ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

はだしのゲン

2006-07-29 00:23:26 | コミック
 1学期の終わりに6年生に紙芝居の「はだしのゲン」を読んだ際、うちで子ども達に下読みを聞いてもらいました。それがきっかけで息子が興味をもったらしく
図書館でコミック版を借りてきました。
 初めて小学校の図書室に勤務したとき、「はだしのゲン」があるのに驚いた記憶があります。絵は言葉よりも生々しく、これを今の子どもがきちんと理解できるのかなと感じたからです。ただ、怖い気持ち悪いなどの受け止め方ではいけないのではないかなと思いました。これをきちんと説明できる大人が近くにいることが必要だなと。
 今日は一巻から五巻まで借りてきました。ゲンの何があっても明るく生き抜く姿、また取りあえず終戦を迎えるところ位まで読んで欲しかったからです。
 早速読み始めていました。どんな気持ちで読んでいるのでしょう。私も久しぶりに一、二巻に目を通しましたが、考えるだけでちょっとつらいものがあります。
 世界遺産に興味がある息子ですので、広島の原爆ドームは「負の遺産」とおもい
どんな様子だったのか知りたいのだと思います。
十巻終えるうち何を感じ取ったかしっかり聞いておきたいと思います。

 私は少し心配しておりましたが、夜は小さい頃大好きだった「となりのトトロ」
をテレビでやっていて、夢中になって見ていましたから、安心しました。

夏のお話し会

2006-07-27 22:05:58 | お話し会
 今日、木曜日はいつものお話し会でした。来月は1ヶ月お休みですから、子ども達に会うのもしばらくお休みになります。
 最初はあんまり来ないかしらと思っていたら、最後は12名になってうれしかったです。
 幼稚園の子ども達に、オバケの本をリクエストされて彼女たちがリストアップした本から「おばけのブルブル」(荒井良二)を私は読みました。予読もせずに読んだので、つっかえはしないものの文字を追うので精一杯でした。
 ときどきはリクエストにお応えすることもあるけれど、やっぱりうまくいきませんよね。その都度反省してます。でも「この絵本読んで!」と言われると、断るのもかわいそうだしね。難しいところです。
 今学期最後と言うことで、Sさんお手製のドーナツいただきました。
みんなで一つずつ、ほんのり甘くておいしかったです。
いつも、ありがとうございます。

 また、この図書室で長い間お仕事を続けてきたNさんが今月末で退職されるとのこと。この地域の図書レベルをしっかり支えて下さった方なので残念です。私が図書室の隣の小学校に勤務したのが3年前。それからいろいろお世話になりました。本当にお疲れ様でした。
 お元気で。

図書室 開館日

2006-07-26 16:31:13 | 本とのいろいろ
 今日は、夏休み最初の図書室開館日でした。
 午前9時30分から12時30分まで、図書委員さん3名と図書部の先生で
対応しました。新しく購入した本を今日から貸し出したので、何人か目当てに
来てくれていました。全体では50人位の来室でしたが、中にはお母さんと来て
いる子もいてうれしく思いました。保護者の方に図書室に興味を持ってもらうことが、児童の本に対する興味の大きなきっかけになると思います。
 何となく私も臆してしまい、話しかけることが出来なかったのですが、
来て下さるようなお母さんが、次の読み聞かせのメンバーになってくれるの
かもしれないのですよね。失敗した~・・・。次は声掛けるぞ!!

 夏の読書「香港の甘い豆腐」読了。
 息子は「バッテリー」読了。彼の宿題はあと2冊だって。私は何冊読めるかな。


 

水谷修氏 講演会を聴いて

2006-07-25 19:27:21 | 本とのいろいろ
 先週金曜日、隣の市の講演会で水谷修氏のお話を伺いました。
 
 「夜回り先生」として活動されて、また中学生に講演をしている様子を、以前NHK教育テレビのドキュメンタリー番組で拝見しました。その時、何気なくチャンネルを合わせて見たところが、もうそのお話しに圧倒されて、私は釘付けになってしまいました。
 講演があると聞いて応募したところ抽選に当たったのですが、定員の倍の応募があったそうです。
 講演は飽きることなく、楽しくまた厳しく、悲しく苦しいものでした。
「人間っていいものだよ」とやさしいまなざしでこどもたちに伝え続けている姿に、心から感動し、私も子どもを持つ母として、もっと子どもに笑顔で接していきたいとおもいました。

 6年生の息子をこの講演に連れて行こうかどうしようか迷いました。
結果、本人が行かないといったので連れて行きませんでしたが、講演の内容が
田舎育ちの息子には衝撃的だっただろうな、と思ったり、でも本当は話を聞かせたかったなと今でも答えがでない気がします。

 水谷先生の本もたくさん出ています。今度読んでみたいですね。




夏休みの学校

2006-07-24 13:37:04 | Weblog
 今日は午前中、仕事に行きました。クラスから戻ってきた、学級文庫を整理する作業でした。うちの子ども達も絵本の仕分け作業をして貰いたく、またお手伝いのご褒美のM社のハンバーガーを目当てに学校に連れて行きました。
 二人ともよく働いて感心しましたが、手が空いたので「自由に本を読んでいてイイよ」と話しました。兄の方は黙々と何か読んでいましたが、妹の方はすぐに飽きてしましました。なかなか兄妹でも違うものです。兄の方は学校でも図書室通いのタイプなので、図書室の過ごし方を知っているのでしょうね。妹の方が飽きっぽいのは、まあ1年生だし仕方ないのかな?

 新しい本で世界遺産の図鑑があり、兄の方はそれが見たかった様で、本を手にとって満足していたようでした。うちにも一冊あっても良いかもしれません。
今度本屋で見てみようと思います。