またまた文庫本シリーズで重松清さんの「くちぶえ番長」を読みました。
前の学校の先生に図書だよりに投稿してもらった中にこの本があり
気になっていました。
四年生のツヨシのクラスに転校してきた女の子マコト。「番長になります」と
宣言したマコトは強く、優しく、友だち思いで頼りになるやつだった。
マコトは亡くなったお父さんとの約束を果たして、一年間で転校して行ってしまう。
実にさわやかな、朗らかな気持ちになる本ですね。
人と人ってこうやって心を通じ合わせていけたらいいんだと
マコトに教えられるようでした。
まあ、なかなかマコトのような子どもも大人もいないけどね。
重松さんは「小学五年生」という本もありますが、短編集の五年生達の
学齢の感じ方とこのツヨシやマコトの四年生の立ち位置や意識を
本当によく把握していらっしゃると驚かされます。
こうした子どもの目線がいろいろな作品で垣間見ることができ、
おもしろいですね。
なかなか四年生が図書の時間を使ってくれることはないのですが
この本はぜひ紹介したいし、文庫本という四年生には少し大人の
仲間入りの感覚を味わってもらいたいと今から新学期を楽しみに
なりました。
(くちぶえ番長の本は画像がありませんでした。新潮社文庫の本です。
2005年度の雑誌「小学四年生」に掲載されていたそうです)
前の学校の先生に図書だよりに投稿してもらった中にこの本があり
気になっていました。
四年生のツヨシのクラスに転校してきた女の子マコト。「番長になります」と
宣言したマコトは強く、優しく、友だち思いで頼りになるやつだった。
マコトは亡くなったお父さんとの約束を果たして、一年間で転校して行ってしまう。
実にさわやかな、朗らかな気持ちになる本ですね。
人と人ってこうやって心を通じ合わせていけたらいいんだと
マコトに教えられるようでした。
まあ、なかなかマコトのような子どもも大人もいないけどね。
重松さんは「小学五年生」という本もありますが、短編集の五年生達の
学齢の感じ方とこのツヨシやマコトの四年生の立ち位置や意識を
本当によく把握していらっしゃると驚かされます。
こうした子どもの目線がいろいろな作品で垣間見ることができ、
おもしろいですね。
なかなか四年生が図書の時間を使ってくれることはないのですが
この本はぜひ紹介したいし、文庫本という四年生には少し大人の
仲間入りの感覚を味わってもらいたいと今から新学期を楽しみに
なりました。
(くちぶえ番長の本は画像がありませんでした。新潮社文庫の本です。
2005年度の雑誌「小学四年生」に掲載されていたそうです)