ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

さすがの大人気 怪談えほん

2012-06-29 21:39:21 | 中学年読み聞かせ
 一年生達がえほんを読むように、担任の先生から指導されて
図書の時間を過ごしていますが、
「こわい本ないですか~?」
と聞いてくる子が続出。子どもってどうしてそんなにこわいものが
好きなんだろう??
 
 と、いうことで今話題の怪談えほんシリーズを今回入れました。
当代きっての人気作家が、子ども達のために書き下ろし絵本になりました。

 いきなり一年生では刺激が強いので、まず四年生の読み聞かせに
登場してもらいました。
「悪い本」は前任校の読み聞かせで四年生に読んだので
「いるのいないの」を読みました。
準備室でお話しを聞いていた子ども達、最後のシーンで
「うわァ~、こわい!」と声を上げて、図書室で一人読みをしていた子達が
「なに??」と全員、顔をあげたそうです。
それからほかの本もそれぞれ読んだりして盛り上がり?ました。

 続いて三年生のクラスでも紹介したら、大騒ぎで怖がってました。
休み時間にもこわいもの見たさで、来ている子が多いです。

 一年生には、まだ紹介していませんが上の学年の子がしばらくは
抱えてしまいそうですね。







こんな本も驚くほど、食いついてます。
「お化け大図鑑」
あまりこの手の本がない図書室だったので入れてみましたが
やはり、どこの子ども達も好きなのですね。





6月の図書室

2012-06-27 20:15:46 | 図書室展示


 今日で読書週間も終了しました。
最後は駆け込みで、多くの子ども達がしおりを目当てに
来てくれました。
 明日からは、この風景もまた無くなってしまうのかと思うと残念です。

 新しい本も少しずつ見てくれています。やはり「冒険!発見!大迷路」の
シリーズは子ども達は好きみたいですね。3年生位までの子は熱心に
見ています。
この学校では、「ミッケ」も「ウォリー」も「時の迷路」系のシリーズも
みんな貸し出しをしていません。私としては、児童が図書室にゆっくりこれない
状況なのである程度の本は貸し出しをしたいと考えています。
さてどうするか?相談ですね。

 6月という事で、準備室の前に大きな雨傘をさした壁面レイアウトをして
円テーブルには各学年の育てている植物の本を並べました。
家から愛地球博に行った時に買った「キッコロ」を持って行き一緒に
置いたけど、特にいたずらもされずに過ごせました。
もう今の小学生には「モリゾーとキッコロ」ってわからないのでしょうね。
「キッコロだー」と言った子はいませんでした。
時代はどんどん過ぎているのを実感しますね。


2012年課題図書

2012-06-26 08:11:14 | 児童書
 週末は、帯状疱疹の薬のせいなのか、うとうとしながら
だらだら過ごしていました。

 そうした中で課題図書を読みました。
中学年課題図書「チョコレートと青い空」
高学年課題図書「走れマスワラ」「ピアノは友だち 奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密」
この3冊です。

 読書感想文を書く書かないは別としてそれぞれの対象のこどもたちに
よんでほしいなと思う作品でした。
どの本も、世界の大きさを感じさせるものでいろんな意味で自分の環境とちがう
状況を知ることのできる本だし、そういうことに関心をもってくれたらと思います。
 特にピアニスト辻井伸行さんは、日本人のピアニストとして現在大活躍を
しているのでぜひ知っておいてほしいです。
 本を読みながらコミックの「ピアノの森」を彷彿とさせるコンクールの
厳しさ、すばらしさを感じる事ができました。
「ピアノの森」もしばらく読んでいなくてその後の展開が気になり出しました。

 昨日は新しい本を図書室に展示しました。
 まだそれを目当てに図書室に来てくれた子は少なかったですが
これからに期待しましょう。












 

帯状疱疹なう

2012-06-23 21:20:43 | 児童書
 3月左ふくらはぎの肉離れ、4月は新しい学校に異動
5月風邪ときて6月は週末子ども達の学校に行ったり
読書アドバイザーの総会に参加などフル回転していたら
オーバーヒートしたのか、月曜日から妙な発疹が右頭部に
できて痛がゆい感じになりました。

 念のため病院に行ったら「たぶん帯状疱疹でしょう」と言われ
薬をもらいました。薬局では「笑っていられるのだからいいですよ」
と変な励ましのことばをもらいました。

 「う~かゆい、いたい」と感じてはいますが日常生活は送れています。
今週末も友人と会う約束をしてましたがこちらはキャンセルしました。
今日、明日は自宅でのんびりしたいと思います。

 ということで新刊の中から今年の読書感想文課題図書を何冊か
借りてきました。
今日は中学年向けの「ココロ屋」
高学年向けの「心の森」を読みました。

どちらもよい作品でしたが、「ココロ屋」の方が
子どもにストレートに訴えてくる作品でした。
中学年向けなので当然ですが、楽しく読めました。

勤務校の子ども達はどれくらい課題図書とかに食いついて
来るのかな?楽しみです。

 それにしても早くこの症状が緩和してほしいものです。
「あ~、かゆい・・・」










新刊がとどきました!

2012-06-22 20:59:18 | 本とのいろいろ
 展示会に行った翌日に、パソコンから本を注文して
今週図書室に届きました。

 早く受け入れ手続きをして、展示したいなあと思い
受け入れ印、校名のはんこを押す、原簿と照合
その間、掃除当番の2年生に新しい本のシール貼り
その上に保護シールを図書委員に貼ってもらいました。

 今日、すべて準備が済みました。
月曜日から2週間展示したいと思います。
自分が見てきた図書室と比べて知識をひろげる本が
足りないような気がしたので、今回は文学が少ないです。
読み物が好きな子には物足りないかもしれません。
しかし、学べる図書館を作るのが目標のひとつなので
しばらくは子ども達には目をつぶってもらうようかもしれません。

 読書週間で、子ども達も図書室によく足を運んでくれて
いるので新刊本にも注目してほしいですね。




今回のイチオシ、「科学キャラクター図鑑」
上野でもたくさんおみやげをいただいたので
活用させていただきます。