信長公記巻十四『御馬揃への事』で、織田信長はあで
やかに着飾り、唐冠をかぶった背後に梅花の枝を折り
挿して馬を遣ります。
源平盛衰記では、巻三十七『景高・景時城に入る並
景時秀句のこと』で、平家の籠もる一の谷に梶原平三
景時が攻め込むとき、梅の枝を箙にさした「花箙」の
エピソードが出てきます。
本歌は拾遺集-凡河内躬恒(おおしこうちみのつね)の歌、
吹く風を何といひけん梅の花
散り来る時ぞ香はまさりける
であり、主上(正親町天皇)以下朝廷の面々が、
「ほほ~っ!内府殿(内大臣信長)も古の雅がおわかり
と見える」と賞賛する声が聞えてきそうな名場面です!
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やかに着飾り、唐冠をかぶった背後に梅花の枝を折り
挿して馬を遣ります。
源平盛衰記では、巻三十七『景高・景時城に入る並
景時秀句のこと』で、平家の籠もる一の谷に梶原平三
景時が攻め込むとき、梅の枝を箙にさした「花箙」の
エピソードが出てきます。
本歌は拾遺集-凡河内躬恒(おおしこうちみのつね)の歌、
吹く風を何といひけん梅の花
散り来る時ぞ香はまさりける
であり、主上(正親町天皇)以下朝廷の面々が、
「ほほ~っ!内府殿(内大臣信長)も古の雅がおわかり
と見える」と賞賛する声が聞えてきそうな名場面です!
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