あややのやすらぎ 『蛇螺蛇螺日記』

平成の歌姫、松浦亜弥さんについて文字通り蛇螺蛇螺(だらだら)と綴る日記帳です。

ストリート

2005年07月23日 | 松浦亜弥
ギターの話題をもう少し続けましょう。

今でこそやたらと駅前や街角でギターを掻き鳴らし
うなり声を上げている「にわかミュージシャン」が
当たり前の風景のようにも思える程になりましたが。。

…実は私も…^^

今でこそ引っ込み思案で、デリケートで壊れやすく、
人前に出るのが非常につらいヒトである私(爆)。
ところが、高校生の頃から昼間日中人ごみの中で
がりがりとギターを鳴らし、ブルースハープを口元に
大声をがなりたてて快感を覚えていたものでした。

本当に気持ちいいのですよ^^。

歌うことの楽しさを知った、と言うのか何というか…
特にメッセージ性のある歌や叙情的な歌詞の詩を
メロディーに乗せて、その世界に心ゆだねて「うた」を
披露することで、時には歌いながら涙する事もあったり
何とも半ばナルシス気分も入って来て、自分に酔える
ことがまた最高の気分でした^^。

この「野外ライブ」の喜びが忘れられず、結局大学に
行っても同じように今度はキャンパスのド真ん中で、
その広場を囲むように配置された教室の建物を
いわゆるホールのように見立て、ハードゲージの弦を
最大限のボリュームで掻き鳴らし、歌はもちろんお腹
の底から、スピリットはハートの奥底から歌い続ける
その状況は、静かに勉強をしたい方にはほとほと
迷惑だったろう…^^。

自分の声そのものを楽器に例えて、大きな「波動」に
して聴く者達の心をいかに揺すぶるか。
それは自分自身の心を揺すぶるだけの心・魂を持って
歌う事。。
自身の心を揺すぶる事もできない者は、他人の心まで
共振させる事はできないのです。

現在流行っている「音楽」に多い、いわゆる「歌詞を
メロディーに乗せただけ」のカラオケみたいな歌や、
ただ単なる文字の羅列を「歌」という形で音を放つ
だけのようなものでは「心揺すぶる感動」または
「心の琴線に触れる」という事がありません。

亜弥ちゃんがいかに本物の「歌い手」であるか。

それはアコースティックのみで亜弥ちゃんの魅力を剥き出し
にしたようなライヴで一番発揮され、解る事になるでしょう。
コメント (4)
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