まったりしたい者の日記

標高700mの四季と日々の記録・・・かな。
越してきてすぐは〈まったり〉していたのに、ここんとこ尖がっています。

オジイワン歩け~

2016-08-06 16:11:14 | どうぶつ
以前から、桃太朗の下腹部に小さな良性腫瘍があったんだけど、
以前は小さかったソレがどんどん大きくなって、いまは直径5センチくらい。
そういうもん:成長するもの だと思い込んでたら、
フィラリアの薬をもらうとき、獣医さんに
「なめる刺激でも大きくなるから、舐めさせないほうがいい」と言われた。

でも、エリザベスカラーをすると犬小屋に入れないと思って、
どうしようどうしようと思っているうちに
夏がきて、
ハエがそこに来るようになり、
タマゴでも産み付けられたら困るから、
ネットで見つけた「フライマグネット」というハエ捕獲器を設置。
一緒にハエ取り紙のロール状のものも購入し、
その捕獲器の横の壁にくっつけた。

肉の腐ったような臭いの誘引剤は
桃太朗のお肉より魅力的らしく、
捕獲器とハエ取り紙で、ほぼ100%のハエが桃太朗でない方へ行くようになり、一安心。

でもナメナメは無くなってなくて、
ドラッグストアでバンドエイドのでっかいのを買ってきて、貼り付けてみたんだけど
すぐ舐めとってしまう。
そのパッドはどこへ行ったかというと、ウンコからでてきてギョエ~。

パッドの表面に ワサビやカラシを塗り付けてみたけど、
揮発性の刺激物質がなくなったら効果なし。
チンチンぎりぎりまでカバーする犬服と合わせても、二日が限界。
それでも、ほかに思いつかなかったから、
パッドして、わさび塗って、服着せて、
オシッコもらして着替えして、洗濯して・・・ヘトヘト。

私が疲れてイライラしてるうちに
とうとう露出した太目の血管から出血し始めてしまった。
のんびりしてられなくなって、
これまたネットでエリザベスカラーにかわるものが売り出されていないか検索し、
見つけたのが、クインカラーとバイトノットカラー。
どちらも、首の可動範囲を制限するんだけど、
クインカラーは装着当初はよかったんだけど、なれたらチンチナメナメは阻止できなくなっちゃったし、
バイトノットカラーは全く役に立たなかった。
困って 古典的なエリザベスカラーしてみたら、
うちの犬小屋は大きいから小屋に入るのには困らないのは分かったけれど、
結局ナメナメ阻止はできないことがわかった。

あれこれ試してる間にも出血が増えて焦る焦る焦る~!!!

傷口ナメナメとの格闘が始まって二か月ほどたったとき、
ふと見た犬の介護用品のマナーベルトの宣伝文句に《傷口をなめるのも防止》とあったので、
またまたネット検索して、
ピッタリ系の服を売ってるアルファアイコンのを試しに買って装着してみたら、いい感じ。
おお~戦いに一区切りつきそうな気配によろこんだ。

でも、私がパートにいって留守にする3~4時間に桃太朗がするオシッコの量は結構多いから、
犬用のマナーパッドでは吸収しきれなくて、マナーパッドの外までぐしょぐしょ。

困って、いただき介護グッズの箱を見たとき、
娘の友人が彼女のペットの介護に使ったマミーポコをがあった。
それをマナーパッドの代わりにしたらGood.
たくさん吸収できるし、蒸れない、尿戻りなし。
サイコー。
3か月に及ぶナメナメとの闘いにひとつの解決法が見えた。

そうなると、頭にすこし余裕がでて、
アレコレ快適にしてやろうと思うようになる。

それで、
人間同様濡れたおむつをつけてる時間は短い方がいいだろうが、
それにはぐっすり眠れる時間を長くしたい。
 → 疲れればぐっすり眠るのではないか
 → → 疲れさせるには散歩を長く
と考え、
最近、桃太朗の足の衰えにあわせて短くしていた散歩を倍近くの距離に伸ばし、
同時に、朝夕の2回に増やした。

作戦はうまくいき、
オジイワンは散歩のあとは疲れてグーグー。
うまくすると、昼休みに戻ったときにおむつが濡れてないときもある。


オジイワンの一日

夜、玄関内のオジイワンスペースに連れてきて、
  首輪とクインカラーを付け替え、
  おむつをつけて朝まで室内で過ごす。

朝、目覚めたら、おむつを外し
  両後ろ足に靴を、胴体にハーネスを装着し、朝の散歩。
  帰宅したら、おむつをつけてから朝の餌。
  
  人間が朝ごはん
  洗濯などを済ませて、
  私がパートに行く前、おむつを確認し、濡れていたら交換。

昼、パートから戻ったらおむつを外してから水をやる。
   最近クッシング症候群の機能亢進がやや収まっているのか、
   タダの水だと飲む量が少ないが、
   結石ができたら困るから、
   ささみフレークなどを振り入れて飲水量を確保。
  きな子にも気休めおやつ
   (彼女だけ何も無しでは精神的によくないだろうから何かやる)
  桃太朗の様子をみて、オシッコしそうなら歩かせ、ぼ~っとしてたらおむつ装着。
  パートに戻る前におむつを確認して、濡れてたら交換。
  この間に洗濯ものを取り込む

夕方、パートから戻ったらおむつを外して昼同様に水をやる。
   きな子にもおやつをやり、
   様子をみて桃太朗におむつ装着。
   
   私が一息入れたあと、
   余裕があったら、夕食準備の準備をしてから

   おむつを外して、桃太朗の散歩。
   帰宅後はやはり暑いから少し給水し、
   目を離すとすぐにチンチナメナメしちゃうから
   すぐにおむつを装着して、
   きな子の散歩。

   きな子の散歩が終わって戻ったときに確認すると
   大抵オジイワンのおむつは濡れてるから交換。

   人間の晩御飯の準備
   
   人間の夕食が終わったら、ワンコ飯
   ワンコ飯をエサ皿に入れる前におむつを外し、
   きな子にやって、ワンコ鍋を家に戻したらおむつ装着

夜  寝る前、桃太朗を呼びに行き、
   おむつを外してから庭を一周歩いてから
   家に連れてくる。
   家に入ったらおむつ装着。

あ~忙しい一日だわ~。
散歩を増やしてからの半月、新聞を読んでない。

でも、おむつをするようになってから、楽になったこともある。

3か月前くらいから、
立ち上がろうとしても後ろ足がうまく地面をとらえられないときがあって、
その回数はどんどん増えて、
最初は一週間に一回くらいだったのが、
あっという間に2~3日に一回になり、
いまでは一日一回は必ずそうなってる。
脚は動いてるから麻痺とは違うみたいだけど、
同時に失禁してしまっうからウエアも傷口もドロドロで、洗濯が大変だった。

小屋の中にいる桃太朗がなかなか出てこないと思うと、
「出てこない」のではなく「出て来れられない」。
20キロ近いオジイワンを狭い出入り口から手を入れて
胸の下に手を入れて、持ち上げながら引っ張り出すのはめっちゃ大変で
「犬小屋の出入り口を何とかしてよ!」と旦那にブチギたわ~。
当然オシッコも漏らして小屋の中でジメジメ。
犬小屋の壁を取り払って、マットを出したらかなり湿ってたから、干してから廃棄したのよね。

手を体の下に入れて引きずり出すときも、
傷口をズルズルするのは可哀想だから、持ち上げながらなので
こっちの負担がね。

だけど、いまは傷口はおむつとマナーベルトで覆ってあるから滑りがよくて、
オジイワンを引っ張り出すのが以前より楽になりました。

立ち上がれないとき、
オジイワンが申し訳なさそうな顔をするんだけど、
以前は「あ~チビッてる・・・。また洗濯だ」って思っちゃって
優しい言葉もかけられなかったけど、
そういうときのオシッコもおむつが吸収してくれるので、
現在は
「待ってて、いま、行くから焦らなくていいよ」って、私の心に余裕ができた。

さてさて、あとどれくらいしたら、
私のからだがこの生活に慣れるのかしら。

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