8月14日。
今年のお盆も、清水寺千日詣に出かけてきました。
ハイシーズンと比べて、比較的人の少ないお盆休みの清水さん。
やはりここの参道は、夜になるとぐっと趣が増しますね。
清水寺の御本尊は、千手観音様。
観音様の最大の功徳を得られるという「千日詣り」。
その1日参拝すれば、千日分の御利益を得ることが出来ると言われています。
通常非公開の内陣までお参りすることができる貴重な夜。
少し涼しげな夏の夜風に吹かれて、気持ち良く過ごすことができました。
帰り道。
もう、そこには清水まいりの人の姿はありません。
大切に維持、景観保持されている参道。
やっぱり綺麗だなぁと、改めて思いました。
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さて、夜は移ろいまして8月16日。
京都ではこれを夏の境目とされる、「五山送り火」が厳かに営まれました。
去年は自宅のベランダから眺めたけれど、今年は友人宅にみんなで集まって。
ここまでくると、さすがに大きく見えるな~とちょっとコーフン。
左大文字は今年もフライング気味。
京都検定でも、五山の点火順が出題されてるのにね(笑)。
やっと舟型も点火して、目の前にババンと大きな送り火。
左大文字は早く点いてしまう割に、ずっと灯っていました。
今年もあの煙にのって、ご先祖様の魂が空に帰っていったんですね。
京都でずっと大切にされてきた伝統。
素敵です。
さて、私も今年初&そして今年最後であろう浴衣に袖を通していまして(家の中だけね)。
いただきますは福井の銘酒、白龍。
もちろん黒龍もこのあとにいただいております。
みんなで楽しく手づくりのご飯を食べて、お酒を飲んで。
こうして、賑やかな夜をもって、今年のお盆休みは終わりを告げたのでした。