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今までの自分を振り返って、また一歩踏み出す力をつける自分日記(希望、夢を持つブログです)

異論       

2014-06-18 | Weblog

集団的自衛権、来週にも閣議決定 自民、公明と調整へ(朝日新聞) - goo ニュース

 

与党協議の上決めてしまおうとしている、国の向きを大きく変えかねない重要なものを閣議決定で決めしまう・・・強引さ。

多くの反対を無視して決めてしまうのは何故? 

 

そこで今、先にする事が多くある中、この法案を優先させるのは可笑しい。

財政赤字も膨らむ中、原油高騰による消費者物価の値上げの大きな問題は、 「戦争経済にある」という事実を受け止める時だと真に思う。

この 「世界を不幸にするアメリカの戦争経済」     ジョセフ・E・スティグリッツ+リンダ・ビルムズ著  より

今、このノーベル平和経済学者の 教授の書かれた本の内容に真摯に向かい合って、反省する時で好戦継続となる集団的自衛権行使による不利益を無視する時ではないと私は思うのです。

 

本の内容は戦争をコスト面から、多くの面(社会面・家庭面・人的面)に及ぼすリスク、そして多大なコスト面からの分析となっていて・・・確かにその通りと思えるものでした。

人的被害も大きく、財政赤字も膨らむ。 何よりも傷が増えすぎて国力衰退に成る話しだと思う。

今世界を二分して可笑しな方向に向かいかねない 「戦争経済」の向きを変える時だと思います。

 

帰還兵への医療対応も悪い状態で家族への負担が大きなものと成っているという。

良いものを生まない戦争経済に加担する、集団的自衛権行使容認は今早急に決める事ではないと思った。

 

この大きなコストを大事な教育・研究に使えないものかと言われているのですが、国益にはこの新しい向きに向かうのは良いこと・考えだと思う。

傷を増やす行為は被害者を増やし続けるもので、長期的にも良い影響はみられない。

「戦争経済」は一部の人だけの利益にはなっても、全体の利益にはならないものだと実感した。

 

教授の言葉

「アメリカがリーダーシップを取り戻せなかった場合のコストと影響は、アメリカ自身にとっても世界全体にとっても、極めて大きな問題となる公算が高い。 民主主義には戦争のチェック機能が備わっている。 イラク戦争を始めたのはアメリカだが、ブッシュ政権の軍事的冒険主義に歯止めをかけられるのも、アメリカ合衆国の有権者だけなのだ。」

 

なので、戦争経済に繋がる今の現政権の積極的平和主義による集団的自衛権行使の解釈は危険なものだとやはり思うのです。