











未来の話をすると鬼さんに笑われるっていうけども。
秋の始まりに夏真っ盛りの話をしたら、鬼さんに蹴られそうですね
まぁ、蹴られてもいいので夏の盛りの京都の話、3日目です。
7月24日
祇園祭 後祭 山鉾巡行
巡行は始まっていたけど、のんびり出発。
この帰省の目的は「動いている大船鉾を見ること」でした!
新選組が駆け巡っていた1864年、禁門の変で焼失して以後、休み山だった大船鉾。
後祭が復活した2014年、その名の通り、祇園祭に凱旋したのでした。
2014年といえば、まだ私も京都住民。
そろそろ色んな事に疲れ始めていた頃で、祇園祭も見に行かれなかったのです。
祇園祭は私が京都で一番生き生きとしていた頃の象徴のようだったから、
京都で生き生きできなくなった自分では、どうしても見に行けなかった。
何となく避けてしまっていました。
やっと京都に対する気持ちも落ち着いて、ようやく、ご対面。
御池通から始まる後祭の巡行も何だか新鮮。
大きな欅並木の日陰で快適に見ることが出来ます。
ああ、なんて立派な龍頭。
先祭をゆく船鉾が出航の船なら、大船鉾は戦に勝利して凱旋する船。
幕末の昔から出航したきりの船は、京都に凱旋していたんですね。
その記念の年に、見に来れなくてごめん。
東を向けば先に行く山鉾が。
ああ、京都の景色だなぁ。
「京都の景色」は目の前にも。
浄妙山の正使を務める少年。
手にしている文箱にも長い歴史があるんだろうなぁ。
そして、大船鉾も2018年の夏に出航していったのでした。
気が済んで振り返ったら、白い絽の着物を召したご婦人と目が合いました。
微笑みながら大船鉾を見送っていて。
おそらくご主人さまであろう遺影を手にしていて。
目が合ったのも一瞬、すれ違ったのも一瞬、時間も一瞬。
でも、またしても大きな「京都の姿」を目の当たりにして
胸に刻まれるシーンとなりました。
私がなりたかった、京都を象るものであった。
さて、巡行は涼しいところで・・・と私は西へてくてく。
私の朝食会場(笑)
てらまっちゃんのテレビで見よう~と思ったら中継終わってもた
まぁ、マスターとの語らいは何よりも楽しいもので。
「また後でコーヒー買いに来るね~」といったんお店を後にして。
嵐電に乗って、ゴトゴト西へ。
みなとみらいの桜。
上から見るか。
下から見るか。
まあ、のんびり歩きましょうか。
みなとみらいの桜も清らかで美しい。
桜越しの光景はすっかり変わってしまったけど。
いまここで、盛大に生きています。
気持ちはいつまでも京都に置いたまま。
存分に、春がやってきました。
寒かった季節を忘れさせてくれる、次の季節。
ようこそ
あっという間に1か月終わってしまって、3月最終日です^^;
辛くて大変だった2月より、少し上向きだったかな。
このまま季節に乗って、上り調子で行きたいもんです。
先週、弟の結婚式で福岡に行ってきました。
次の記事から久しぶりの旅日記を書きまーす
あっという間にオリンピックも終わってしまいました~。
2月は・・・「仕事」オンリーでした
本当に仕事しかしていなくて、飲みに行けたのも2/2の1日だけ。
休みの日も家で資料作り、早出・残業ばっかりで、
今月の残業時間はかなりやばい数字です。法律的に(笑)
仕事しているから偉いとか、そういうことじゃないんだけどね。
昼休憩というか、もう17時を回ってからランチに出たりという日もありました。
みなとみらいがライトアップされ始めて、ほんの一瞬癒された
ひとりで仕事しているわけではないから、全体とのバランスがうまく取れずに、
周囲からの要求に答えられない状況に心が折れたり。
逆の立場の時はその人に対して配慮したことも、私には配慮してくれないんだなって
ショックを受けたり、ちょっとこの1か月は私らしく仕事が出来ませんでした。
そんな中で、癒しのアイテムをついに入手!
ARABIAのムーミンマグ「LOVE」
辛いことや嫌なことがあっても、何か良いもので補って、
せめてマイナスがゼロになるくらいになればいいんだけど。
今月は、マイナスのまま。
色々試されていると感じます。
それでも、喜んでほしい相手には今のところ喜んでもらえている。
自分のしていることは間違っていないんだと思って、
3月も頑張りたいと思います。
さて、京都からさみしいニュースが届きました。
銀閣寺の入り口で70年愛されてきた「銀閣寺キャンデー店」が閉店。
私も大文字さんに登った後に、ここでクールダウンするのが大好きでした。
もう8年前になることにびっくりするけど、こんな1日を過ごせることが、
「京都で暮らすって、こんなに楽しいんだ!」
って、もう心のワクワクが止められなかったことを覚えています。
このお店が当たり前だった京都生まれの方たちにとっては、
寂しさもひとしおでしょう。
残念だけど、思い出を、ありがとうございました。