験せねばなりません。


教育委員会事務局というのは、学校という一つの塊の上に立つ機関で、ここ
が政治の決め事に習いながら、教育の事務を運営していきます


指導主事は校長に、校長としての在り方をレクチャーする部署です。


でもちょっとですよね!?校長の経験がないのに、上の立場になります。
これ、どうなると思います?


晴れて校長になった時、元いた学校の後輩先生がまた、事務局の指導主事に
なったら。先輩が後輩の指示を尊重しないといけません。


これ、問題が起きそうな匂いがプンプンしますね仮に先輩校長の学校で不
祥事が起きた時、後輩に黙ってなさい!みたいな事が起こるかもしれない。


その流れを変えて、しがらみがない校長先生を迎えようというのが一つ


もう一つは新しい発想を入れようって事です。教育現場は今まで閉鎖的で、
失敗できないプレッシャーから新しい試みについては否定的になってます


でも、他の大阪市の部署だって失敗していいものなんてないですよね。どこ
もチャレンジって言ってます。教育だってそう。


大阪市は学力がワーストに近い。ワーストの時もあった。今もそうかな?
えなアカンでしょ?今までのやり方があってない現状がある


この二つが大きな目標としてあります。立派な理由ですよね


学校の取り組みにもチャレンジしてます。『避難訓練』。皆さん、子どもの
時にしませんでしたか?これ大阪市内の学校、定番がありますよね。


これおかしいですよね。地域によって状況が違います。大阪にはがあり、
土地の高さがと同じくらいのところがあります。


定番の避難訓練だと逃げ場は運動場。でも、それじゃあ、地震で津波や水没
が予想される地域の子どもは溺れて死んじゃいますね。


そんな地域性を踏まえず行われていたんですよ。今までは。ですが公募校長
のいる学校ではそれを疑問視。津波を想定して屋内で避難する訓練に変えま
した


大阪市の学校の教育史上初じゃないかな。こんな当たり前の発想が閉塞した
教育現場にはなかったんですよね。新しいチャレンジはこういうのも含まれます


閉塞して作りあげて来た教育現場の常識は、中にいれば当たり前かもしれま
せんが、鎖国状態になっていた事で、世間の感覚から離れたものになってい
ました。


以上のように大阪市の公募校長マスコミ政治的な事で、必要以上の批判
を受けていますが、学校現場に、今、求められるものをもたらしてくれる事
は間違いありません


良い事はあまり報道されない。でも間違いなく学校は前進しています。始ま
ったばかりの制度でもある。伸び代は大いにあります。期待して下さいね!


全ては大阪市民のため。学ぶ子どものためです。大阪市民の皆さんにはご理
解を頂きたい、そう思います




おしまい




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