イエナさんに会いに行こう！

早い方は既にそうかと思いますが、もうすぐ夏休みです。
今年は4日間しか取らない事に決めました。
9月10月と臨時休業で遊びに行くからねぇ・・・仕方ない。
しかも4日の内の1日は職場の掃除でつぶれる始末・・・ふぅ。



そうは言ってもどこかに遊びに行きたい
去年は山形の酒蔵に見学に行ったけど、今年の夏はどうしよう・・・
・・・そうだ明石に行こう
せっかくの機会だ、本物のイエナさんに会いに行こう



ちなみに、イエナさんとは旧東ドイツ製のプラネタリウムのこと。
正式には『カールツァイス・イエナ社製 Universal23/3投影機』と言います。
『planetarian　～ちいさなほしのゆめ～』で重要な役割を果たす、ゆめみの相棒。
ゲーム自体は近未来を舞台とした架空の物語ですが・・・
モデルとなった同型機が、現在でも【明石市立天文科学館】にて現役稼働中なのです。



あの阪神大震災をも乗り越え、半世紀近く頑張ってきた投影機なので、退役する前に一度は見ておきたい。

物語の設定では・・・
退役後に展示保存されるはずだったイエナさんを、『花菱デパート本店屋上プラネタリウム館』が譲り受け、動態保存を兼ねて第一線で使用している・・・という話だった。
将来ロボット技術が進めば、ゆめみ嬢みたいなコンパニオンロボットと共に働く・・・
なんて事も、あながち妄想じゃないかも
投影機の性能的には、恒星が約9,000個の投影なので・・・
最新投影機であるメガスターⅡの、約510万個には遠く及びませんが。
当時の技術の粋を集めて作られただけあって、美しい星空が眺められると言う事です。



念の為、イエナさんの写真撮影が出来るかどうか、メールで問い合わせてみました。
その結果・・・

『当館の投影機の撮影は、投影前と投影中はできませんが、投影後なら大丈夫です。
今年で４６歳のカールツァイス・イエナを是非、撮影してください。
明石市立天文科学館』

・・・と言うお返事を短時間で頂きました。
素早い対応ありがとうございます



>今年で４６歳のカールツァイス・イエナを是非、撮影してください。

・・・このフレーズ、大変心に響きました
多分、現実のイエナさんも職員の人達から慕われているのではなかろうか？
何か嬉しいですね・・・



さて、作中のイエナさんのテーマである名曲『Gentle Jena』を聴きながら、実物のイエナさんの投影を鑑賞する・・・
一体どんな感じでしょうか？
今から楽しみです。
・・・これで、ゆめみさんの声で解説が聞けるなら言う事ないんだけどな・・・






「プラネタリウムはいかがでしょう？」

「どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき」

「満天の星々が、みなさまをお待ちしています」

（planetarian～ちいさなほしのゆめ～　より）




以下、追記しました。（2009.06.03）



※明石旅行 「イエナさんに会いに行こう！」 関連記事リンク


現地よりの投稿記事

「一路、西へ・・・」

「子午線の地」

「Gentle Jena」

「夕食♪」

「飛ばせ！東へ向けて」



帰宅後のまとめ記事

「明石旅行・・・その１」（明石市立天文科学館）

「明石旅行・・・その２」（明石市立天文科学館展望台より明石海峡大橋を望む）

「明石旅行・・・その３」（展望台よりJR明石駅を望む）

「明石旅行・・・その４」（展望台より見下ろしたドーム）

「明石旅行・・・その５」（カール・ツァイス・イエナ）

「明石旅行・・・その６」（カール・ツァイス・イエナ解説板）

「明石旅行・・・その７」（光源ランプ、恒星電球）

「明石旅行・・・その８」（カール・ツァイス・イエナ近影）

「明石旅行・・・その９」（県立公園のお堀）

「明石旅行・・・その１０」（帰り道、新幹線よりの浜名湖）

「明石旅行・・・その１１」（帰り道、新幹線よりの富士山）

「明石旅行・・・ファイナル」（帰宅後、イエナさんの写真とplanetarian書籍挿絵との比較）




以下、2009年8月に追記

【再会、イエナさん】

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