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まったりしたい者の日記

標高700mの四季と日々の記録・・・かな。
越してきてすぐは〈まったり〉していたのに、ここんとこ尖がっています。

医者に手紙

2011-06-09 07:24:43 | じーさんばーさん
明日はクスリのさじ加減の為の再診。
ばーさんが「怖い思いをしたこの半月のこと」をちゃんと医者に話せばきっと服用量が増やされる。でも、言えなかったら?じーさんは自分の加害の記憶はあいまいにして、に被害の記憶ばかり訴える。そこに口を挟むときに興奮し過ぎたばーさんが「言うべきこと」を忘れて「どーでもいい事」を話しまくって終わる心配もある。だって、私が同行した二回ともがそんな感じだったから。
手紙を送るしかないと思ったけど、次の瞬間には執着気質の娘と思われるかもしれないという心配も出てくる。でも、感情爆発が収まらないじーさんはクスリの量は足りないのだから、絶対に増やすための資料が必要。
いいや、変なヤツと思われても。
で、一週間かかって8ページ分のお手紙をかいた。
プリントアウトして、やっぱ迫力ありすぎ・・・。
でも、何度読み返しても、今の爺が出来上がった背景を語るのにはこれ以上削れない。
推敲はストレスだったなぁ。
パソコンを起動するたびに自分のエネルギーが吸い取られて、パート先でもなんか頭の殆どが白い風船で占められてるような感じで、仕事の効率が落ちて落ちて・・・。お昼・終業とかの仕事の区切りのたびに振り返ると「いつもならもっとこなせてたんじゃないか」と申し訳ないような気がしてきて落ち込む毎日。
あー、じーさんの感情爆発を速く収束させないと、私がおかしくなっちゃう。

迷っているうちに、郵送では診察前日までにとどかないようになってしまったので奥の手を使った。

地下鉄で行く気になった爺さん

2011-06-08 07:57:26 | じーさんばーさん
肝臓内科の方は進んで行くのに、心療科は何かと理由をつけていかない方向に持っていこうとする爺。治療を継続させようとする私。
医者に対する不満は病院を変えた。
距離に対する不満は、私が送迎した。
でも、検査なんかが入ると半月に一回病院に行かなければならないが、ひと月一回でもキツイのに半月は・・・。
で、考えた。
「金・金・金」で行かないなら、解決も金だ。
タクシーが一割引で乗れるカードを申し込んで、渡してみた。

そしたら・・・、
「もし膝が痛くなってもタクシーに乗れる」と思ったら気持ちが変わったらしい。肝臓の方の診察のあと、「試しに地下鉄で行ってみたら、あっという間に着いたし、駅からも楽だったから、地下鉄を使っていってみる」と電話がきた。
あ~よかった。
美しい病院が、
これまで爺がかかった病院とは桁違いに進んだ会計の電算化システムが、
じっくり30分以上話を聞いてくれる医師が、
スターバックスが、
数年前に、直結に近い状態に整備されたピカピカの地下鉄駅が
爺の心をくすぐったかな。

これで、し・ば・ら・く は通うだろう。
ず~っと とは思えないけど。

高次脳機能障害の投薬『治療』開始

2011-06-07 07:44:39 | じーさんばーさん
今回の名古屋行きは疲れたなぁ。

「疲れてた」からと特に生活を変えたつもりは無かったけれど、一昨日庭に出たら隣の人が「あら、いたのね」と驚いた。
「え~、いましたよ。」
あまりにも静かだからいないかと思ってたらしい。自分でも妙に疲れたとは思っていたけれど、その「お疲れオーラ」は家を被ってたかしら?

確かに今回の実家行きはハードな日程だった。
27日朝家を出て、午後に大学病院の診察、夜は外食。
高度脳機能障害で感情の振れが大きい人に処方する薬ってのがあるということにビックリ。「ひとまず最低用量から」となったけれど、先週また出刃包丁で女房を脅したんだから用量アップが必要だな。
言われると思っていたとおり「今の脳の状態を知りたい」とMRI検査の勧め。検査装置は3台くらいあるらしいけど、なにせ患者が多いからそれでも予約が入ったのは来月半ば。私も知りたかったから、これは有り難い。

機能障害が常にでているわけじゃないってのが始末が悪いよなぁ。
ある瞬間から突然怒り出したり、文句を言い出す。そんな人が「食べたい」となったら「うまいもんくわせろ」を呪文のように繰り返す。それが怒りにもつながっていくからまた困る。
そのせいでバーサンはノイローゼ気味だから、これからは私が実家へ行くときは「うまいもん」を食べに話題のレストランへ連れて行くことにした。通所リハビリで自慢できる種も欲しいらしいから、一石二鳥。
今回は新栄町にある「隠れ家レストラン」。口コミどおりお腹いっぱいになった。
食事後は名古屋ドーム横のショッピングモールに連れて行って、タリーズでアイスを載せたコーヒー。
「(実家の)近所の連中の行かんトコばっかだな」とジーサン。

「長女が着たら出かけるから」と通所リハビリ施設に先週のうちにお休みを宣言していたというじーさんのお望み通り、翌土曜日はランチに連れて行った。レストランは伏見で4月に開店したばかりのこれまた「隠れ家」風のイタリアン。混むと思っていたから、開店時刻に店に行き、開店と同時に入りました。あっという間に満員。出てくるものが実家近所のファミレスとは全く違うし、店員はイケメン。ばーさんがそのイケメンさんが料理を持ってきたときに顔をじーっと見つめていたのには困った。そうか、あれが「包丁」に繋がったか? その後、「手回し充電の懐中電灯が欲しい」と言って聞かないので仕方なく、それを探しに家電販売店へ。
欲しいと騒いだから買ったのに着ない水着。
欲しいと騒いだから買ったのに着ない服。
欲しいと騒いだから買ったのにはかない靴。
そんなこんなが年金世帯の家計を圧迫するのに、そこには全く気付かないでストレスのせいで同じものを二つ三つと買ってしまうバーサンを責めるジジイには困ったものだ。

帰る日は大雨。
ばーさんを「危ないジーサン」と残るバーサンの寂しそうな顔が頭から離れん。でも、連れて来れない。
中央道では反対車線でスリップ&クラッシュが起きた直後に通ったので前がぶっ潰れたエスティマ(?)を見てぞっとしたっけ。水溜りにタイヤが入るたびハンドルを一瞬とられるような感じがしていつもの十倍疲れた。

あーなんかまとまらない。