2012年6月26日梅雨の晴れ間に柳瀬川の散策をしました。荒川と多摩川は自転車で行くとサイクリングロードばかりでかなり飽きがきます。その点柳瀬川は土手は砂利道で川の風景が抜けていてのんびり過ごせます。時々川辺まで自転車で降りていくと川の水に触れることができます。都心の川は殆ど自転車で走りましたがどうも人工的な臭いが残っていて川に触れる感が全くなくなっていますがその点この柳瀬川は田舎の川のイメージが未だに残っていて一番好きかも知れません。今回で2度目ですが。
大泉学園から産業道路で滝の城址公園まで行き、川に沿って川越街道まで行ってみました。帰りは川越街道を朝霞まで走り大泉学園に戻る27.5kmのポタでした。家から5kmで柳瀬川に出るのでこれから時折散策に出かけようと思っています。
柳瀬川から武蔵野線の鉄橋を望むところです。
武蔵野線の鉄橋下で一休み
梅雨の合間の日差しですがきもちよかった!
公園にあった土俵です。田舎相撲かな?
初夏の土俵前で。
公園内
公園内の芝生で一休み
川沿いで
竹林の日陰で一休み。竹の自転車なので風景とあう~!
川沿いで
川沿いで
川辺で
川に降りてみました
川の直ぐ近くまで自転車降りられるの良いです。
水近くで
これぐらいの川がいいですね
土手はこんな感じです
土手を走る
ここで終わり川越街道で帰りました。この先はまた次の機会に散策します
さてpedersen bikeの2大特長と言えばハンドル位置の高いこと。20インチでありながら26インチロードよりハンドルの位置は高くなります。ちなみに私の20インチのハンドル高さは111cm,所有のカーボンロード26インチが95cmぐらいなので如何にハンドル位置が高いか解ります。これはサドルを釣るため構造状そうなっているのですが20インチで乗っていても頭の高さはママチャリより高いです。そのため初期の自転車を彷彿とさせ乗る姿は優雅です。前方にサドルを釣るベルトがあるため降りる際前方には降りられません。そのため必ず止まった状態で足が付く必要があります。体のサイズを伝えてフレームを作ってもらう必要があるのはそのためです。原則はですが。
さらにもう一つのユニークな特長はサドルがハンモック状に釣られているためお尻が自転車を左右で漕ぐ際の動きにサドルが追従していることです。サドルの後ろは左右2本ずつのスプリングで釣られているためサドルが傾いてもバネで復元します。上半身が垂直に立った姿勢のままpedersen bikeで35kmほどポタしましたがお尻はそれほど痛くありませんでした。おそらくpedersenサドルの良い面かもしれません。(イメージを図にしてみました)
1917年ごろに消えてしまったミカエル・ペデルセンが世に出したpedersenですが復刻版に乗ってみて全体の雰囲気はモールトンより好きかもしれません。みなさん円高の今デンマークかドイツからかサイズに合ったフレームを個人輸入して自分なりに組み立てて乗りましょう。
2012年6月11日、大泉学園から吉祥寺を経て都立野川公園に行きました。自転車はpedersenです。野川公園を出た後武蔵野森林公園に寄り味の素スタジアムを左に観て多摩川に出ました。暫く多摩川サイクリングロードを走り途中でまた吉祥寺通りに繋がる箇所で多摩川を離れました。35km、3時間半ぐらいの距離でしたが意外とpedersenのサドルは快適でした。サドルが宙に浮いているため個人のお尻の動きに追随するのではないでしょうか。pedersenはドイツのkemper社が発売している復刻版ですが購入時身長と股下の丈を送ってオーダーして作りました。そのため私の身長にフィットしているのかもしれません。pedersenに乗るなら海外にフレームを発注して自分で組んだ方が良いと思います。
都立野川公園内
ここから武蔵野森林公園
味の素スタジアム
ここから多摩川
野川を吉祥寺にもどる途中
シカゴの本屋さんから「MR PEDERSEN」というミカエル・ペダーセンの伝記本が届きました。2007年初版のようでそう古くない本でした。幾つか写真を抜粋しましたがpedersenの愛好クラブなど欧州ではマニアがいるようです。日本で愛好しているのは私ぐらいですか。モールトンは日本でも愛好家が多いのですが。超マニアックかもです。pedersenの由来はミカエルの父Peder Hansenの息子 Peder's sonから来たようです。ミカエルの最初の仕事はミルクからクリームを分離する装置の発明だったとか。この本は欧米で自転車が普及していく歴史を知るには良い本だと思います。
詳しいHP:Duraley Pedersen Cycles
裏表紙
目次です。
pedersenを考案したミカエル・ペデルセン(マイケル・ペダーセン)の家系図
デンマークのコペンハーゲンミュージアムに保存されている初期の木製pedersen
初期の前輪駆動自転車
1940年代のpedersen
1947年ごろpedersenに乗った人たち
1955年ごろの自転車クラブで乗られたpedersen
ごく初期のころのサイズ表
pedersen夫婦
初期のカタログ
pedersenのロードレーサー(ロードレーサーにハンモック式サドルは余り意味がないと思われるのですが)
pedersenと戦争。折りたたんで戦場で使われたようです。
フォールディングバイクの原型が戦争にあったとは。
1904年ごろの自転車クラブで使われたpedersen
1515ポンドの価格ですが現在なら123円で19万相当ですが当時のポンドは
相当高かったので400円で60万ですが1900年ごろの換算は不明?
現在2004年のpedersen愛好家の集まりのようです。
創業当時のフレーム組み立て工場の様子みたいです。
売り上げは1899年から始まり、1908年ピークで1917年で終了したようです。
ミカエル・ペデルセンの家族
1973年ごろpedersen自転車サイクリスト