さて我が所有自転車で最高価のリカンベントについて話します。Bike Fridayがリカンベントを出していたのはご存じでしょうか。特に折りたたみのため家屋が狭い日本では使い勝手が良かったのですが2008年ぐらいに製造を終了してしまいました。小生は2007年ごろ最終出荷に近い形で入手しました。
仕様を決めるため新幹線で高崎市のIKDまで出向きました。構成は特注でドイツの14段内装ギア(Rohloff社)を使いました。リカンベントは停止している時にギヤチェンジさせないと走り出しが不安定でむずかしくなります。シマノが内装11段までですから14段は高価で当時でも16万ぐらいしました。
またsatRDayは分解してサムソナイトのスーツケースに収まるような作りになっています。スーツケースは特大のため4、5万します。組み立てはアメリカのBike-Friday本社で行われ高崎の代理店で再組み立てしてから我が家に送られてきました。自転車本体が67万4,478 円、スーツケースなどオプション入れた総合計は72万8,586円でした。折りたたみ式がなかなか入手できないことや既に製造が中止していることを考えればプレミア価格で売れるかもしれません。ネットオークションで一式35万以上で出してみようかとも思っています。
以前信濃町に住んでいたころは神宮から皇居を一周するコースで乗っていましたが大泉学園に越してから道路が狭すぎて危険で殆ど走れなくなりました。特に曲がりが急や人と接触する狭い道は危険です。そうでないと信号で一々押して渡らなければなりません。また車道は車高が低いため自動車に気づかれずに接触する危険もあります。米国でも後ろに旗を高く立てて自動車に気が付いて貰うようにしているようです。自転車のやじろべえ効果でバランスを保つ動作が全くできないのがリカンベントです。小生も3度通行人が観ている前でドタリと横倒しになりました。はずかしいのなんの。
それでもリカンベントは通常の自転車にない心地よさがあります。青空を観ながら寝そべってのるのは快感です。時には皇居を走るジョガーの後ろから一緒に走っていても目線がジョガーと同じため違和感がありませんでした。しかし油断すると遅く走るのは大変で細かいハンドル操作が常時必要です。小生も絵画館前の広場で朝早く練習して慣れました。それでも交差点で人混みと接触するときは怖かったです。
この中に全て収まります。
背当てはフルカーボンでできています。高いはずです。
背当ての後ろにバッグを取り付けました。荷物を何処に置くかあまり場所はないです。また背当てには低反発のウレタンをオリジナルで追加しました。これでフィット感が大夫良くなりました。
この姿が購入時の姿で高崎のIKDで撮影しました。
ドイツ製の内装14段ギヤです。これだけで16万ですから!
添付のマニュアルです。
添付の内装ギヤマニュアルです。
サムソナイトのスーツケースで色違いです。
皇居で走っていた頃
折りたたみの接合部です
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見るからに快適そうな自転車!
組み立て作業も楽しそうですね!
こんな素敵な自転車で皇居周辺を走ったら注目の的でしょうね
私の愛車はママチャリと、6年乗ってるFITです。
長年愛用したFITと、今週末でお別れです・・・
小さい、赤いドイツ車が新しい相棒になる予定です。
最後にワックス掛けしてピカピカに磨いてお嫁に出します。
大阪の自転車乗りのkazともうします。
何げにこのページに辿り着いたんですが、私もsatRDay初期型のブルーに乗ってます。
中古で入手した時点では駆動系が不調でこつこつ手を入れてたんですが、先般sachsの内装12段ハブを入手したものの使い道が思い付かなかったのが、ここを見てsatRDayには良さそうだと気付きました。36Hなのでどう組むか思案の為所ですが。