ペダーセンのミニベロ購入の切っ掛けとなったNHK「世界のふれあい街歩き・ケンブリッジ」が再放送されたためデジカメで撮りました。
ケンブリッジの町医者で大学内で養蜂をやっているようです。丁度現場に向かう途中だったようです。
なかなか年季の入ったペダーセンです
ケンブリッジ大学内です
真夏の猛暑日、キャップは砂漠を歩く際に使うようなキャップを使います
首は水の気化熱で冷やすクールネック
紫外線を防ぐ度付きサングラスはRUDY-PROJECTが気に入っています。
サングラス部分が交換できます。置いてあるのは曇りようです。
サングラス部分を外せば普通に度付きメガネで使えるのがミソです。
3-wayです。以前メガネの上からかぶせるサングラスを使ったのですが
あまりにも不格好で一回で使うのを止めました。メガネを常時使用する人は
サングラスの選定に気を使います。これは立川で手に入れました。
さてpedersen bikeの2大特長と言えばハンドル位置の高いこと。20インチでありながら26インチロードよりハンドルの位置は高くなります。ちなみに私の20インチのハンドル高さは111cm,所有のカーボンロード26インチが95cmぐらいなので如何にハンドル位置が高いか解ります。これはサドルを釣るため構造状そうなっているのですが20インチで乗っていても頭の高さはママチャリより高いです。そのため初期の自転車を彷彿とさせ乗る姿は優雅です。前方にサドルを釣るベルトがあるため降りる際前方には降りられません。そのため必ず止まった状態で足が付く必要があります。体のサイズを伝えてフレームを作ってもらう必要があるのはそのためです。原則はですが。
さらにもう一つのユニークな特長はサドルがハンモック状に釣られているためお尻が自転車を左右で漕ぐ際の動きにサドルが追従していることです。サドルの後ろは左右2本ずつのスプリングで釣られているためサドルが傾いてもバネで復元します。上半身が垂直に立った姿勢のままpedersen bikeで35kmほどポタしましたがお尻はそれほど痛くありませんでした。おそらくpedersenサドルの良い面かもしれません。(イメージを図にしてみました)
1917年ごろに消えてしまったミカエル・ペデルセンが世に出したpedersenですが復刻版に乗ってみて全体の雰囲気はモールトンより好きかもしれません。みなさん円高の今デンマークかドイツからかサイズに合ったフレームを個人輸入して自分なりに組み立てて乗りましょう。
2012年6月11日、大泉学園から吉祥寺を経て都立野川公園に行きました。自転車はpedersenです。野川公園を出た後武蔵野森林公園に寄り味の素スタジアムを左に観て多摩川に出ました。暫く多摩川サイクリングロードを走り途中でまた吉祥寺通りに繋がる箇所で多摩川を離れました。35km、3時間半ぐらいの距離でしたが意外とpedersenのサドルは快適でした。サドルが宙に浮いているため個人のお尻の動きに追随するのではないでしょうか。pedersenはドイツのkemper社が発売している復刻版ですが購入時身長と股下の丈を送ってオーダーして作りました。そのため私の身長にフィットしているのかもしれません。pedersenに乗るなら海外にフレームを発注して自分で組んだ方が良いと思います。
都立野川公園内
ここから武蔵野森林公園
味の素スタジアム
ここから多摩川
野川を吉祥寺にもどる途中
5月7日連休明けですがからっと晴れました。特に緑が芽吹きこの時期の自転車あそびは最高です。またpedersenであそびました。森の中で写真を撮りました。1時間ほどi-podに入れたシャブリエとサティーを聞きながら読書。しかし読書しながら聴くクラシックでこの2つは読書の邪魔にならず最高です。自転車のりながら聴く音楽で細野さんのHosonovaが今のところベストかな。環境音楽に走っていたころの細野さんの音楽は今ひとつなじめなかったのですがHosonovaは全てを達観して気持ちよく音楽を聴いていた頃に戻れます。加藤和彦も死の直前に出した2,3のアルバムは本来の加藤和彦に戻ったように思いました。先端で無くても年相応の音楽でいいんでないの・・と思うこのごろです。死ぬときも餓死が自然死に近いらしいです。長くても2週間で気持ちよく死ねるとか。エンドロフィンが多量に出て眠るように死ねるようです。死に方もmy going way! 餓死かな。死に方もトレーニングが大事です。
2012年4月28日(土)練馬区役所で開催された故五味康輔氏が残したオーディオ装置タンノイ・オートグラフを聴きに行ってきました。抽選で定期的に行われているようです。今回で13回目でした。自転車は最近はまっているkemper-pedersenを使いました。
石神井川の緑のトンネルの日陰が気持ちが良い日でした。
在りし日の五味氏のオーディオ三昧みたいです。
タンノイのスピーカーは日本で最初に輸入した人みたいです。
全て五味氏が使っていたままを再現するのは目的のようでした。
今回はテープの音色は確認できませんでしたが五味氏オリジナルの部分が多いとか。
プレーヤー
プリアンプはマッキントッシュ
メインアンプもマッキントッシュ
オープンリールデッキ
試聴会後に集まる参加者達
レコード(ベートーヴェン運命から)
・フルトヴェングラーが1947年戦後初めてベルリンフィルで指揮したライブ版でナチの協力者として疑われ公職追放が解かれて初めての演奏らしいです。戦後間もないため映画館の後とかかなり演奏環境は悪かったようです。最新のオーディオ機材に比べると奥行きがない感じはありますがソースの問題かもしれません。久しぶりに真空管アンプとアナログレコードの音質は音の忠実度を超えた新鮮な音に聞こえました。
レコード(ショパン・バラード ト短調作品23他)
・ホロビッツ(ピアノ)1965年5月9日、ニューヨークカーネギーホールライブ
12年ぶりのコンサート復帰で「ヒストリック・リターン」と言われているとか
ピアノの音はタンノイのスピーカーに合っているのか心地よい音質でした。
レコード(ベートーベン ピアノソナタ第18番変ホ長調作品31-3他)
・バックハウス(ピアノ)死の直前のライブで1969年6月28日オーストリアオシアッハ湖畔のシュティスト教会でのライブ。演奏途中で気分が悪くなって一週間後亡くなったようです。そのため演奏は良くないようですがピアノの音質はホロビッツとかなり違って聴けました。アナログレコードではもう手に入らないようです。
今回オーディオセットはセット全体で一つの楽器を形成していると感じました。ライブでは演奏する場所の状態、演奏家の状態、再生機の状態で全て変わります。音の忠実度を再現するのではなくて音質の違いを楽しむべきではないでしょうか。デジタルオーディオにはない音色が聴けました。デジタルでは音色の違いがなさ過ぎて飽きが来る音になるようです。アナログはいいですね。今回2倍の人の希望があり抽選で聴くことがでましたが主に団塊の世代以降が多いような気がします。隣のおばあさんが寝てました。デジタル以前のオーディオマニアがかなりいるようでした。
・pedersenはTVでイギリス、ケンブリッジの大学教授が大学に通う際乗っていたのを見たのが最初でした。ハンモックにサドルが付いていてハンドルが高い位置にありおかしな感じでした。ただ自転車を乗り始めたころの木製の自転車みたいな雰囲気があり気になりました。調べてみると100年前ドイツのpedersen氏はが考案して今ではkemper社が引き継いでkemper-pedersenとして売られているようでした。24インチのものだけ日本でも売られていましたが家が狭いので20インチのミニベロが欲しくなりました。
・丁度ユーロ安でもあり直接フレームだけ個人輸入しようと決心しました。HPを見つけ直接メールしましたらkemper氏からフレームだけでも売って貰えることが解りました。特にフレームは足下の長さと身長でそれぞれ個別に製作するようでした、以前個人輸入した人のブログなどを参考にしました。しかし銀行での振り込みや個人輸入の税関手続きをやってくれる業者を捜したりかなり面倒でした。特に振込先の相手の銀行が何処にあるのか意外とネットで調べても解らないものです。invoiceなどメールでやり取りできますので慣れの問題かも知れません。税関手数料、航空運賃、国内宅配運賃などクレジットカードが使えないためそれでもめんどうです。意外と個人相手に税関手続きを代行してくれる業者は少ないことが解りました。殆ど業者相手でした。
ネットで電話し続けてやっと見つかりました。
・個人の体型に合わせてフレームをオーダーするため個人輸入しかないのも事実です。モールトン同好会はたくさんあってもpedersen同好会はないだろうなと思っています。
・pedersen氏は1925年に亡くなっています。またドイツのユーザーの写真の一部ですが完全版はkemper写真を参照して下さい。けっこうかっこいいですね。