この世界の片隅に

　終戦の日の前に、日本テレビでドラマ化されたので見てみました。

コミック原作のこうの史代さんのは、以前に読んでいました。
もともと「夕凪の街、桜の国」を読んでいて広島の原爆を
ちがった形で表現されていたのが印象的でした。
これも映画化されて何年か経っています。
その作品は見ていないのですが、今回はテレビドラマ化したのですね。

　コミックを読んだのも結構前で、内容を忘れかけていたのですが
ドラマを見ていくうちに思い出しました。

　過酷な時代の中で、「ぼんやりだなあ。」と言われながら
生きている主人公すずは、独特の暖かさがありました。

　コミックの良さを引き出せているかわかりませんが
ドラマはあらすじをきちんとなぞっているようでした。

　終戦記念日の頃にはいろいろなドラマを毎年やっています。
すべて見ているわけではないので、何とも言えませんが
こうしたコミックのドラマ化は、唐突な感じがします。

　できれば、ドラマのオリジナルで映像化してほしいと思います。