ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

「くれよんのくろくん」で読み聞かせ会

2009-04-30 15:19:54 | 工作と読み聞かせ
昨日は、書店での読み聞かせでした。
本当はこいのぼり作りでもしようかと思ったのですが、
新学期にあわせて「くれよんのくろくん」が入っていたので
子どもたちに同じことを体験してもらおうと思い準備しました。




 まず「くれよんのくろくん」を読んで、みんなにポストカード大の
画用紙にクレヨン各色で塗ってもらい、上に黒のくれよんをがんがん塗って
もらいました。それからシャープペンで、自由に描いてもらいました。
とってもきれいな作品が出来ました。

 お絵かきに結構時間がかかったけれど、その後「とべとべこいのぼり」




続いて「みいたんのぼうけん」とこいのぼりの本を読みました。




そして最後に紙芝居で「にげたくれよん」を読みました。
短い話でしたが、なかなかよい構成の紙芝居で子どもたちも集中してくれました。




 常連の子どもたちが来てくれて、親子に感謝です。
次は5月9日に母の日の工作です。昨年のことを覚えていて下さる方もいて
うれしく思いました。楽しいひとときを作りたいですね。

新1年生にはじめての読み聞かせ

2009-04-29 20:31:40 | 低学年読み聞かせ
 今日は、1年生2クラスの図書の授業がありました。

もともと考えていたのは、紙芝居の「くわず女房」でこれは季節感が
今の時期にぴったりなので紙芝居の棚に行ったら、どなたか持ち出し中・・・。

 あわてて探したのは、「ワニぼうのこいのばり」であわせて高畠純さんの
えほんを紹介しようかと思いました。
 でもえほんが少しサイズが小さいので『よい絵本』に選定されている
「よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし」を紹介することに
しました。

 はじめのクラスはこのお話をとっても楽しく聞いてくれました。
最後は拍手をしてくれたりして図書室を気に入ってくれたようです。

 次のクラスは時間が短かったので、「ワニぼうのこいのばり」を
読んでみました。こちらも見にくいのですが、言葉の楽しさを
感じてくれました。文は我らが内田隣太郎さんなのですね~。

 どちらのクラスも掴みはオッケーでした。
どちらのクラスも聞く力があって感心しました。
楽しみな1年になりそうです。
 










離任式

2009-04-27 17:35:35 | Weblog
 先週の金曜日は、勤務校の離任式でした。
今回は、7人の先生が離任されました。
 私が勤めて、4年が経ちますがそれ以前からいた先生の異動が多く、
みなさんよく図書を活用していたので、本当にさびしくなりました。
さらに司書教諭として2年、図書館部として1年お世話になった
先生が異動になってしまったので、本当にショックでした。
 また同じ4年前に新人の教諭として配属になった先生は、1年目は
2年生の担任で、学級経営の大変さをよく図書室で話していました。
でもいまでは風格漂い、こどもから信頼される先生になって
立派に巣立っていかれました。

 離任式を拝見させていただきましたが、どの先生も子どもたちに
慕われていたので、先生も子どもたちも涙を流していました。

 私も5年目を迎えて、図書室をどの先生も使いやすくしなければと
今年は考えています。7人出て行ってしまってその分この図書室を
知らない先生が増えました。
 まずはパソコンの使い方をわかりやすく説明したシートを作りました。
また教職員用の貸し出しバーコードも作成しました。
 究極の目標は、調べ学習用の目録の作成です。
先生が使いたがる図書室を目標と考えています。

ぶたのたね

2009-04-20 15:24:10 | 低学年読み聞かせ
 2年生の図書の時間が始まりました。
まだ読む本を考えていないとこで、授業が始まってしまって
(進級の手続きでいっぱい)でも、貸出は開始できたのですが…。

 ということで、ささきまき「ぶたのたね」を読んでみました。
意外と知らない子どももいたようで楽しんできいてくれました。
うちの図書室には珍しくきちんと続編「またぶたのたね」が
あったので、そちらも紹介しておいたところ、
貸出が始まってとたんに、貸し出し中となってしまいました。
 年度始めの食いつきの良さに感心です。

 図書委員会の活動も始まり、図書室の利用者も多くなって
またマナーをきちんと守れるようになってきたので
本当にうれしく思います。
 あとは、それぞれの読書をレベルアップさせていく
働きかけをどんどんしていきたい今年です。










きむらゆういち「たんじょうびはきのうえで」で感激のなみだ

2009-04-15 15:54:22 | 本とのいろいろ
 昨日は、娘の誕生日でした。
「なんにも、ほしいものがないよ。」と控えめなことを言っていたので
何か、びっくりするプレゼントがないかなと思っていたら、
何日か前にたまたま読んだ「たんじょうびはきのうえで」で大発見!
主人公サルのモンタがガールフレンド、モモリンの誕生日にプレゼントを
渡すのですが、いろいろたいへんなことに遭遇。そして終盤になり
今日は何日?というところで「4がつ14にち」が判明したのです。
 そしてこの本をプレゼントにしようと思い購入。
ドラえもんの「イラストがじょうずにかける本」とともに渡しました。

 ケーキを前にして、本人に読んでもらいました。
「4がつ14にち・・・」のところまで読んだら、
いきなり娘は泣き出してしまいました。感動したみたいです。
 最後まで読み切りましたが、ほかの家族も驚いていました。

 この本は講談社の100年を記念して書き下ろされたようですが
すてきな偶然にハッピーな気持ちの誕生日会ができました。

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