ゾシマ長老の死体から腐臭を発す 信仰と不信の葛藤
ゾシマ長老は死体が腐臭を発し、イリューシャは病死するが腐臭を発しない。作者はこの腐臭の...
「ホモ・デウス」と「カラマーゾフの兄弟」イワンの苦悩
宗教とイデオロギーはつねに、この世での存在以上のものを神聖視し、死に対して寛容だっ...
カラマーゾフの兄弟」訳者 亀山郁夫氏が追及する一貫するテーマは「黙過」
亀山郁夫氏訳の「カラマーゾフの兄弟」を読んできた割にはこの訳者について関心が薄かった。気になる記事が目に入ったのでメモしておきます。 黙過と言う言葉つまり見てみぬふりが飛び出して...
「人を愛するためには、相手が姿を隠してくれなけりゃだめだ、相手が顔を見せたとたん、愛は消えてしまうのだよ」
ユニバーサルスタジオジャパンで昼食をとったときのこと、近くに若い女性の3人組が座り、それぞれが一言も話すことなくスマホを操作しはじめ、休憩の間、最後までお互いに口を聞かない、これは...
「カラマーゾフの兄弟」はなぜロシアで生まれたか キリスト教(ロシア正教)の一神教が「カラマーゾフの兄弟」のモティーフ
「カラマーゾフの兄弟」はイワンの葛藤が主旋律でその葛藤を中心にして他の人物が興味深いポリフォニーを奏でる。 なぜイワンの葛藤が生まれたか。イワンはこの世の不条理をこれでもかと語る...
「カラマーゾフの兄弟」奇跡、神秘、権威の難問
追記 ホモサピエンス全史でネアンデルタール人に打ち勝ったのはこの三つである奇跡、神秘、権威をホモサピエンスが獲得したからだとわたしなりに理解した。 ...
「カラマーゾフの兄弟」 カラマーゾフ的なものと聖性 三人の兄弟はドストエフスキーの分身
2024-02-22 09:30:14追記 親鸞と近いものを感じる。ゾシマ長老は死体が腐臭を発し、イリューシャは病死するが腐臭を発しない。作者はこの腐臭の在りなしで何を言いたかっ...
小林秀雄「カラマアゾフの兄弟」罪人という永遠の題材を前に
今読み返してみると驚くべきことが書いてある。 アリョオシャはリザと結婚するが、グルウシェンカの誘惑から、リザを捨て、「人生否定と犯罪との荒々しい生活期を経て」僧院に逃れ、多くの子...
芥川は現代人の宗教の本質を鋭く摘出した、ドストエフスキーは未来の救いの方向をかすかながら見ている
日本人のあの世観 梅原猛より デカルトのメモ。 『方法序説』や『哲学の原理」で、神の存在と魂の不死の証明を行う。しかし まったく論理の遊戯にすぎないよ...
「カラマーゾフの兄弟」大審問官が最も池田大作氏を理解するのに役立つ
池田大作氏逝去に対し改めて賛否が報じられているが目新しいものはない。ここで紹介するまでもないだろう。 わたしはドストエフスキーが最晩年に表した「カラマーゾフの兄弟」大審問官が最も...
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