まったりしたい者の日記

標高700mの四季と日々の記録・・・かな。
越してきてすぐは〈まったり〉していたのに、ここんとこ尖がっています。

香港弾丸ツアー その3・・・二日目

2016-01-16 13:41:42 | 旅行
「起きなきゃ朝飲茶が食べられなくなる」という緊張のおかげでしょうか、朝はスッキリ目覚めました。
普段なんて、3回くらいスヌーズのお世話になってるのに、なんとげんきんなこと。

二日目は 朝飲茶&買い物組 5人と トラム終点めぐり&マカオ組 2人に分かれました。
二組が合流するのは夜ご飯の北京料理のレストラン 《鹿鳴春》。

トラムの終点は昔家族で行ったので、今回は飲茶組。
朝6時にホテルロビーで集合して、MTRで上環へ。
まだ薄暗い上環を地図を持って目指す店を探してウロウロ。
それでも、香港の道にはちゃんと通りの名前の札があるから、それを読みながら前進するのみ。

それでも、「蓮香楼」(ロウの字が違うけど出ないから)の看板を見つけたときは、ほっとしました。
階段をあがると、開いたテーブルがあって、ああ、よかった。
座って見渡すと、店内はおじさんばかっり。
なんでだかわかりませんが、
とにかく、前日に行ったレストランと全く雰囲気が違う。
なんだろうね、ピっとした感じ。

入ってすぐの席に案内されたんだけど、私はこの席が気に入りました。
下げる器がどうなるか見えるし、継ぎ足し用の湯を入れたやかん置き場が近いからすぐに入れて貰えたし
ワゴンが出てくる場所だから、「この娘たちはよく食べる」と思ったオバサンたちはまず寄ってきてるれたしで
私的にはいい場所。
席に案内してくれたウェイターさんが洗杯を見せてくれたので、全員それをして、いざ飲茶。
でも、食べる前に喉が渇いていたからお茶を一口のんだら、美味しかったわ~。

ポーレイ茶が苦手な人が二人いたから、香片茶にしたんだけど、これが前日飲んだのと全く別物!
おまけにお湯の継ぎ足し3回目でも美味しい!!
こういうところにも名店のこだわりがあるのかなぁ。

洗杯は点心で汚れたのを洗ってもいいんだ思って汚れたのをその杯に入れたら、テーブル担当のおじさんが怒ったみたいな雰囲気の顔と広東語でなんか言ってたので、その後は洗うのをやめました。といってももうお腹いっぱいになってきてたから、洗う必要もなかったんだけど。
でも、おじさんからは「さっきは怒っちまって悪かったな」って感じが伝わってきて、
空容器は嫌味を感じさせる態度でなく、スマートに下げ、きれいな器と交換。
お茶の湯も蓋をずらして合図しなくても、「残りが減ってきたからそろそろ合図しようかな」と考え始めたらスっと来てポットを満たしてくれました。
キョロキョロしてないのに、どうしておじさん、わかるの?


店名に《蓮》とあるからか、蓮を使ったものが多いのかしら。
蓮の葉巻きの粽は普通だけど、
芝麻球を食べたら、中身は小豆あんじゃなくて、蓮の実あん。
ほかにも、饅頭のあんにも蓮の実。
そう思ってみると普通カスタードや甘酢がかけてある(と思った)揚げワンタン皮にかかってるソースみたいなのも、なんか蓮の実っぽく見えてきた。

前日より抑え気味に食べ、会計を終えて階段を降りたら、
私の好きな椰汁馬豆羹があったから欲しかったんだけど
近くにいたおじさんの顔みてそれを指さしたら、顔のまえで手を左右にふって「ムタ」って言われた気がしたから諦めた。
確か「ムタ」って駄目って意味の広東語だった気がしたから、

ミッドレベルエスカレーター目指して等高線に沿って中環むけて散策。
途中にあった素敵なパン屋さん《Dream the bread》からいい匂いがしてきて、
匂いにつられて開店前と気づかず入っちゃったら、「OK拉」と店を開けてパンを売ってくれました。
並んでたパンはどれも、見た目は可愛いし、あとで休憩の時に食べたら、どれもおいしかった。

さて、
エスカレーターについたら、朝は通勤客用に下りだった~!
忘れてましたね。
しかたなく階段をえっちらおっちら上がりました。

ハリウッドロードまで上がったら、文武廟めざしてまた等高線ウォーク。
だけど、階段上ったせいで、疲れたわ、のどが渇いたわで休憩できるところを捜索。

地図にあった公園はちょっと使いたくない雰囲気だったので、
ゲートが空いていたPMQに入ったら、営業前のカフェの席に座れたので、ここで休憩すると決め、
近くにあったOoolaaというカフェレストランでコーヒーをテイクアウト。
ヨーロッパ系の人達が食べてた朝ごはん、おいしそうだったなぁ。
でも、あのときはパンを持っていたから食べるならそれをって思ってたから店内での飲食は諦めました。

誰もいないPMQで休憩して、キレイなトイレを使わせてもらいました。
営業前だったから、店舗には入れなかったけど、ウインドウから店内をみると、どこのお店も素敵で営業時間に回りたくなりましたが
・・・今回は私が大ヒンシュクの行動をこのあとしてしまって、皆さんここに来る時間がなくなりました・・・。

休憩後、歩いて中環まで戻り、尖沙咀へMTRで。
香港歴史博物館で
明代の陶磁器とヒスイ細工の展示と
香港のデボン紀あたりからの自然史と半世紀前くらまでの民族史を振り返る展示見て、
博物館のお土産店でいろいろ各自の欲しいものを購入。
近くのベジタリアンレストランでお昼御飯をたべました。

ウエイトレスさんがマーガレット・サッチャ-に似てたなぁ。
香港だとテーブルで支払を済ませるのが一般的だけど、目の前のレジで会計してる人を見たから
「この店は違うんだ」と思って、
食べ終わったあと、レジにむけて歩いて行ったら、
サッチャー女史が「Thank you。Bye!」とニコニコ言う。

「えっ、これは変だ。このまま会計せずに出られそうだけど、出てはいけない。私たちは良い日本人。ちゃんと言って支払をせねば!」
と思い、
数少ない知ってる広東語で「まだ会計してないよ」と伝えたら、
奥へ飛んでって「会計済んでなかったんだ~」って感じに笑いながら伝票を持ってきました。
香港人でも、こういう時は笑うのだねぇ。
サッチャー女史が伝票を取りに行ってる間に、フロアの他のお客さんに「走って逃げようか」ってジェスチャーしたら彼らも笑ってたっけ。

無事会計終わってから、頼まれたものを買う為にDFSへ。
そこで私は大ヒンシュクの失踪。

6時に予約してあった北京料理レストラン《鹿鳴春》で他の4人と再会するまで
一人で尖沙咀をフラフラしていたのでした。

詳しくはまた後日。
あ~疲れた。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿