ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

子どもを放射能汚染から守りぬく方法

2011-08-25 08:22:27 | 一般書
 夏休みも終わりました。
先日の図書司書仲間のランチも有意義で
またこれから頑張ろうと思いを新たにしました。

 さて、夏空ででも秋の風を感じさせるようになってきたこの頃
窓を開けて風をとりこみます。

 思えば、春休みを終える頃は我が家は窓を開けることを
していませんでした。
 洗濯物もすべてうちの中に干していました。
もちろん花粉症に対応する意味もあり、放射能を家に取り込みたくない
という気持ちもあったからです。

 原発のことを境に、子ども達の生きていく環境は
変わってしまいました。私たちの住んでいるところは
そんなに近くない。けれど安心するほど遠くでもない。

 いろんな情報がありますが、武田邦彦さんが書いている
「子どもを放射能汚染から守りぬく方法」を読んでみました。

 50歳に近い私に比べ、娘達はこの先ずーっとこの放射能汚染と
つき合っていかなければなりません。
 今、親の責任として回避できること(被曝を最小限にすること)は
どのようなことなのかわかりやすくかかれていました。

 娘もパラパラとめくって読んでいました。
「いっぺんにたくさんの放射能を浴びたわけではないのに
どういう被害がこのあとあるのか?」
それがよく分からずにいましたが、「遺伝子の損傷」に
つながるということが分かったようです。

 一方、取り込んだものを排出することもできると
書かれていたので、良い物を体に取り入れたり
よく運動するなども大切だと理解したようでした。

 私の周りにそんなに心配に感じている人はいないようですが
自分は自分の納得出来るやり方で、これからも放射能汚染と
相対して行くつもりです。

 今はこうやって、窓を開けることを納得し夏を終えます。

 



 

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