Sparkring Life

旧・京都Sparkring Life
通って住んだ足掛け10年の京都生活を終え、横浜に住まい中。
書く人:maiky

水の器~府立植物園

2011年06月29日 | 【京都】夏の色




手づくり市を後にして、適当に来たバスに乗って北山へ。
そしたら「INOBUN」の前にバスが停まるもんだから・・・・・・軽~くショッピング。
気づいたら、2人でお揃いの帽子を被ってお店を後にしていました(笑)

そして、やってきたのは植物園。
お目当ては、紫陽花。





紫陽花園に向かう途中で、とても美しい紫陽花に出会いました。
確認しなかったんだけど、1つの株なのかなぁ?
土壌によって色の変わる花、この何ともいえない微妙なグラデーションが見事!






紫陽花園はまだだというのに、しばし撮影タイム。





初めての、紫陽花園。
目の前に広がる色とりどりの世界に、2人で「うわ~!」ってビックリ!
たくさん写真撮りたい!って気持ちが、むくむく。

なので、今日は写真多目です^^

















ハイキーで紫陽花を見ていくと、ようやく出会えた「墨田の花火」。








ここから視点は、アンダーに。




















色んな種類、それぞれのカラーを楽しめた紫陽花園でした。



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INOBUNで買ったユビワ。

手づくり市でもblueのアクセサリーを買ったし、

何かとblueが気になる日でした。

PENのファンタジックフォーカスで撮影。





水の器~二尊院

2011年06月19日 | 【京都】夏の色


    


hydrangea


    



梅雨のholyday、紫陽花色を求めて。






ひと雨ごとに色を深める、緑の馬場を抜け。





青紅葉をひとつくぐり・・・





またひとつ、くぐっていく。





緑のアプローチから、パステルカラーへの入口。





ひゅ~~~~~~っ・・・





どんっ





バチバチバチ・・・





どんっ





ぱっ





「た~まや~」





紫陽花の花火大会が、境内の傍らで大盛況。


 
 


ブルーの紫陽花の爽やかさが、まとわりつく湿気を和らげてくれます。





椿の彫刻が鮮やかな勅使門をくぐると。


 
 


ここは奥嵯峨、二尊院。





静けさへのたゆたい、心穏やかな時間が過ごせました。





盤桓と、感謝の思いを胸に道を後にする。





嵯峨野の里での、休日。




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久しぶりに連休だったこの土日。
たくさん雨が降った土曜日は、1日中梅酒づくりに勤しみました。
そして今日、日曜日はどうにかお天気が持ちそうで。
朝、ふと二尊院へ行くことを思い立ちました。

キーワードは、「紫陽花」×「緑」×「嵐電」。


 


 行きしの嵐電は、化け電! 


 


帰りは、NEW嵐電の主流となる京紫。
ツートン、1台でもいいから残して欲しい・・・。


乗れたらラッキー☆と思っていた「パトトレイン」とは、すれ違いでした。
でも・・・めっちゃかわいい。いつか乗りたいなぁ。



久しぶりにてらまっちゃんにも行きました♪

ランチタイムに間に合って、大好きなカレーを呼ばれた後。

出してくれたコーヒーカップは、紫陽花


マスター、ありがとう!


連休、満喫
また1週間ガンバリマース。

 


夏の傷跡

2010年09月06日 | 【京都】夏の色




昨日、京田辺市で9月では史上最高の『39.9度』を観測した京都府。
京都だけじゃなくて、2010年の夏はとことん暑い!えげつない!!
朝起きたときの青空が、ほとほと嫌になってきます。


それでも時に、朝晩の風が涼しくて。
ついに秋の到来かと、とっても喜んだのに。

次の日は朝も晩もえらい暑い・・・とか。
ちょっと秋を見せては、夏に戻ってみせたりする。

もうそんなんいらんし


9月なのに、空にはもっくもくの大きな入道雲。
どうか夕立をー!恵の雨をー!>

・・・と願うもむなしく、夜空には星が浮かぶ。





どこまで頑張るのでしょう?





もう、ほんと勘弁して・・・



沈む太陽の力強さを現すように、残照を空に刻む夕方。
太陽の、空の、熱風の力が強すぎて、大地の小さな生き物たちが大変です。





昨日の賀茂川の姿。


これが、9月の賀茂川?
まるで冬のように、芝生が枯れていたことに驚きました。
特に東側の土手がひどい。
西側はまだ緑が残るものの、日照時間の長い部分はほとんど枯れていました。
道は水気がないため土埃が舞い、砂が溜まって時々自転車のタイヤをとられます。


下の写真は、去年の10月始めの鴨川。





秋の入口ですが、まだ緑があるというか…。
ちなみにこの写真は、去年列島を襲った強烈な台風が過ぎ去ったあとに撮ったもの。
中州の植物がなぎ倒されたりしてますが、まだ生命力を感じます。


この夏は、様々な傷跡を残しましたね。
忘れられない夏になりそうです。





帰り道、御所をとおる。


何度も通ってるけど、改めてこの光景に感動してしまいました。
ちょうどいま、「龍馬伝」と「篤姫」を見て、「燃えよ剣」を読んでいるからかなぁ。
あの頃、ここは絶対神域の場所だった。


「燃えよ剣」のワンシーン。
日野時代からの宿敵・七里研之助に、暗闇で襲撃される土方歳三。


会津本陣・黒谷(金戒光明寺)からの暗い帰路、彼は丸太町を堀川まで歩いた。
そこで、襲撃に合う。
“福井藩邸の土塀”…は、現在の京都国際ホテルがある場所。
“藩邸の南の路地を西洞院まで走り”…、そして後の恋人、お雪さんに出会う。

そうだ。
今走っている夷川通は、鴨川で決闘した土方を救いに、沖田総司が馬で駆けたんだった。




さっきまで賀茂川で読んでいた物語をなぞるように、自転車を走らせました。



梅雨明け京都

2009年08月03日 | 【京都】夏の色


やっとこ梅雨が明けました~


いきなりのピーカン、気温めきめき「猛暑日」突入…分かりやすーく夏本番の京都です。
朝一番のクマゼミの大合唱もひときわ高く、目覚めの窓は青空に扇風機、
やっとお待ちかねの夏がやってきて嬉しい限りです
紫外線や暑さなど、嫌なことはてんこもりだけど。


暑~くなくちゃ夏じゃない!
暑いからこそ楽しめる夏を、とことん楽しみましょー!


さて8月最初の月曜日、今日は仕事終わってからご飯を食べに行きました。
最近外食づいているmaiky、お腹周りが気になりますが。

友達が板前さんをしているお寿司屋さんに、かしまし女子4人でずらり。
いつものシスターズじゃないけど、いつでもどこでも女子は元気です
ひとり暮らしの身として、日ごろお寿司を食べる機会はほとんどなし!
メニューは板さんにほぼお任せ。
初めて「のどぐろ」を食べました。うまー!うっまーーー!!
どのネタも新鮮で、めっちゃ美味しくいただけました♪
しかし、職人さんの手というのは綺麗だなーと今日も思いました。
若い板さんでも、仕事している時は本当に素敵です。
(“仕事している時は?”…笑)

カメラ持ってたけど、1枚も撮ってないや。


7月後半は体調崩し気味でしたが、少し元気になってきました。
お腹の減らない胃も、徐々に回復気味。
今日はグーグー文句たれとりましたよ。

部屋も綺麗にしたし、帰省までのあと10日間ちゃんと生活しまーす!(笑)
明日の朝も、クマゼミ様のめざまし・・・よろしくお願いします


Color + 誇り

2009年06月20日 | 【京都】夏の色


澄み渡る空






緑曇る道





花開くパステル





梅雨の申し子



静かな六月の京都。
空も木々も、そして紫陽花の花々もそれぞれの色彩を輝かせています。
色を見にゆく、探しにゆくのも梅雨の楽しさ。
ただ、雷雨&暴風は…かんにん





聡と七緒のブレンド珈琲
映画「おと な り」のコラボ商品。


ファミマで発見。昨今、コンビニで珈琲を買うことは滅多になくなったけど。
今日はちょっと気になったので買ってみました。


“耳をすませば、恋が始まる”


隣に住む人の生活の音が結ぶストーリー。
壁に耳を当ててみたり、聞こえてくる音や声に反応したり・・・。
ちょっとドキッとする内容だけど、映画の雰囲気はとっても良さそう。
大好きな麻生久美子のファッションもすっごい可愛い

この珈琲は、登場人物の聡(岡田准一)と七緒(麻生久美子)が飲んでいた、
「喫茶ホリ」のほろにがブレンド珈琲を再現したものだそうで。
最初のひとくちは「ほろにが!」というより、やっぱり「甘っ!」でした
でも、Wクリームエクレアを食べた後に口に含んでみたら。
「ほろにが?」…と、隠れた味が目を覚ましました(笑)
口の中が甘々になってたしかな。
でも、スッキリしていて美味しかったです。


最近の生活リズム。
仕事→帰宅→ご飯with時代劇のDVD鑑賞→お風呂→寝る…のループ

テレビ番組を見ることは殆どなく、ひたすら録りためた大河ドラマのDVDを見てます。
おとつい、ようやく「篤姫」を見終えました。泣きまくりで~
最終回、天璋院臨終のシーンでは宮崎あおいの表情にドキッとしました。
それはまるで菩薩のように穏やかで。
いやはや、凄い役者さんですねー。
篤姫の着物も毎回目を見張るもので、とても似合っていて素敵でした。


…って、これは放送終了時の2008年12月にするべき話題(笑)


ということで篤姫を見終わったので、今日は「竜馬がゆく」です。
薩摩モノから、土佐モノへ移動!
2004年の正月10時間時代劇でやってたやつ、ビデオに録ってたのをDVDに移しました。
竜馬役は市川染五郎。おりょうさんは内山理名。
これも何度も見ているんだけど、やっぱり好きだなー。

彼はつくづく、「人との出会い」で視野を広げていって、その功績を残したんだなと。
勝海舟、ジョン万次郎、などなど。
たった150年前のことなのに、当時は「日本人」という言葉がなかったのには驚き。
土佐人、薩摩人、長州人、会津人・・・。

「自分の祖国は、土佐ではなく日本だ。私は土佐人ではなく日本人だと強く思った」
漂流先のアメリカで10年過ごしたジョン万次郎の啓けた視点。
ゾクゾクしましたー
それによって、竜馬の目がキラキラと輝きだすんですよね。
染五郎の竜馬もかなり土佐弁コテコテで、キャラも立っていて好きでした。

どの龍馬モノを見ても、勝海舟とのやり取りは最高です。
私も「弟子にしてつかぁさい!」と言いたくなっちゃう~。

排他的な島国根性、長年の鎖国でものっそい視野が狭くなっていた日本が、
幕府をなくし、藩をなくし、身分差をなくし、髷をなくし、刀をなくし・・・。
なくしてなくして、新しい時代を作り上げたんだから全く凄いことだと思います。
それが今の時代の先駆けになっているんだしね。


もちろん時代劇の群像が正確なわけではないことは承知。
この世の誰も、当時の坂本龍馬を知ることはありません。
ドラマの台詞は創造に過ぎません。
それでもやはり感じるのは、「誇り」や「誠」です。
私たちはそれらを失ったのではなく、きっと持っているはず。
人それぞれの「誇り」を思い出すのが、“人生”という帯だったりして。


物凄いスピードで読んでいる「燃えよ剣」もあと少し。
読み終わったら今度は再び「天璋院篤姫」を読み直し。
次は「会津士魂」かなー。本棚の肥やしになってる…
激しく佐幕派の作品で難しいけど、高校時代から読みかけなのです。
そろそろ読了させたい。。。
それが済んだら、源平モノのファンタジー「君の名残を」だなっ。

DVDは竜馬を見終わったら「壬生義士伝(渡辺謙さんのドラマ版)」→「大河・義経」…

どんどん古臭い女になっていきそうです(笑)