松田克久のワカサギ・鮎スパーク天国

ワカサギ電動二刀流マシンガン釣法、鮎下竿ワイドスパーク釣法の松田克久が綴るブログ。釣行記や情報・製品紹介をしていきます

背バリの支点

2012年08月15日 | つりピット!info!店主の戯言

背バリがメインのマツカツですが、有田川の報知オーナーカップの試合中に・・・・・・
支点の問題でひらめいた。
ひらめいたと言うより、元にもどしたというのが正確。


マツカツ愛用のワンタッチV背バリ
ハナカン上にフックを引っかけて使用する単純なものだが、
このフックは、「ゆるフック」なので、ハナカン上にひっかけても、固定されず、フリーでスカスカ状態になる。魚体に背バリを打って、水中糸側からのテンションをかければ、支点はきまるが、引き加減によっては・・・多少、ファジーに支点の位置はあいまいになる。

最近は、雑誌等で見かける、支点はハナカンを垂直に立てた状態で、1:2理論が多い気がする。最強トーナメンター小澤、剛さんの背バリ理論もそうだ。
神、小澤理論に反論しているわけではないが、マツカツの背バリは、1:2理論が必ずしもあてはまらないと気付きました。
V背バリは、突っ込みすぎるのと、石の大きい場所では引きにくいのが欠点と言われているが・・・・その思いで、苦手部分を克服する意味でも、1:2理論を受け入れて、なるべく、支点を前方になるように、今シーズンは心がけていた。

結果・・・今年は、オトリの引き加減がどうも、いままでよりしっくりこないため、穂先の太さを変えたりし、悩んでいたが・・・・

今年は、全般に遡上魚などが遅れ気味で、追いだすのが遅い傾向がある河川が多かった気がするが、初期の釣りの延長線上の釣り方が長引いたような感じするため、オトリを止めて待つ釣りが有効だった気がする。これからの終期はわからないが、オトリを止めて待つ釣り方に武器になるのが「オモリ」を使った止め泳がせって方法があるが・・・これは結構難しい釣りで、個人的には、なかなかマスターできない感じでもある。
オモリを支点に生まれる、オトリの動きは、止め釣りと言っても、決して、オトリはおとなしく、じっとしているわけではない。むしろ、オモリを支点にして生まれる動きは、ある程度狭い範囲ではあるが、急激な動き変化が生まれるケースも多く、その拘束していながら、なんらかのアクションが生まれる事で、追いの悪い鮎に反応させるイメージではないかと思う。

そんなオモリを使用した、アクションとも言える動きと、止め泳がせを背バリではできないのか!?

ふと、思ったのは・・・・くどいが・・・なかなか釣れない有田川の試合中・・・・・

背バリの支点変えよう

今どきの理論の逆いったる~で、
背バリの支点が後になるように、背バリをオトリの後方に意識的に打ってみた。
正確には、今までやっていた支点にもどしただけだが・・・・

背バリの全長が決まっていれば、魚体の大きさにもよるが、背バリをオトリの頭に近い部分に打つか、背ビレに近い部分に打つかによって、水中糸の出る支点をずらす事ができる。わずか、数ミリのことだが、オトリの動き、潜り、姿勢は変化する。引き加減や、流速、石の大きさによって、結論がなかなかでない感じではあるが・・・・
伊藤稔さんが考案した、元祖ごくらく背バリのハナカンを後方に倒した支点でいいのではないかと・・・マツカツの使っている背バリでの話だが・・・・っと思ったのである。
考えて見れば、マツカツの背バリは「ゆるフック」なので、支点が後方で、魚体に密着しても、糸を緩めれば、支点は上方に少し浮き、結果、少し前方に支点が移行する。

ま~これは、あくまでも、マツカツの推測なので、間違っているかも知れないが・・・・
背バリの種類によって、支点を変えたり、魚の追いや、ポイントで戦略的に支点を変えてみるのも面白いのではないかと思う。

あまりきっちり決めつけず、良い意味での適当くらいが、ちょうどいいのかもしれない。

マツカツ愛用のV背バリの完製品は、1個210円もする高価な背バリなので、
コストを下げるには、バラ買いで、自作もおすすめ!!。
オーナー松葉背バリのバラを利用して使えば、さらに、単価を下げることもできる。

安いと言えば・・・・・そろそろ鮎用品も、見切り特価にする季節かもしれない。在庫処分ってやつ・・・・天然河川はこれからが本番ですが、ワカサギ用品も入れ替えしなきゃですし・・・・

シーズン後半、仕掛けを作るのめんどい人は、完成品で間に合わせようって人も多いのでは!!ダイワの完成イカリなんて、半額で売ってるやつもあるので、是非どうぞ!!

雨でリセットされた川も多いですが、今日から、魚野川や、糸魚川方面は釣りになってる川もあるみたいです。神通川は朝はやってる人もいたようですが・・・かなり厳しい感じ、庄川は、普通に釣れたみたいです。

 

鮎情報!!はこちらから→ にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ

いつもポッチっとありがとうございます。
  

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする