洛南から洛北へ。
こんな長距離移動も、市バスの一日乗車券、たった500円で可能になります
父が帰った翌日、私と母がまず向かったのは、洛南・城南宮。
私にとっても、未踏の地です。
(5年前、墨染目指してたときに自転車で通りかかったことは有)
枝垂れ梅を見る前に、まずはお参り。
神文の「日・星・月」が、何だかとても素敵でした^^
枝垂れ梅の美しさは、先日UPしたとおり・・・。
あれから1週間、城南宮のHPによると、 『半分以上散りました』 だそうです。
少し寂しいですね^^;
散るものあれば、芽生えるものあり。
ぽとり、はらりと梅の花が落ちた苔のじゅうたんは、生命力に溢れていたのです。
生と死が共存する光景を、梅園の片隅で見ることが出来ました。
それぞれは相反するように思えても、これを見ると、同じもののような気もしてくる。
そしてそれは、「生」であるんだと。
ちょっと難しいこと考えてしまいました^^;
肌寒い日だったけど、おだやかなお昼間。
のどかな庭園を眺めると、ここが離宮であったんだと、往時を偲ぶことができました。
そして市バスはゆくよ
私たちを乗せて、ひゅーーーんと洛北へ!
綱吉公のお母上・桂昌院こと、お玉さんゆかりの地。
洛北は今宮神社へ。
目的は、「玉の輿御守」ではなく・・・
今回はこちらで。
あぶり餅^^
わぁーーー久しぶりだぁ~!(…5年ぶり?)
親指サイズのあぶり餅、15本で500円。
2人で1人前にしました。
でもね、1人で1人前ぺろりといけちゃいます
「かざり屋」さんと「いち和」さん。
2つのお茶屋さんが向かい合わせで元気に営業中。
なんと!
かざり屋さんは創業400年。
いち和さん(一文字屋和助)に至っては、創業1000年!!!
日本最古の飲食店として、その名も店も、今に伝わっています。
いち和さんが創業した平安中期の時の天皇、一条天皇の子が病にかかったとき、
厄除けの願いをこめてあぶり餅を供えたことが始まりだそうです。
ここから、今宮神社に参拝の際に「無病息災」を祈願してあぶり餅を食べる風習がおこったとか。
ちなみにかざり屋さんもいち和さんも、同じあぶり餅屋さん(値段も本数も同じ)。
でも、使用している白味噌は違うのだとか。
どちらに入るかはお好みで^^
おばちゃんたちのたくみな客引きに釣られるのも楽しいですよー。
さて。
むしやしないを済ませたら、洛北の大寺院・大徳寺の境内を抜けてゆきます。
立ち並ぶ松の木に石畳。
この渋い色合いが、大徳寺境内の個性だと思います。
“猫の辻”
細川家菩提寺・高桐院への曲がり角は、にゃんこスポットです
この日も、わらわら。
↑ の子たちは、魔女の宅急便のジジとリリーさんみたいだね。
じぃっと見られる私たち。
そして、まるで気にも留めていない様子の黒猫。
最後はもちろん、この参道を見てから。
ちょうど閉門の時刻。
この参道だけ見て、大徳寺を後にしました。
*****
市バスの1日乗車券で、この日は7回乗車。
1回乗ると220円なので、普通に乗ってたら1540円!
それが500円で済んでしまうから、やっぱりお得ですねェ。
城南宮のあとは白梅町で降りて天神さんの梅を眺めつつ、
上七軒のがまぐち屋・まつひろさんへ行ったり。
今宮神社の参道入口にある「はしもと珈琲」さんで珈琲豆買ったり。
大徳寺からバスでそのまま京都駅へ行って買い物したり。
この日は1日フルに動き回りました~^^
久しぶりの京都観光、楽しかったです。
もう一度、京都検定の教科書開いてみるかな。。。
あぶり餅、美味しそ~う!
お店の前は歩いたことはあるのですが、食べたことないんですよ!
「玉の輿御守り」がめっちゃ気になります。
なんか欲しくなったりして…
3回乗れば元が取れるので、ちょっとした距離でも乗ってしまいます^^
あぶり餅はとっても素朴な味わいです。
時々、ムショーに食べたくなるときがあるんですよねぇ~。
今回は4年ぶりくらいでしたけど^^;
玉の輿御守、最近は色んなカラーが出ていてとても綺麗なお守りになってました!
玉の輿じゃなくてもいいんだけどなぁ~w