読書感想文コンクールの中学年課題図書となっている
「最後のオオカミ」は残念ながら貸し出しされなかったので
借りて読んでみました。
イギリスの作者、マイケル・モーパーゴの作品は
課題図書などよく選ばれているような気がします。
私は数年前に「戦火の馬」を読み、映画や舞台化したものまで
観て人と動物のつながりに感心したものです。
さて本作品もイギリスで最後のオオカミであろうチャーリーと
ひとりぼっちの少年ロビーの出会い、渡米、そしてアメリカでの
別れを描いたものです。
はじまりはその子孫であるマイケルが自分のルーツを探ろう
としたことです。1700年代のイギリスの歴史をまぜながら一人の
少年とオオカミの危険な冒険が続いていきます。
フィクションとはいえ、子ども向けによく練られた歴史物語に
なっています。日本の子ども達にとっては(大人にとっても)
時代の背景を理解しにくい部分はありますが、冒険物語と捉えれば
面白いと感じました。
中学年には難しいかもしれませんが、挿絵も多く想像をかきたて
られるので頑張って読んでほしいと思います。
「最後のオオカミ」は残念ながら貸し出しされなかったので
借りて読んでみました。
イギリスの作者、マイケル・モーパーゴの作品は
課題図書などよく選ばれているような気がします。
私は数年前に「戦火の馬」を読み、映画や舞台化したものまで
観て人と動物のつながりに感心したものです。
さて本作品もイギリスで最後のオオカミであろうチャーリーと
ひとりぼっちの少年ロビーの出会い、渡米、そしてアメリカでの
別れを描いたものです。
はじまりはその子孫であるマイケルが自分のルーツを探ろう
としたことです。1700年代のイギリスの歴史をまぜながら一人の
少年とオオカミの危険な冒険が続いていきます。
フィクションとはいえ、子ども向けによく練られた歴史物語に
なっています。日本の子ども達にとっては(大人にとっても)
時代の背景を理解しにくい部分はありますが、冒険物語と捉えれば
面白いと感じました。
中学年には難しいかもしれませんが、挿絵も多く想像をかきたて
られるので頑張って読んでほしいと思います。