Sparkring Life

旧・京都Sparkring Life
通って住んだ足掛け10年の京都生活を終え、横浜に住まい中。
書く人:maiky

脱・碁盤の目

2013年02月05日 | 【京都】おさんぽきょうと

  
  


年が明けてから、仕事漬けの日々。
仕事と家の往復。
四六時中、考えるのは仕事のこと、夢でも毎日仕事する。

昨年にも増して、責任やプレッシャーを感じることが多くなり、ちょっと息切れがしてきました。

節分の日の京都は久しぶりに抜けるような青空!
何だか高いところから街を見下ろしたくなって、気分転換におでかけです。





やってきたのは、清水寺!
京都イチの観光地は、非日常的な雰囲気も味わえます。
関西弁だけじゃない、日本各地、世界各地の言葉が飛び交うエリア。

この日の私のテーマは、『脱・碁盤の目』。






毎日自分がせせこましく動いている街を、ばぁーーんと見下ろしてやりたかった!
脱け出してやりたかった!







色んな言葉に囲まれて、旅にでも出たかのように。







自分の住むところも、それを見下ろせる場所も、おんなじ京都なのに。
ここからは、街の喧騒も、街の人々の動く姿も、見えない。
あるのは、ただ悠然と横たわる『街』。

風に吹かれて、太陽に照らされて、鳥の声に耳を傾けて。

おなじでありながら、全く違う。







逃げ出すことは良くないけれど、脱け出すのは、何だか気持ちがいい。
大きく大きく深呼吸して、清水寺を後にしました。







静かな、八坂の塔の麓。







ここに、『八坂庚申堂』はあります。
はるか1000年の昔より由緒を持つ、日本三庚申のひとつ。

たくさんぶらさがっているのは、四肢をくくられたお猿さん、“くくり猿”です。

くくり猿は、“心をコントロールするアイテム”(HPより)
欲のままに行動し、願いを叶える妨げになることを、このお猿さんが戒めてくれるのです。

願い事を叶える秘訣は、欲をひとつ我慢すること。

今の私は、まさにそんな心境。
心があちこちに分散して疲れてきたので、このお猿さんをうちにお招きしようと思って。
しっかりと手を合わせ、赤いくくり猿をひとつ、いただいてきました。

ワガママは言いません、ただひたすらに仕事を頑張ります。







すいているバスを狙って、思うままに移動。
丸太町で降りて、橋の真ん中でぼーっとしました。

ふゆのかもがわは、ただただ青い。
どの季節よりも、空の青を映しているように思います。


おなか、へったなぁ。






路ぉ地をいったとこの、Ital Gabonさん。


モグモグ。
ゴクゴク。

まったり。


脱・碁盤の目day。
また、この碁盤の目の中で踏ん張るのだ。


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