High-Tech-Cyclingというプロが自転車を如何に効率よく走らせるかを解説した英語のペパーバック本を入手した。プロのレーサーなどを使いバイオメカニクスや運動生理学を駆使して詳細に実験している。ギヤ比と効率など自転車愛好家にも面白く読めそうだ。注目は自転車運動はランニングやウオーキングと異なり下肢へ送られる血流量が制限されるということだ。つまり有酸素運動というものの下肢へ送られる酸素は制限されている割合が強い。確かに自転車レーサーの太ももはかなり発達している。この筋肥大は加圧トレーニングを思い出させる。自転車ライドの状態が既に下肢への血流を制限させる体勢なのかも知れない。本ではクランク角度による血流量の減少の違を論文を使って紹介されていた。